見出し画像

Webライター転身3ヶ月の軌跡

「気がついたらWebライターになっていました。」

今は笑ってそう言える自分がここにいます。

noteで最後に記事を更新してから、もうすぐ1年が経とうとしています。

病気による2度目の休職で会社を辞めることになり、なかなか前を向けずに日々過ごしていました。

妻に支えながらとにかく休養第一と考え、気分転換に旅行したり、ひたすら読書に没頭したり。

そうしてようやく辿り着いた答え。

それがWebライターとして活動することでした。

Webライターになったのは「暇つぶし」がきっかけ

Webライターは、なろうと思ってなったわけではないんです。

会社を辞めてもそれなりに蓄えがあったので、妻からの勧めもありしばらく何もしないで過ごしていました。

とはいえ、暇な時間も多くてどうしようか悩んでいた時に出会ったのがWordPress。

せっかく時間があるのだから、思い切ってWordPressでブログを始めてみることにしたんです。

そうして、いざ作り上げたサイトに記事を投稿してみると、何とも言えない物足りなさを感じました。

投稿した記事は、当然ながら誰にも読まれないだろうし、お金にもならない。

「せっかく書くなら、少しでもお金になる方が良いじゃないか!」

そう思って試しにクラウドソーシングでライティング案件に応募してみたわけです。

Webライター初心者でも社会経験でカバーできる

実は、Webライターという職業は名乗れば誰でもなれるのです。

さらには、Webライター初心者でも「社会経験」があれば意外に執筆できるものが多いことに気づいたのです。

私は案件への応募に際し、何の準備もしていません。

ただの思いつきでやってみました。

提示できる経歴としては、会社員時代に採用広報として執筆した記事くらいです。

ところが、ダメもとで応募したところ、テストライティングであっさり合格。

よく分からないまま契約から執筆開始となり、よく分からないまま書き上げて納品しました。

大丈夫かな?と思っていたところ、思いがけないお褒めの言葉を頂戴し、契約継続となったのです。

何が良かったのか自分で分析してみたところ、下記の経験や知識だったんだろうと思います。

【子供の頃から大好きな読書で培われた日本語力】
読書好きは自然と日本語力が高くなり、文章を書く能力にも秀でると言われています。
【会社員時代に培われたリサーチ力】
資料作成や必要な情報収集で培ったリサーチ力は、記事執筆におけるリサーチでも無類の力を発揮します。
【会社員時代に培った知識】
会社員時代に担当した分野で身に付けた多くの知識が、得意分野となりスムーズに執筆できます。
【会社員時代の記事執筆経験や個人での記事投稿経験】
仕事で記事の構成作成から執筆まで経験していたので、そのまま同じことをしました。

Webライターとして得られるようになった報酬

Webライター初心者として、様子見で始めたのが文字単価0.5円のクライアントでした。

心理系の記事でしたが、人事職として多くの人の相談に乗った経験が活かせたのです。

そうしてあまり苦労を感じず執筆できると、単価0.5円ではさすがに低すぎると思い、単価1円以上の案件に複数応募してみました。

お約束のテストライディングはどれも合格し、すぐに受注できました。

おかげさまで、今では文字単価2円の案件も持っています。

Webライターデビュー3ヶ月にして、すでに単価1円以下での案件は除外できるようになりました。

Webライターとして稼げるかどうかは人それぞれ

Webライターとして稼げるのかどうかは、正直何とも言えません。

1つだけ確かなことは、分かりやすい文章が書けて、リサーチさえできれば記事は書けるということ。

そこに、自分の持っている知識と経験が活かせる分野であれば、そこそこ稼ぐのは難しくありません。

書きたい分野」より「書ける分野」で勝負することが大事です。

そして、低単価の案件はすぐに切り捨てて、高単価案件に応募しましょう。

あくまでも私の経験ですが、1円以上の案件でも意外と簡単に獲得できます。

Webライターだけで生きていくかは未定

Webライターとしてある程度収入を得られても、これ一本で生きていくかはまだ決めかねています。

なぜならば、毎日自宅で仕事をすることが、精神衛生上あまり良くないからです。

妻は働いているので、朝出勤を見送ってからはずっと1人になります。

外にも出ず、誰とも話さずにいると、どんどん社会から隔絶されていく気がしてなりません。

カフェで仕事をするのも1つの方法ですが、ノートPCのモニタだけだと作業効率がかなり落ちるので難しいのです。

なので、今はまだWebライター専業を続けますが、どこかのタイミングでアルバイトしながらWebライターをやるかもしれません。

気楽に生きるのが一番

会社を辞めてしばらくは、どうにも自分はもうダメなんじゃないかと思うこともありました。

それが、Webライターとしてそれなりに報酬を得られることが分かると、「人はどうにでも生きていけるもの」だと気づけたのです。

今は「世間体」「プライド」から解放され、「自分らしくありのままに」生きようと思えています。

「頑張らないで生きる」。これに尽きますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?