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はじめて降りた南武線の谷保駅

商談先の住所を知って、車で行こうかと一瞬迷ったけど電車で行くことにした。
梅雨の晴れ間の小さな旅。
降りる駅は南武線の谷保。ずっと首都圏に住んできたけと、降りたことがない駅は都内にもたくさんある。谷保もそう。
谷保駅から目的の会社までは歩いて20 分。

往来の激しい甲州街道を渡り、田舎の夏休みを思い出させる小路になってマスクを外した。生温い空気でも大きく吸うと気分がいい。
鬱蒼とした林の中の坂道で感じた草いきれ。何故か懐かしい気持ちになった。
それも束の間、今度は国立府中インターチェンジの大通りが現れた。

帰りは別の道を選んで、谷保天満宮に寄ってから谷保駅に戻った。
境内の、人のない季節外れの梅林に小さな売店が開いていたのは不思議だった。
谷保天満宮は、交通安全発祥の地でもある。1908年に有栖川宮威仁親王殿下が先導した「遠乗会」という名のドライブツアーのゴールがここだったのが所以。

駅に着き、駅の階段脇なのに行き交う人もない場所に都知事選のポスター掲示板があった。
足を止めてじっくりと読んでしまった。
馬鹿馬鹿しいコピーもある。泡沫候補はどの選挙にもいるけど、供託金300万円支払ってどんな思惑なのだろう。

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