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#26 「I am You」 ~名作から学ぶ成長とは~

皆さんこんにちは。

いつも運気の記事を書いているのですが、悩むのはどこまで書いていいのか、どこまで伝えていいのかという事でした。

なぜなら、ある程度のところまで学ぶとそこから先はどうしても本人が悩まなければいけない現実に直面するからです。

スピリチュアルな話を深く書けない、伝えられない、伝えようとするとなぜだか調子が悪くなるなどの人が現れるのはこれが原因です。

でも、今の時代「高校倫理」で神道や仏教の一部も学ぶらしいし、ある程度のところは触れてもいいのでは?と考えて続けていた所、「触れこみ程度なら書いても構わないよ」というような現実に何度か遭遇したので軽く書きたいと思います。

私の学んできた事や体験も交えた主観もあるし、上記でも書いたように本人の問題に直面しますのでここから先は興味がある方以外は読まなくても大丈夫です。

多分読みたいと思ってくれる方は「こうしてあげたい」とか「こうだったらいいのに」という愛の深い方でおられると思いますが軽く読んで頂けるとありがたいです。

「I am You」

「私はあなた?」

3大アドベンチャーと言われているEver17に出てくるセリフです。

今こうしていろんな事を学んでからだと上手く出来てるなぁと思うゲームなんですが、それは置いといて。

よくスピリチュアルな話をしていると「宇宙」や「高次」「意識」という言葉を口にしますが今伝えられているその話題の大本は空海が学んだ密教の十住心論が元になっています。

知識で学んで発言している人もいれば体験として学んで発言している人もいますが、大体これに当てはまります。

密教を一言で表すなら「即身成仏」ですが、これは大宇宙=愛(仏性)の加護を受けている自分は大宇宙と一体となり、体をもったまま大日如来と心が結ばれることです。(下図1)
心が結ばれることで他者の幸せを願う意識が生まれます。
私という個人Aは大宇宙という高次の意識を通して個人Bでもある。
まさに「I am You」です。

図1

よく言われる自他を分けないというのはこういう意味合いがありますが(※仏教では自は自分であり他は仏ですが、この場合の自他は自分と他人を指します)、そもそも自他を分けないという意識(仏性)を目指すには現実や自分と向き合う必要性があります。

思いがあってそれを実現化させるには愛(3次元的)というものが必要だということは前の記事で書いたのですが、実現した後は現実と向き合うという事が必要になります。現実を認められるようになると今度は自分の中の思いと向き合うという事が必要になり、本人の魂の成長としての課題が現れどんどん助ける事が出来なくなっていくのです。

自分が知っていても教えてあげる事が出来ない。逆に相手に教えるという行為は相手の波動に合わせる事になるので相手の課題に付き合う事になります。
そうなると自分の成長から目を背ける事になり自分の成長は止まってしまいます。

愛を与えると言うことは自己成長を続けるということなのです。

これがまともな人程孤独と言われる根本原因でもあります。

ですが愛を与える為に自分の成長に集中していると成長途中の道で同じく成長をしてきた人に必ず巡り合います。

図2

そうすると会話はポジティブな会話になり、

「そんな経験してきたの?それは大変だったでしょう」
「ああ、それするとそういう事に直面するよね」

みたいな相手の頑張りを尊重する会話が増えます。

それは相手も険しい道のりを歩んできてそれを知っているからです。

ただ、成長したいと思ってる人、もしくは行動原理が「愛」とは逆の「恐れ」になっていて危なさそう、というような人に何かしてやりたいと思っている「愛」の深い方に一言あげられるならば

「忠告はしてやれ、干渉はするな」です。

そこから先は相手に課せられた課題になるので貴方が干渉するのはよくありません。

スピリチュアルな発言でまとめるなら、干渉しようとするから外側からの圧力で発言できなくなったり書けなくなったりしてしまうんです。

現実(3次元)的に物事をとらえると確かに大変な思いをしたりするのかもしれません、けれども

「死ぬこと以外はかすり傷」

です。

それが相手にとって学びとなる事もあるでしょう。自分は自分の課題に集中し、仏性を目指す事によって愛を与えていきましょう。



おまけ

今回の記事を共感できるクライマー向けにたとえるなら

その壁(岩)は相手の課題です、口を出すのはやめましょう。

危険なムーブ(動き)をしている時は忠告してあげましょう。けど正解のムーブを教えるのはマナー違反です。

他の人が登ってる壁や岩を登り始めるなどの明らかなマナー違反の場合は注意しましょう。けど聞き入れない場合は巻き添えをもらうと危ないので貴方が離れましょう。

わかるかな。


それでは皆様が良い人生でありますようお祈りしています。

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