散文集：記憶達「綺麗な時間」（２０１５）

記憶「綺麗な時間」
何か素敵なものを見ているとき、一人でいることが多いと思いました。映画だったり、丘の上から見える風車と海の水平線がかぶる夕焼けだったり、照明の綺麗なライブだったり、フラットからの夜景だったり、いつもは静かな町の一夜だけの人混みだったり、あなたと中華を食べている時だったり。他の人といるときは、たぶん人に注意を引かれてそこまで”綺麗”や”素敵”といったものに集中することは難しい。その人といるときは、時間そのものがいいのか、それとも、その人自体がそう形容されるべきものなのか。でもやはり、何かとてつもなく美しい瞬間を、だれかと共有したことは、そんなにまだありません。
人生は死ぬまでの時間つぶしという自分だったか誰だったかが言っていました。中二病気味ですが、その一言に対して、もしも私が誰かを好きになれて、そして誰かが同様な気持ちを抱いてくれることがあれば、それで人生とはいいものなのではないのでしょうか？僕にとってそれはどうやら難しいことのようで、もう少し良い人間になるように努力しなければと思います。それに人生を捧げるというのはとても誇張されたような響きですが、挑戦し続ける価値はあると思います。心、感情と気持ちの共有。
瞬間と、心を、同じ時間のなかで共に過ごす、そんな人生を持つこととは、できるのか、そう思い、僕はまだ履歴書を書き始めようと頑張っている、午前2時５２分。

Pretty time
When I see something pretty, I am often alone. Movies, sunset with windwheels and sea horizon from the hills, lights at the live house, night city view from my flat, one-night crowd in a quiet town, the time I have with you having Chinese meals…when I am with others, my attention goes to them. It does not go to “beautiful” or “pretty”. When I am with you, does that mean the time is beautiful, or you are beautiful? Regardless, I have not shared an indescribably beautiful moment with anyone so much,
Someone said that life is about killing your time. I go juvenile again, but if I get to love someone and that person has the same feeling on me, that is good life isn’t it? It seems hard for me to make that happen. I gotta be a better person. It is not like I would dedicate my life to that, but trying for it sounds worthwhile. Our heart. Sharing of emotions and feelings.
Moments and heart, at the same time we spend. Can we have that kind of life?
I am writing my resume at 2:52 AM.