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「生涯投資家」を読み終えた感想

トモーロです。

今回は、私が先日まで解説していた生涯投資家という本を読み終えて私が感じたことや思ったことを書いていきたいと思います。

この本とても面白かったし、とても勉強になりました。お金や会社、経済について知っているだけでこんなことまでできてしまうのかと思ったのが正直な感想でした。

一方で、私たち誰もが持っているであろう派閥争い、特に理由もない感情的な否定というものが集団で集まると恐ろしいものになってしまうんだなと考えさせらる本でした。

そんな本を呼んで私が感じたことを早速紹介していきます。

では、いきましょう!


【お金を知っていますか】

お金と経済に関して、あなたはどれぐらい知っていますか。また、どれくらい人に教えることができるでしょうか。

ほとんどの人が正しく教えてくれと言われても、なんとなくのことだけしか教えることができないと思います。

これからの時代は、特にお金に関する知識、経済に対する知識がなければ、世の中の流れや状況について正しく判断できなくなるなと思いました。

決して、会社を経営する人や投資家のみが知っていればいいというわけではなく、私たちも知らないと正しく自分が今行っている仕事や事業が本当に良いのかどうか適切に判断することができません。

この本でも語られている「ライブドア事件」について、2000年ごろにすでに私たちがIT企業に対して理解していれば、経済の流れを知っていれば、お金について知っていれば、「フジテレビを乗っ取ろうとしている新興企業がいる」ということに怯える必要は無かったのではないか。

この事件は動かしたのは「世論」、つまり私たち一人ひとりの意見だったのではないか。そんな気がします。

今では、SNSの発達で誰でも世の中に対して発言することができます。昨日までそんなに目立っていなかった人が次の日には、インフルエンサーになっていることもある、そんな時代です。

意見を言うのはいいが、根拠のない否定、なんか嫌だから、気に入らないからという安易な理由で発言してしまうのは事態を予期せぬ方向に向かわせてしまうことがあるということだけは考える必要がある。


【コーポレート・ガバナンス】

コーポレート・ガバナンスについて、私はこれまで聞いたことあるなということをきっかけにネットや周りの人などに聞いてみたりしました。

しかし、正直よく理解することができなかった。コーポレート・ガバナンスとは、企業統治のこと。

それくらいの理解しかできなく、それがなんなのか、どのような影響を与えるのかまでは全く知らなかった。

この本を読むことで、それが理解できた。コーポレート・ガバナンスは私たちが考えるほど軽いものではなく、理解がないと世の中に大きな損害を与えかねないということを知ることができた。

また、上場企業の意味とはなんですか?この質問に対して、「信頼」という言葉が浮かんできてしまうでしょう。私もこの本を読むまではそうでした。

しかし、上場企業は資金調達をするために行うことというのを初めて知りました。これをみんなが知っていば上場企業だからいい会社という認識はなくなり、一人一人がもっと真剣に企業のことを見るようになるだろう。

「コーポレート・ガバナンス」と「上場企業の意味」この二つを我々が理解することで会社を私物化する経営者、意味のない歴史のしがらみや派閥がなくなるのではないか。そんな世界になればいいと願う。


【よりよい日本のために】

これからより良く自分自身のライフスタイルを手に入れるために、人任せにするのではなく、私たちが「お金」「経済」について理解を深めること、興味を持つことが重要。それはこの本を呼んで一番強く感じたこと。

私たちの意見で本来、罰を受けるべきではない人が逮捕されてしまうこと。日本をもっと面白くしよう、より良いものにしようと野心に燃える人たちに対して否定的な発言をしてしまうこと。

このことがどれだけ無駄なことか、よく考えたいと思ったし、この記事を読んでくれた人たちにもぜひ考えて欲しいなと思いました。

今回の生涯投資家という本、何度も言いますがとても面白い本でした。noteではなかなか伝えきれていない部分のもあるのでぜひ興味を持っていただけたら呼んでほしいなと思います。

それでは、また👋


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