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超影響力②「相手と関係性を作る」

トモーロです。

今回も、超影響力の解説をしていきましょう。前回は、影響力の基本は信用と関係性にあるという話をし、信用について解説していきました。

今回は、二番目の関係性についてです。あなたは、周りの人に対して関係性をどのように築いていますか。影響力がある人は、周りに対して話をするときに「この話は私に関係があるかも」と思わせるのがとてもうまいんです。

人は、自分と関係があると思った話にしか興味を持ちません。自分自身がそうであるのに、いざ自分で話そうとすると自分の言いたいこと、主張したいこと、伝えたいことばかりを話してしまいます。

聞き手からすれば苦痛でしかありません。そこで今回は、相手と関係性を作るにはどうしたらよいか、3つの方法をお伝えしたいと思います。

それではいきましょう!


【この意見は支持率が高い】

まず、最初に紹介するのが「この意見は支持率が高い」と思わせること。どういうことなのか。それはテレビやラジオなどでも表れています。

昔から何かを紹介するときにベスト3やベスト10といったような紹介をするときがありますよね。なぜあのような演出をするのかというと、たくさんの支持を集めるものへの関心が高まるからです。

私たちは、あらゆる場面でたくさんの支持が集まるようなものへの関心が高まります。少し前のタピオカ、K-POPなどメディアなどで取り上げられば取り上げるほど気になってしまうものです。

ここには、私たちの社会的証明を得たいという感情が働き、多くの人がそうしているのだから合わせた方がいいかもと安全・安心の心理が働くのです。

これが日常の場面でどのように役立つかというと、例えば意見が二つA案、B案の二つに割れたとき「最近のSNSでもAよりBが流行です。これからもBの波が覚めることはないと思いますがいかがですか」とBのう方が支持はされていると強調するように会話をしていきます。

ポイントは、自分の意見に社会的な支持をプラスすること。そうすることでより相手を自分が望む意見に引き込みやすくなるのです。


【みんなと少し違う要素をプラス】

次に話すことが「みんなと少し違う要素をプラス」するということです。先ほど説明した通り、人は基本的にみんなと同じことがしたいと思うのですが、同時に回りよりも少し違う存在でいたい、少しだけ優れていたいと思うもの。

サラリーマンでいえば、会社における年収や自分の地位なんかもこれにあたるのではないでしょうか。みんなと同じ会社員だが、その中でも少し特別な存在でいたいと考えます。

少し違うだけで、そこに価値が生まれるからです。好きなタレントや曲なども「まだあまり知られておらず自分だけが知っている」といった少し優越感に浸れるような感覚誰もが経験しているのではないでしょうか。

まずは、社会的証明である程度は周りのみんなと同じであるという安心感を与えながら、その中で周りと少し違う要素をプラスしてあげると人との関係性はより深くなっていきます。


【ゴールを掲げる】

最後に紹介するのは「ゴールを掲げる」ということです。人はゴールを見せると安心して行動を始めます。確かに、終わりが見えている方が燃えるものですよね。

ゴールが決められていないマラソン大会って考えただけで走りたくないものです。そして、このゴールの設定の仕方も3つの方法があります。次の方法を使うことで相手との間に関係性を生み出すことができます。

その3つとは、「所属」、「正確性」、「一貫性の原理」です。まずは「所属」ですが皆さんもこんな言葉を聞いたことがあると思います。

観光地を説明するときなど「秀吉ゆかりの地」と紹介することがあると思います。このように紹介すると私たちは「秀吉がいいと思ったものをいいと思いたい」という心理が働きます。

誰かと同じ行動、思考、信念を共有したいと考えます。ポイントは多くの人が心惹かれるものを設定することで多くの人を集めることができます。

次に「正確性」です。これは簡単で私たちの周りにもよくある募金がいい例です。「1000円の寄付で5人の命救えます」といったようなこと。

私たちは誰もが少なくとも自分の行動が正しいと思いたいものです。その心理を使って多くの人が「その通りだよ」と思えるようなゴール設定をするとよい。

最後は「一貫性の原理」です。人は自分が選んだもの、やると決めたもの、面白いと感じたものなどの価値を重視する傾向にあります。

下した決断は将来に向けて一貫していきたいと考えます。家に交通安全の看板は置けないけどステッカーなら貼れるという家に数日後に看板を置いてもらえないかと頼むとYESとなる確率が上がるといいます。

このようなに一貫性を保ちたいという欲求を満たせるようなゴールを設定できるといいと思います。


今回は関係性について説明していきました。次回はヒトの無意識を操るという話をしていきたいと思います。

ではまた✋


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