その夢は泡のように儚く

我が家の洗面台には、
ハンドソープとわんにゃん食器の洗剤
が並んでいる。

意識が今ここにあらずの状態だと、わんにゃん食器の洗剤が手に乗っているということが起こる。

手であんずにおやつあげたりもするから、この手も食器の役割を果たしているし、当たらずとも遠からずだなと思いながら、手を洗い直すこともある。

思えば手は色々な役割を果たしている。

愛するものに食べ物を分ける食器となり、文章の語り部にもなれば、人を傷つける凶器にもなり得てしまう。

明日この手が誰かを傷つけませんようにと願いながら、暫しの休息につかせる。

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