#39 「男らしく」、「女らしく」よりも『自分らしく』
ここ数年ジェンダー問題というのが取り上げられていますが、皆さんはジェンダー教育はしていたり学んでいたりするのでしょうか。
日本ではまだまだ認識があまいと思うのは私だけでしょうか。
ですがこのジェンダー問題。自分の可能性を広げていくという点では大きく影響します。
よく子供の教育で「男(女)なんだから」と言ったりしてるのを見た事は無いでしょうか。
例えば将来演技で食べていきたいといった夢が出来たときに、男性で女性役を演じなければならないといった状況でジェンダー教育を受けてきた人はすんなり女性役を演じれたりしますが、周りに「男なんだから」といった言葉を掛けられてきた人はそれが自身のブロックとなってなかなか夢を実現していくことが難しくなってきます。
特に女性の方がこの問題は大きく感じます。男女差別を無くそうというのが世に広まって随分と立ちますが、まだこの女性だからという概念がぬぐい切れない会社も数多く存在しています。
また、日本では昔から「三つ子の魂百まで」ということわざがありますが。
潜在意識というのは3歳までに掛けられた言葉や、見聞きした事で決まってしまいます。
それが将来自分の環境=周りの現実を作っていく事になるわけなのですが、そこまで気にかけて教育をしている親御さんが世の中に何%いるのでしょうか?
多分10%も居ないのではないでしょうか?
私には関係ないという人が殆どなのではないでしょうか。
ですので自分らしく、自己実現をしていく為には環境に文句を言うのではなく自分が環境を変えていくという努力が必要になってきます。
ではどうすればいいのか。
潜在意識に入った記憶や考え方は基本的には変える事はできません。
例えば女性のコスプレが好きな男性で周りから「何で男なのに」と言われたとします。
そうすると子供の時からそういった事を言われ続けてきた人はマイナスの受け取り方をしてしまいます。
批判された。
貴方に関係ないでしょ。
といった感じです。
そう感じている時は自分が理想とする現実に進んでいるのではなく、現状に踏みとどまってしまっている状態になっています。
ですので自分が理想とする人や環境の近くにいるか、自分を認めてくれる人との関りを増やす必要があります。
ちなみに後者は認めてくれる人を多くという意味もありますし、少人数で数多くの時間一緒にいるでもいいです。自分が可能だと思う方にアクションしてみてください。
根本を突き詰めるとマイナスの考えを消すのではなくプラスの出来事を増やして行くという事です。
それはもちろんマイナスな現実と関わらないという逆の考えも含まれていますが、社会に出るとそうもいかない時が多々ありますのでプラスの出来事を増やして行くのです。
そうすれば同じマイナスな出来事が起こってもフーンと物事を他人事のようにただフラットにとらえる事が可能になります。
それは自分が理想とする現実に進んでいる証拠でもあります。
自分が成長しているから自分の成長から遠いマイナスな出来事に意識がいかなくなるのです。
また、理想の自分らしくいる為には自己管理も必須になってきます。
睡眠や食事などはメンタルにも影響を及ぼすことは精神医学や脳科学的にも解明されていますが、メンタルが落ち込んでしまうとどうしても潜在意識に刷り込まれた行動をしてしまいがちになります。
そうすると理想の自分とかけ離れてしまいますので、そことのギャップでまたメンタルが落ち込むという負のループに入ってしまいますので自己管理はとても重要になってきます。
是非、関わる環境を変え、自分を整えて自分らしく居られる理想の現実を作り上げていってください。
それでは皆様が良い人生でありますようお祈りしています。
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