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転職2.0②「レジュメを作成し、発信する」

トモーロです。

今回も「転職2.0」の解説をしていきたいと思います。前回は、終身雇用お話をしていきました。キャリアの常識が180度変わり、終身雇用が崩壊に向かいつつある現在では、転職を一つの選択肢として考えておかなければなりません。

そして、そのためには自分自身にタグをつけることが重要だという話をしていきました。

まだ見ていないという方は下のリンクからどうぞ!

今回の内容は、実際に転職を考え始めるとなった場合、実際にどのようにしていけばよいのかを解説していきます。その話で前回の「タグ」のことが重要になりますので、知らないという方は前回の記事をサラッと見ていただければいいと思います。

それではいきましょう!


【レジュメを作る】

レジュメを書くと聞いて、おそらく転職経験がない人は「レジュメって何?」という状態になると思います。私もこの本を読むまで転職におけるレジュメの意味は知りませんでした。

レジュメとは、「職務経歴書」のことです。自分がこれまでどのような業界でどのような仕事をしてきたのか。どのような事業に携わり、どんな成果を出したのかなど自分自身を転職市場に売り込むためのプロフィールみたいなものです。

おそらくほとんどの会社員の方が書いたことがないと思います。この職務経歴書を書くときに重要になるのがタグです。ある程度自分自身のタグを知っていなければこのレジュメの質が落ちてしまいます。

また書いてる途中に、「まだまだ自分にはこんなタグがあったのか」と盲点だったタグに気づくこともできます。タグは多いにこしたことはありません。

ではこのタグがなかった場合、例えばキャリアコンサルから「強みは何ですか?」「どんな仕事ができますか?」と質問されたとき漠然と「部長ができます。」とポジションで答えてしまう。

実はこのように答えてしまう方々が非常に多いようです。部長という役職でも会社によって求められることがバラバラですので答えになっていないのです。そのようなことがないようにレジュメを作成しておくことが重要になります。


【発信活動】

自分のタグをある程度把握することができたら、今度はその情報を自分でしまい込んでいても意味がありません。せっかく見つけたタグを外部に発信していきましょう。

ここで目的は自分自身を知ってもらうことです。人は、良く知らない人の意見をあまり聞こうとしません。普段の生活でも効率よく働いて成果を出している人や自分を助けてくれた人の話はよく聞こうと思いますよね。

今度は、自分が聞いてもらうためにはどうしたらよいのかを考えなくてはいけません。そのために、発信が必要なのですが、その時に大事になってくるのが「ターゲット」です。

誰に向かって発信するのか、そして受け取った側に利益を与えるということを考えながら発信していきます。本書で紹介されているのは、発信する範囲はまずは、自分が属している業界内、取引先の人+αぐらいのコミュニティに対して、自分のしている仕事や業界ニュースに自分のコメントをつけて発信することをお勧めしています。

そして、発信を始めたらとにかく続けること。めげずに発信し続けていきましょう。


【業界orポジションの固定】

実際に転職をするにあたって、やみくもに会社を探すのは失敗する確率が高いです。まず考えるのが、転職をするにあたり、自分の重視することを3つ挙げてみましょう。

収入、自由な時間(ワークライフバランス)、在宅勤務可能、福利厚生などと挙げていきます。これまでやったことがない分、意外と難しいと思います。それができたら、3つの中から1つに絞り込みます。これだけは譲れないという部分の探します。これがあなたのキャリアの軸になります。

今度は転職を基本的に次の二つのどちらで進めていくのかを決めます。

・同業界で別のポジション
・ポジションは同じで別業界

このどちらか2つの軸で転職を考えていけば、これまで自分がやってきた仕事を生かしつつ次の職場でも働けるかと思います。どちらも変えてしまうような転職は結構な博打です。

別のポジションを狙う場合は、需要の多い熱いポジションを狙っていくのがいいと思います。それでも現状、自分が持っているタグと需要の多いポジションがあまりにもかけ離れている場合には、2ステップの転職でそのポジションに行くためにというスタンスで考えるようにしていきましょう。

別業界で働く場合は伸びる業界を選ぶことが一番手っ取り早い。その中で自分の市場価値が高まるタグが得られるかどうかを考えていくといいでしょう。

そのために定期的に求人情報をチェックすることは非常に大事です。求人情報を検索していると、いつまでも埋まらないで空き続けているポジションを見つけることができます。そこを狙っていくといい。

次回は、どの業界が伸びるのかを知るためにはどうしたらよいのかを解説していきます。

ではまた✋


ここまで読んでいただいてありがとうございます。この「トモーロの部屋」noteでは皆さんの学びのきっかけになるような記事、そして仕事に役立つような記事を中心に書いています。

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