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書評『続ける思考』
こんにちは!トモタメです。
今回はブックデザイナーの井上新八さんの著書『続ける思考』について紹介します。
井上新八さんは会社員をお辞めになった後、サンクチュアリ出版の元社長の高橋さんにブックデザインのお声をかけられたことがきっかけに、独学で始められ、20年間お仕事をされている方です。
アシスタントもなく年間200冊もブックデザインも書いている傍ら、毎朝空の写真を撮影したり、週1回noteに投稿したり、本1日1冊読んだりと本に箇条書きで書かれているものだけでも25個以上のものを継続している習慣化のプロです。
そんな方が、なかなか習慣化できない人に向けて、習慣化や継続できる思考法について書かれています。
この本を読んで時間を有効活用して、仕組化するとこんなにもたくさんのことを同時並行で人間は進めることができるんだと、自分がいかに勝手に制限をかけていたのかが良くわかりました。
印象的だったのは、目的を持たずに継続することの意味を知ることができたところです。
この本を読む前は、目的や目指すべき方向性が無いと、継続する意味がないと思い込んでいました。だから、その目的が達成されないと、落ち込むことが多く、これ以上継続するのが嫌になって、その後も何もしなかったこともありました。
井上さんのただ継続することの意味は、継続することで自分が変わることを楽しむことという言葉にハッとさせられて、心が軽くなりました。
人生って何でも好きなことをやってもいいんだなと。
別に目的を持ってもいいし、持たなくても良い。ただ自分がどのようにして継続したいことを継続できるかを考える。それをゲーム化し、自分が変わっていくプロセスを楽しむことが大切なんだなと思いました。
私も振り返ると、現在キックボクシングを月に1回から2回を3年以上継続しているのですが、キックボクシングをやる前と現在では格闘技全体に関する知識や格闘技を見る頻度、見方は全く変わりました。
その変化を楽しむことができるのも一種のスキルなのかもしれません。
何気なく毎日続けていることを、記録して変化の仕方が楽しめるようにうることも継続の上で大事なのかもしれないなと思いました。
自分が今やっていることを継続することができるように、繰り返し読み返したいなと思います。
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