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暑すぎる日本、でもそれが良い

2ヶ月弱ほど日本に一時帰国してきました。

7月中旬から9月上旬までの滞在で、毎日感じたのが「とにかく暑い」ということ。

日本、どうしちゃったんでしょう。

東京、京都、大阪、沖縄、北海道に行き、どこもかしこも暑い。

真偽は不明ですが湿度が10%高くなると体感温度が1度上がると、昔働いていた会社の警備員のおじさんが教えてくれました。

そして暑さと同じくらい驚いたのが、こんなに暑いのに道行く人たちが暑そうな格好をしていること。

男性はスーツを着ている人が多いし、女性も長スカート(もしくはパンツ)と長袖を着ている人が多い。

「みんな暑くないの?大丈夫?」と何度も心配になりました。

ハワイに行ったらみんなきっとアロハシャツ着たり涼やかなワンピース着たりするのに、なんで日本ではみんな頑なに暑い格好をするんだろう。日本は四季があって徐々に暑くなるから、「日本は暑い国!」と認識しづらいんだろうか。

こんなに暑いんだからTシャツで働いたっていいし、女子だってもっと足とか二の腕だしたってよくない?何にみんな遠慮しているの?なんて思ってしまいました。

帰国前は「冷房が効きすぎて屋内が結構寒いのかな?」と私も薄手のカーディガンを買い足したりしましたが、そんなことは杞憂で環境保全のためなのか弱冷房の場所が多い。暑い。どこもかしこも暑い。

今回の帰国で「メキシコと日本どっち暑い?」と100回くらい聞かれました。

たしかにメキシコって砂漠で暑いというイメージがありますが、メキシコシティは年中最高気温20〜28度の過ごしやすい気候。四季がなくて、雨季と乾季があるだけで、日本みたいに急激に暑くなったり寒くなったりしません。

メキシコは広いので州によって気候は変わるんですが、メキシコシティはそんな感じ。気温が高い日でも30度は超えないし湿度もなくてカラッとしているから暑さは全く気にならない。日本の方がぶっちぎりで暑い。

でもこんな暑い日本も、あと数週間すれば涼しくなって、数ヶ月後には紅葉して雪が降って寒くなる。それってすごい神秘的だよなぁと思います。

メキシコの年中変わらない気候は過ごしやすくて快適だけど、真夏のジリジリした暑さの中で「夏だー!」と感じる瞬間って、なんとも言えない尊さがありますよね。

秋がくると「もう夏が終わったんだぁ」ってしみじみするし、時間の有限さみたいなのを感じたりして。

だから結局、どんなに暑くたって「日本の四季っていいよね」って思ってしまいます。




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