鈴木 智幸

クルマ妄想です。 まさかいないとは思いますが、無断転載(パクリ)は禁止です、念の為。 …

鈴木 智幸

クルマ妄想です。 まさかいないとは思いますが、無断転載(パクリ)は禁止です、念の為。 勢いで書いたポエムを備忘録として載せてるだけですので、温かい目で見ていただけると幸いです。

最近の記事

日産ノート e-power E13型試乗記

はじめに2月の連休に降雪地域へ旅行する予定が入り、スタッドレス付きのレンタカーを借りることになった。 比較的低コストなレンタカーの中で、乗ってみたいクルマがある。日産ノート e-powerだ。 備忘録としてそのインプレを記す。 1.日産ノートとはE11型初代ノートは2005年に登場した。 K12型3代目マーチのホイールベースを2600mmまで拡大し室内スペースは大きく、ティーダと同じ1.5LのHR15DEエンジンを搭載し、マーチとティーダの隙間を埋める役割であった。 マ

    • アマティ計画〜マツダプレミアムブランドへの挑戦〜

      (過去コメント再掲です) バブル期の80年代後半、マツダはブランドイメージ向上の為、複数のブランド、販売チャンネルの構築を計画した。 マツダはそれまでマツダとフォード(オートラマ)の2チャンネル展開だった。 そこに、新型オープンスポーツカー(ロードスター)や高級クーペ(コスモ)向けにユーノス、軽自動車からスモールカー向けのオートザム、そしてプレミアムブランドアマティを加えた5チャネルとする。 同一プラットフォームで各チャンネル向けに車種を用意する、いわゆるバッチビジネスだ

      • マツダ3 1.5Lレンタカー試乗記

        8月にタイムズレンタカーにて、マツダ3の1.5Lガソリンモデルを借りた際の備忘録を記す。 過去マツダ3は1.8Lディーゼルと、SPCCIのスカイアクティブX、しかも両者共に本革内装の最上級モデルしか乗ったことがなかった。 低出力かつ簡素な装備の1.5Lガソリンモデルの出来がどうなのか、興味深い。 1.マツダ3 15Cについて タイムズレンタカーではマツダ3の15Cと言うグレードを用意している。 この15Cはレンタカーや法人向け廉価版グレードであり、一般向けカタログには無

        • スバルへの独り言

          先日、現行BRZと現行WRX S4を路上で見て思った。 スバル三鷹事業所沿いの天文台通りなので、スバル車目撃は珍しい話ではない。 しかし、現行のVBH型WRX S4は珍車と言われてもおかしくないほど、見掛けない。三鷹なのに。 それと同時に、見た瞬間の印象の違いに、我ながら違和感を覚えた。 マフラーを社外品に変えたBRZは、「お、元気だね。いいなぁ。」と言う印象。先代よりグラマラスになった現行BRZは性能だけでなく見た目もなかなか良くなった。 対してWRX S4は「へー

        日産ノート e-power E13型試乗記

          タイヤの選び方番外編 ミシュランについて

          2021年にNPの削除されましたスレに書いた備忘録の転載です。 ミシュランの謎 タイヤの話はもうお腹いっぱいだが、備忘録としてもう一つ。 ミシュランタイヤについてだ。 ミシュランと言えばうちのカミさんは、「何?レストランの話?」なんて言う位でタイヤの事なんてこれっぽっちも知らない。そう言う方も多いだろう。 タイヤメーカーとしては売上世界第2位、それも1位のブリヂストンに僅差のフランスにあるメーカーだ。 二大メーカーの1つ。歴史も古い。 自動車好きからはその性能や信

          タイヤの選び方番外編 ミシュランについて

          タイヤの選び方

          本記事は2021年にNPの削除されましたスレに記載した内容の転載です。 備忘録として。 はじめに 先日自家用車のタイヤを交換した。 クルマを持ってる方なら古くなったタイヤを交換した事はあるだろう。 そして、その際にタイヤ選びに頭を悩ました経験がある方も多いだろう。 もちろん私も毎回悩む。 なぜタイヤ選びが難しいのか。 そもそもタイヤはその単体の性能だけでは評価できない。ホイールに嵌めて空気を入れて車両に付け、更にはホイールアライメント(取付時の角度とそれに伴う接地

          タイヤの選び方

          2代目トヨタアクア試乗記

          0.はじめにたまたまだが、レンタカーを予約したらアクアが配車された。 タイムズレンタカーなので(タイムズレンタカーの前身はマツダレンタカー)マツダ3のつもりでいたのだが、アクアだった。 せっかくなので備忘録としてインプレッションを残す。 ただ、最初にお断りしておきたい。 当方、トヨタアクアは世の中のクルマの中で最も興味が湧かないクルマだった。 私の中ではもはやダイナやコースターと同じレベルの存在感である。 なぜか。 1つは初代アクアはクルマ好きがアツくなる部分もなく、

          2代目トヨタアクア試乗記

          ヤリスクロス試乗記

          0.はじめに 息子の交通事故を受け、お袋のクルマも運転支援付きにそろそろ変えないと、と考えた際、 私の頭の中でヤリスクロスが浮上してきた。 膝が悪くなっているお袋の事を考えると、乗り込む際に低く屈む必要の無い、座面高いクロスオーバーSUVにしたい。 ただ、多くのSUVは割とデカい。 小さ目のSUVは割と限られる。 その中でヤリスクロスを検討してみた。 1. ヤリスクロスとは ご存知ヤリス(旧来ヴィッツのグローバル名)をSUVに仕立てたもの。 とは言え、VWクロスポ

          ヤリスクロス試乗記

          ホンダセンシングについて

          (備忘録) 先日の息子と車の事故の件で保険会社との書類を見ていたところ、改めてわかった事が。 相手(加害者)のクルマの情報は全くわからなかったのですが、書類に車体番号が記載されており、GB7xxxxxxと。 ん? 現行フリードハイブリッドじゃん。割と新しい。 ならばホンダセンシング付きでは?と。 そう、ホンダセンシングは予防安全機能です。 衝突被害軽減ブレーキ、いわゆる自動ブレーキが付いてます。 なら、今回の場合止まれたんじゃ無いの? ただ、現行フリードは2019年の

          ホンダセンシングについて

          AF○ELAへの道程

          ※私が勝手に想像した完全フィクションですので、悪しからず 「一体どうなってるんだ!」 某日SO○Y役員会にて。 社長が怒鳴り散らしてる。 ソ○ー・ホン○モビリティについてだ。 「2020年には、3年後発売、5年後には黒字になる計画だったじゃないか。 それが2025年に発表、2026年から販売だと? いつになったら黒字になるんだ。 一体いくらつぎ込んだと思ってるんだ! 2020年にはクルマ出来てたじゃないか。 なぜこんなにかかるんだ⁈」 気持ちはわかる。 CES2020

          AF○ELAへの道程

          ポンコツ試乗記 日産マーチK12型

          (この記事は2019年に書かれたものです) たまにはポンコツ試乗記でも書いてみようかと思う。 ウチのポンコツ自家用車修理の間、代車を貸してくれた。 代車はK12型マーチ、2002年式だ。 エンジンは直4の1.2Lガソリン。 内装色は初期型に設定のあったシナモンと言う、オレンジとグレーのツートン。ダッシュボードやドア内張のオレンジ部分はシボ加工の上にキャンバス地のような印刷が施されている。当時なかなかオシャレでいい感じだったが、この手のデザインはボロくなると見るに堪えない状

          ポンコツ試乗記 日産マーチK12型

          E34のススメ(3代目BMW5シリーズ)

          (2020年6月の記録です 備忘録として) 会社の人に声を掛けられた。 私より20ほど年上の方だ。 「鈴木さん。ちょいとクルマについて教えてよ」 「どうしました?」 「いやさ、そろそろ次のクルマを探そうと思っててね」 聞けば、現在乗られているレガシィB4のABSユニットが故障したが、新品パーツは絶版で手に入らないと。中古部品をかれこれ半年ほど探してるが、出てこないと。 クルマはBE型レガシィB4。 希少な3L水平対向6気筒搭載、BEE型である。 「エンジンはまだま

          E34のススメ(3代目BMW5シリーズ)

          日野自動車の排ガス不正報道からディーゼルエンジン排ガスについてメモ

          日野自動車の排ガス不正がなかなか大変な事になってる。 当初は日野自動車が2014年に開発した新触媒による排ガス浄化システムの製品化を急いだせいかと思ってたが、そうじゃない、と。2003年から不正やっとるわい、と。 元々ディーゼルエンジンの排ガス浄化って昔から難しい。ある意味ではコレがディーゼルエンジンの最大の欠点と言っても良いほど。 ディーゼルエンジンの排ガスは一般的に、 燃焼温度を上げるとハイパワーだけどNOxが増える。 燃焼温度を下げるとNOxは抑えられるがPM(煤

          日野自動車の排ガス不正報道からディーゼルエンジン排ガスについてメモ

          シトロエン プログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)考察

          〈2020年にNewsPicksの削除スレに書いた文章です 備忘録として残します〉 シトロエンと言えばハイドロニューマチックサスペンション、と言うのが少し前の自動車好きの常套句である。 しかし、ハイドロニューマチック及びその進化系のハイドラクティブ搭載車は2代目シトロエンC5で終焉した。 理由は簡単。凝り過ぎで高コストだからだ。 ハイドロ関連は以下の試乗記で書いた。 今見返すと死ぬ程読み難い自己満足ポエムだが、ひとまず凝ってるサスペンションである事はわかるだろう。

          シトロエン プログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)考察

          スイフトスポーツ(ZC33S)試乗記 その2

          妹のスイスポが漸く納車されたので、運転させてもらった。 以前試乗車に乗った時は街中低速走行のみ、マトモに乗るのは初めてだ。 https://note.com/tomozoo1975/n/n448d7dcc4e6e クルマは2021年12月初旬に新車で納車されて950キロ程走行した車体。セイフティサポート装着のMT。 タイヤは純正ホイールに純正サイズのスタッドレス、ダンロップウインターマックス02へ変更されている。無理は禁物だ。 乗り込む際にオーナーから土禁と言われて面

          スイフトスポーツ(ZC33S)試乗記 その2

          メルセデスW202の思い出

          急に秋らしくなったこの頃。 ふとW202型Cクラスを思い出した。 あれは10数年前、9月のとある土曜日夜。 よく飲みに行くお姉さんからメールが来た。 「明日海行こう!バーベキューやりたい!」 え?もう9月中旬過ぎてるんだけど。 海なんて誰もいないだろ。 「だからいいんじゃん。誰か連れてきて」 そうすか。 翌朝、親友(男)を連れて、待合せのお姉さんのお家へ。合流して他の女の子2人を拾って海へ行くらしい。 お、ベンツW202型Cクラスのステーションワゴンが停まってる。

          メルセデスW202の思い出