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【お金の授業】知ってるだけで10万円は得する?!賃貸を安く借りる方法とは

こんにちは、けんちゃんです😄


皆さんは
賃貸物件を借りた経験はありますか?

賃貸物件を借りるときに
必ず登場するのが仲介業者です。

「いろんな物件を紹介してくれる人でしょ?」

と思っている方、半分正解です。

たしかにコチラが提示した
条件に合った物件を紹介してくれます。

しかし、契約の際に
ぼったくる可能性があるのも
仲介業者なのです。

知らないと10万以上損をしているかもしれません。

僕もつい最近引っ越しましたが、
見積もりを取った仲介業者によって
料金が5万近く違いました。


人生において
引っ越しのタイミングは
大きな出費を伴います。

「引っ越しなんてどうせお金かかるから気にしてない」

といって、財布の紐が
緩んでしまうかもしれません。

そのタイミングに付け込まれているのです。

お金を考える上で
まず最初に考えるのは支出カットです。

稼いだお金を無駄な出費に使わないように
しっかりと知識を付けていきましょう。


ということで今回は
「賃貸を安く借りる方法」
について解説します。



✅不動産業界の闇

不動産業界は情報が閉鎖的なため
やりたい放題やっている業者も多いです。

知識武装しないと全く勝てません。

まずは不動産業界について
軽く知っておきましょう。


1️⃣契約させることが正義

不動産業界は
1つの契約に対して料金が発生します。

契約をさせることに
注力せざるを得ない業界なのです。

契約した後は考えず
目先の契約を成立させることに神経を注ぐ
という古い考え方が未だに残っています。


2️⃣業界の自浄は難しい

不動産協会は相談窓口を設けていますが
協会の役員は不動産会社の代表だったりします。

自分の業界に対して不利益になることを
率先して進めようとは思いませんよね?

少なくとも数年で
業界がクリーンになることは
ないと思ったほうが良いでしょう。

つまり、誰かに任せていても
自分の身は守れないってことです。


✅賃貸業界の仕組み

賃貸を借りる上で
全体の構造を理解するのも大事です。

それぞれの関係性を理解していれば
簡単に騙されにくくなります。

知識があれば
"これ違いますよね?"
と言うことができるのです。


1️⃣登場人物と役割

賃貸を借りるときに登場するのは
基本的に以下の4つです。

<賃貸契約時の登場人物>
①入居者
②仲介会社
③管理会社
④保証会社

①入居者

これは自分自身ですね。
もちろん家を借りる人です。


②仲介業者

こちらは物件を仲介して
紹介料を貰う会社です。

内覧するときや契約の時にお世話になる人ですね。

契約が完了したら役目は終わりです。


③管理会社

賃貸物件を管理する会社です。
オーナーから委託を受けて管理しています。

家賃が振り込まれているか確認したり
共用部に破損がないか確認したりします。

何かトラブルが起きた時に
連絡する会社と思っておきましょう。


④保証会社

入居者の保証人となる会社です。

たとえば
入居者が家賃を払えなくなった場合、
家主に立て替えて払ってくれる会社です。

その後は入居者が保障会社に対して
家賃分のお金を支払っていきます。


2️⃣どこで借りても同じ

賃貸物件はどの仲介会社で借りても同じです。
家の中身が急に変わることはありません。

家電量販店をイメージしてみてください。

「ソニーのイヤホンが欲しい!」

と思ったとき

"ヤマダ電機"
"ヨドバシカメラ"
"ジョーシン"
などなど

どこも売ってる商品の性能は同じですよね?

だからこそ、
みんな安いお店を選んで買っていると思います。

ごく普通に日常で行っていることなのです。

これは賃貸物件も同じです。
安く紹介してくれる仲介会社で契約しましょう。



✅賃貸を安く借りる方法

賃貸物件を借りるときは
必ず相見積もりを取りましょう。

見積もりを取れば
その物件に入居するために
かかる初期費用の相場がわかります。

逆に相場を知らないとぼったくられます。

仲介会社を比較することでしか
相場を知るすべはないのです。


ちなみに、

大手企業="安心安全"

この認識は間違いです。

アパマンショップやエイブルといった
大手不動産会社はフランチャイズ契約が主流です。

運営自体は支店ごとに全く違う会社がやっています。

なので同じ大手の看板があっても
親切な会社もあれば、不親切な会社もあるのです。


相見積もりを取ったうえで
これから紹介する項目があったら
交渉していきましょう。

初期費用の見積もりの段階では
色んな項目を盛っている可能性が高いからです。

記録として残すため、
やり取りはメールにしましょう。
記録に残せば下手なことは言えなくなります。


1️⃣拒否すべき項目

<拒否すべき項目>
①書類作成費
②簡易消火器
③害虫駆除費
④安心入居サポート

これらの項目は
仲介会社の売上アップのために付けている項目です。
賃貸入居には必要ありません。


①書類作成費

仲介業者が取っても良い手数料は
『仲介手数料』のみです。

こちらが負担すべきものではないので
外してもらいましょう。


②簡易消火器

簡易消火器は家主が負担すべきものです。
入居者に負担させるのは間違っています。

こちらも迷わず外してもらいましょう。


③害虫駆除費・室内消毒

ホームセンターなどで売っているような
消臭スプレーをかけて終わりです。

これで数万円取られるのはおかしいですよね?

そもそも必要ない項目なので
外してもらいましょう。


④安心入居サポート

『安心○○』というサポート項目がありますが
室内の見守りサービスは火災保険で対応できます。

賃貸設備のための保険なら
家主が負担すべきであり
入居者に負担させるのは間違っています。

つまり、必要ない項目なのです。
外してもらいましょう。


2️⃣交渉すべき項目

仲介手数料は仲介業者や管理会社が
ぼったくっている可能性が高いです。

大前提として仲介業者は
入居者を見つけてくれたお礼として
家主からも仲介手数料を貰っています。

そして仲介業者が貰っていいのは
家主と入居者で合わせて家賃の1ヶ月分までです。

入居者から1ヶ月分ではありません。
合計して1ヶ月分です。


ちなみに仲介手数料に共益費は含まれません。

共益費を含めた仲介手数料を
請求してくる業者もいるので注意しましょう。


3️⃣交渉の余地がある項目

<交渉の余地がある項目>
①賃料・共益費
②敷金・礼金
③ハウスクリーニング
④鍵交換代
⑤保証会社加入料


①賃料・共益費

これは仲介業者ではなく
大家さんへの交渉になります。

不動産を運営するのもビジネスなので
借りるか迷っている人の話は聞いてくれません。

交渉の際は借りる前提で話しましょう。

そのうえで選択しを2つ出してみるのです。

"家賃を1か月サービスしてもらう"
or
"家賃を値下げしてもらう"

この2択で持ち掛けてみましょう。


②敷金・礼金

こちらも大家さんへの交渉となります。
基本的に交渉の仕方は賃料・共益費と同じです。

ただし、礼金については
仲介業者が盛っている可能性があります。
これは完全にアウトです。

相見積もりを取って
他者と比較することで回避しましょう。


③ハウスクリーニング

入居時に取られる場合と
退去時に取られる場合があります。

入居時に取られるなら

「内覧して綺麗だったので必要ない」

と言いましょう。

原則としてクリーニング費用は
大家さんが負担すべきとされています。


④鍵交換代

普通のキーシリンダーなら
1万程度で交換できます。

これ以上の金額の場合、
仲介業者がぼったくっている可能性が高いです。

自分で鍵屋を呼んで変えるのが
一番コスパが良いです。


⑤保証会社加入料

保障会社への加入料は
家賃の50%~80%くらいです。

こちらも盛っている業者がいるので注意しましょう。

対処法としては
家賃保証会社の負担が記載された
パンフレットを貰うことです。

そこに『〇%の負担』などの記載があります。
しっかり確認してから契約しましょう。



⌚1分で読み終わる記事要約

✅不動産業界の闇
1️⃣契約させることが正義

1契約に対して料金が発生する業界。
目先の契約を成立させることに
注力せざるを得ない状況になってる。

2️⃣業界の自浄は難しい
不動産協会の相談窓口は
不動産会社の代表だったりする。
協会に自浄する可能性は低い。

✅賃貸業界の仕組み
1️⃣登場人物と役割

①入居者
もちろん家を借りる人。

②仲介業者
物件を仲介して紹介料を貰う会社。

③管理会社
賃貸物件を管理する会社。
オーナーから委託を受けて管理している。

④保証会社
入居者の保証人となる会社。

2️⃣どこで借りても同じ
賃貸物件はどの仲介会社で借りても同じ。
家電量販店で商品を購入するのと同じ原理。

✅賃貸を安く借りる方法
1️⃣拒否すべき項目

①書類作成費
仲介業者が取って良いのは『仲介手数料』のみ。

②簡易消火器
簡易消火器は家主が負担すべきもの。
入居者に負担させるのは間違っている。

③害虫駆除費・室内消毒
そもそも必要ない。外してもらおう。

④安心入居サポート
火災保険で対応できるため不要。

2️⃣交渉すべき項目
仲介手数料は仲介業者や管理会社が
ぼったくっている可能性が高い。

仲介業者が貰っていいのは
家主と入居者で合わせて家賃の1ヶ月分まで。

仲介手数料に共益費は含まれない。

3️⃣交渉の余地がある項目
①賃料・共益費
大家さんへの交渉となる。

②敷金・礼金
大家さんへの交渉となる。

礼金は仲介業者が盛っている可能性あり、
相見積もりを取って回避しよう。

③ハウスクリーニング
原則としてクリーニング費用は
大家さんが負担すべきとされている。

④鍵交換代
自分で鍵屋を呼んで変えるのが一番コスパが良い。

⑤保証会社加入料
保障会社への加入料は家賃の50%~80%くらい。
盛っている業者がいるので注意しよう。

読者の皆様、いつもありがとうございます😊
また次回の記事でお会いしましょう✨


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📖参考文献

今回参考にさせていただいたのはコチラです
興味ある方はぜひご覧ください✨


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