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最強の食事術②マグネシウムと亜鉛の重要性

トモーロです。

今回も「最強の食事術」の解説をしていきます。前回は、食事に対する考え方とビタミンDについて解説していきました。

まだ見ていないという方は、下のリンクからどうぞ!

今回の内容は、人間に重要な3栄養素のうちの残り2つであるマグネシウムと亜鉛について説明していきます。とても重要な部分なので短くわかりやすくまとめたいと思います。

それではいきましょう!


【マグネシウムについて】

マグネシウムと聞いてどんな印象をお持ちでしょうか。「中学校の理科の実験で燃やしてすごく光るやつ」ぐらいの印象ではないでしょうか。私は初めて聞いたときにそうでした。

成分的には、そのマグネシウムなんですが、実は食事で摂るのが体にとってものすごく重要なのです。

簡単に説明すると、マグネシウムは細胞のエネルギーになるATP(アデノシン三リン酸)という物質を産出するための必須な栄養素になるのです。運動時の持久力、集中力の持続、精力などさまざまなものに作用します。

これまで持久力や精力などは肉食によって活発化し、維持できると思われてきましたが、実は肉食より菜食のほうが効果を発揮するともいわれており、アメリカでは菜食にスポットライトが当たっています。

日本人は、外国からの肉料理が入ってきたため、和食の素晴らしさを軽視した結果、肉食をすれば元気を維持できるという思い込みが広がってしまいました。

マグネシウム不足が原因になる理由は主に2つです。1つ目は加工食品の摂取やミネラルの含んだ野菜の減少など食品自体に含まれるマグネシウム量が減っていること。

もう1つが過度なストレスにより細胞内にマグネシウムがとどまることができず体外へ排出されてしまうといったことです。ジャンクフードに頼った生活をしているとマグネシウム不足が深刻化するので注意が必要です。

マグネシウムを多く含んだ食品は、ケール、ホウレンソウ、ブロッコリー、ゴーヤなど緑色の濃い野菜や海藻類、大豆製品に多く含まれていますので積極的に摂取しましょう。


【亜鉛について】

3栄養素の最後に紹介するのが「亜鉛」です。亜鉛の主な働きは、体を酸化から守る錆止めや有害金属を体外へ排出する役割があります。酸化とは、鉄でいうところの錆と考えてもらえばいいでしょう。

人間の体も錆びます。とても近い言葉が「老化」です。実は、老化はもちろん年齢によるところもあるのですが、食生活を改善するだけで遅くすることができます。

亜鉛が不足すると、男性機能の低下、視力の低下、認知機能に影響、臓器の機能が落ちる、髪の毛、爪が弱るなどの体の不調を招きます。

また、イタイイタイ病の原因となった水銀、水俣病の原因となったカドミウムなどが溜まりやすくなってしまうのです。

さらに、DNAレベルで問題が起きることもあり、お母さんの母乳に亜鉛が不足していると赤ちゃんの皮膚にも影響が出ることがあるので注意が必要です。

亜鉛を多く含む食品は、牡蠣、豚レバー、チーズ、卵黄、アーモンド、抹茶などに多く含まれているので摂取するようにしましょう。

亜鉛が不足してしまう理由は2つです。1つは、吸収不全です。つまり入ってくる分が少ないということです。特に70代から吸収率がガクンと下がるので気を付けましょう。

もう1つは、排泄過剰です。つまり出ていってしまうことが多いということです。特にアルコールの代謝も亜鉛を使いますのでお酒をたくさん飲む人は亜鉛不足になりやすい人です。


【最後に】

ここまでマグネシウムと亜鉛の重要性について解説していきました。どれだけ前回の記事と合わせて3栄養素が私たちの体にとってどれだけ大切なのかご理解いただけたと思います。

次回はこれまで私たちが普通に摂取してきた食べ物がどれだけ恐ろしいものなのかということを解説できればと思っております。

次回もお楽しみに!では、また!


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