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転職2.0③「有報のチェックとベンチャーの見極め」

トモーロです。

今回も、転職2.0の解説をしていきたいと思います。前回は、レジュメを書いて発信することが重要であるという話をしていきました。

その後、本格的に転職をを始める時は、基本的に業界を固定するかポジションを固定するかということについても話していきました。

まだ見てない方は、下のリンクからどうぞ!

今回は、転職する企業についてどのように調べればよいのか大企業とベンチャーではどちらが良いのかということについて書いていこうと思います。

それではいきましょう!


【有報を見ればわかる】

「転職して今よりも有意義な時間を過ごしたい」と思っていざ転職してみたものの、前職で働いていたときの方がよかったというように思いたくないですよね。

そのためには、自分が転職する会社のことをよく知らなければありません。転職した会社が実は倒産寸前だったということになってしまっては最悪です。

そんなことが起きないようにするために、伸びている業界を知るためにチェックしておくべきものが「有報」です。有報とは、「有価証券報告書」のことで、投資家向けに自社の強みや弱みを赤裸々に公開しています。

これを見れば、「なんで儲かっているのか」ということが分かるようになっているので、倒産寸前の企業を選ぶということがなくなります。かといって業界のすべての起業を一つずつ見ていくのは、気が遠くなります。

本書で勧めているのは、業界トップの有報を見ること。業界トップのものを見れば、その業界が伸びる業界なのかそうでないのかが分かるようになっています。

よく私たちがやってしまいそうなことが転職サイト&会社HPだけを見て満足してしまうこと。この話を聞いたとき、私は就活の時を思い出しました。確かに会社のHPだけの情報で満足していました。

みなさんも経験あるのではないでしょうか。転職サイト&会社HPの情報は少なからずバイアスがかかっているもの。有利な情報を多くのせがちなので、事実を見るためにも有報をチェックしておくべきです。


【大企業かベンチャーか】

実際に会社を選んでいくときに、大企業がいいのか、ベンチャーがいいのかということについてです。少し前の時代では、圧倒的に大企業に入るのが有利でした。

しかし、現在は大企業だから有利ということはありません。私のnoteでは何度も言っていますが、時代は変わりました。正直どちらがいいかというのは完全にその人自身の仕事に対する考え方によります。

決められた役割を与えられ、その中できっちりと仕事をこなしていきたいという方は大企業で仕事をするのがいい。逆に役割を超えて新しい仕事にチャレンジしていきたいという方はベンチャーで働いたほうがいいと思います。

要するに、人対企業のマッチングによって変わってきます。ベンチャー向きの人が大企業で働くと、窮屈さを感じます。「仕事の内容が大きく変わる」、「自分自身でポジションを創り出す」といったようなことは大企業には少ないベンチャーの魅力でもあります。


【いいベンチャーを見極めるポイント】

良いベンチャーを見極めるには何を見ればよいのか。それが次の4つのポイントです。

①伸びている市場に挑戦
②イケてるベンチャーキャピタルの出資
③プロダクトを使ってみる
④経営者、ビジョン、ミッションに共感できるか

この4つです。プロダクトとは、その企業が出している製品やサービスのこと。実際にそれらを自分で使ってみて、便利だなとか画期的だなと思えばそれは需要があるということです。

そのようなプロダクトをアウトプットしている企業は、この先を伸びる可能性が高いと考えられます。また、経営者の考えやビジョンに共感できるかということは重要です。

しかし、経営者だけが目立っているベンチャーは注意が必要です。ワンマン体質の企業は途中で失速する可能性が高いです。社員一人ひとりの発信もチェックできればより有利になります。

一番理想的なのは、成長しているけどそれほど目立っていないベンチャー。そんなベンチャーが探すことができれば、チェックしておくといいと思います。

ここまで有報とベンチャーのことについて話してきました。次回で転職2.0の解説は完結します。誰もが転職を考える時代において根本的なマインドチェンジが必要です。次回はその辺の話をして終わりにしたいと思います。

ではまた✋


ここまで読んでいただいてありがとうございます。この「トモーロの部屋」noteでは皆さんの学びのきっかけになるような記事、そして仕事に役立つような記事を中心に書いています。

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