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お寿司を楽しマガジン

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お寿司に関する記事をまとめます。もっと美味しく、そして楽しくお寿司を食べる助けになりますと幸いです。
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【経験値=数100店舗】回転・非回転寿司店の見定め方(店選び・入店〜退店)

【経験値=数100店舗】回転・非回転寿司店の見定め方(店選び・入店〜退店)

のべ数百店舗、南関東にある回転寿司屋さんと回らないお寿司屋さんを(客単価3000円程度を中心に)食べ回り。

その結果、同じ会社が経営する店舗でも、お店によって良し悪しがあることがわかりました。

私の個人的な意見ですが、正直、サービスは何でもいいと思っています。

(このご時世、極端にひどい接客をする人はほとんどいないですし)

飲食店は、「味」と「清潔さ」がすべてです。

サービスが悪くても私

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メニューにない創作巻物【11選/がんばれ日本】

メニューにない創作巻物【11選/がんばれ日本】

「カリフォルニアロール」はとても有名(1980年代/発祥:アメリカ)です。

が、その他の巻物というと、何を思い浮かべますか?

食材を単体で用いた巻物を思い浮かべる方が多いと思います(それがとてももったいないと思います)。

・鉄火巻
・かっぱ巻
・かんぴょう巻
・ねぎとろ巻

……。

細巻と言えば、このあたりが一般的でしょうか。

では、軍艦はどうでしょう?

・いくら
・うに
・ねぎとろ

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板前とお客様の不思議な関係

板前とお客様の不思議な関係

板前は一度お会いしたお客様の顔を忘れません。

さらに、すべてのお客様との会話の内容や、お好みのネタ、お好みのお酒、会話のテンポ、(裁量によりますが)ちょうどいい距離感も、脳に記憶します。

それは訓練をすれば誰でも身に着けられる「技術」ですが、なぜ板前にはそのような能力が求められるのかというと、

もちろん「お客様に喜ばれるから」ですが、私はそれが不思議で仕方ありませんでした。

「美味けりゃい

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【#0寿司ネタ60種】非100円回転寿司の調味料・加熱・トッピングで「より美味しい」「より楽しい」食べ方の指南書(Z)(改)(超)

【#0寿司ネタ60種】非100円回転寿司の調味料・加熱・トッピングで「より美味しい」「より楽しい」食べ方の指南書(Z)(改)(超)

お寿司は、食べ方ひとつで美味しさと楽しさが何倍にもなる商品です。

お寿司は、板前と話しながら食べることで美味しさと楽しさが何倍にもなる商品です。

お寿司は、魚体を見てから食べることで、美味しさと楽しさが何倍にもなる商品です。

美味しく楽しくなることには、大きな感動があると思っています。

【皆さまにより多くの感動を味わっていただきたい】

それが、私がお寿司をテーマに文章を書く理由のすべてで

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【間もなく寿司の“旬”】夏にウマい寿司ネタ(つまみ)まとめ【39種】

【間もなく寿司の“旬”】夏にウマい寿司ネタ(つまみ)まとめ【39種】

魚がウマい季節といえば、冬でしょうか?

「寒いほうが魚が美味くなる」

これはよく使われる言葉ですが、必ずしもそうとは限りません。

確かに、冬には“美味しさの際立った”、“一般的に有名な魚”は多いです。

まず、河豚(ふぐ)。

冬こそ食べるべき代表的な魚です。

あと、鰤(ぶり)。

『寒ブリ』があまりに有名になりました。

冬になると富山の氷見の鰤が「〇〇万円で落札された」とニュースになり

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【神アナゴ】なぜ1%の穴子は99%の穴子の100倍美味いのか?【食べるべき場所 編】

【神アナゴ】なぜ1%の穴子は99%の穴子の100倍美味いのか?【食べるべき場所 編】

「良き出会い」が思いのほか多いと、人生が豊かになる。

これは前世の私がユーカリの葉を噛みながら言い放ったコトバであります。

すみません。ウソです。

突然ですが、お寿司屋さんで出てくる穴子は、どんな食感をしていますか?

「ふわふわ」でしょうか。

「ざらざら」でしょうか。

おそらくほとんどの人が、これらの食感をイメージするかと思います。私もそう思っていました。

温かければ、ふんわり。

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(非100円)回転寿司の元板前ライターが100万人に伝えたいこと【板前の技術編】

(前回の投稿へのリンク)

前回のエントリーを広くたくさんの方々にお読み頂き、大変嬉しく思っています。

ありがとうございます。

今回は、板前の「技術」について書かせて頂きます。

前回のエントリーにたくさんの反響を頂きまして、特に「お役立ち情報」に対するお喜びのお声を多数頂戴いたしましたので、今回もそういった情報を含めてお伝えできればと思います。

まず本題に入る前に、「板前の良し悪しを見極め

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(非100円)回転寿司板前時代に100万人に伝えたかったこと【価値の高い寿司編】

私は元回転寿司の板前です。

我々の使命は「お客様に喜んで頂くために全力を尽くすこと」でした。

その1点に関しては、あらゆる手段を使って全力を尽くしたと自負しています。

なぜなら、私は「お客様に喜んで頂くこと」だけを考えて働いていたからです。

なのに。

今まで、回転寿司板前時代に得た知識や経験を文章にしようと思うことがありませんでした。

単純に思いつきませんでした。

「そうだ! そうじ

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