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風と隊列。クリテリウムという非日常。

宇都宮市内から東へ10キロの高台、工場やサッカー場、野球場などがあるエリアで行われたプロ自転車レースへ行ってきた。
2.2キロの周回コースを23周するクリテリウムと呼ばれる競技。無冠客試合だったが関係者枠のIDで観戦する機会をいただいた。

知識なし観戦経験ほぼ無しだったが、僕は、スピードに乗る直線コースの最前で新鮮な感動を覚えた。
クリテリウムという非日常を楽しんだ。

風。集団が通過する時に起こる風があんなにも強いのだとは思わなかった。
レース中盤になると、赤、青、黄と同じ色の選手たちの塊、隊列が生まれた。
一人の選手の腰を左右の選手が押すようにしてサポートする光景。
レース中に掛け合う選手の声。

レース後半、先頭集団は5名。
後方集団は30秒近く離されていた。
片手に持ったスマホのYouTube配信では、僕が自転車に関心を寄せるきっかけだったHさんが「これはちょっと難しいかもしれませんね」と実況していた。

専門家の予想を超えた追い込みの結末は、最後までわからなかった。
最終回で先頭集団が吸収されると、ゴールまでの直線でのスプリント勝負となって決した。
地元宇都宮ブリッツェンの小野寺選手が優勝した。

小野寺選手からわずか1秒遅れで5番手だったのは弱虫ペダルサイクリングチームの選手だった。
やけに映画の宣伝が目に付くけど、永瀬廉主演の「弱虫ペダル」、観に行こうと思う。

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