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登山道の登り方

山の登り方はみんないっしょ

なぜか?

それは、僕以外の人間はそれの為の苦労をしてるから。だから、ロープウェイで頂上に登った僕を彼らは狂った様に叱る

ではなぜ僕がロープウェイを使ったか。

目的地は頂上みんな同じ。

それなのに、みんな同じ登り方って変じゃない?だって、みんなには脳みそがあってそれで考えることができるのになんかな……って思って僕は、ロープウェイを使った。知識を使ってみた。すると、リーダーらしき人間が僕の方に近づいてきて。

「ふざけんな!なんで、みんなと同じことを出来なんだ!みんな苦労してやってるじゃないか!お前は、それを慮ることも出来ないのか!」と大声で喚き散らした。(へ〜こんな白いお猿さんいるのか面白いななんて思いつつ僕はペコペコしてた。)

目的と手段

前者は、山頂に行くこと

後者は、登ること

だから、僕は人力では無く今までの全ての知識を使った。

すると、彼らはそれを使ったことを褒めることなく僕を非難する。何も怠けていたわけじゃない。僕は別の問題(コト)に力を使いたかった。ただそれだけ、それだけなのに彼らとのコンセンサスが取れない。そもそもそれをしようとしていない。

それで、僕は埒があかないと思って下山してみんなと同じ山道を通って登った。山頂でお猿さんにあった。ソイツが放った言葉に僕はムカついた。
でも、小さな世の中でこんな人がいるって知れて僕は嬉しかった。

多分彼らは、急がば回れと僕に言いたいのだろう。

それぐらい知っている。

なんか胸の中がモヤモヤする。

だから、僕は寝た。

なんだかこの締りの悪さは。

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