世界が複雑になっているのか、自分が世界を複雑に見ているのか
昔は、世界はこんなに複雑ではなかった、と感じることがある。
そう感じる一因として、昨今の情報技術の革新が挙げられることはたしかだと思う(江戸時代に生きた人が受け取る情報と比べたとき、現代を生きる私たちは凄まじい量の情報を受け取っているとの話で例えられたりもする。)。
それだけではなく、様々な知識を学び、その知識をもとに経験を積み重ね、得た経験と知識を結合させる作業を日々繰り返していると、見聞きする事象に対する解像度が上がってくという感覚があり、この感覚も、世界が複雑である