TOMO

書いたり 歌ったり

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マガジン

  • オリジナル歌詞

    ソロ活動を主に、場合に応じてデュオ編成やバンド編成で活動してきたシンガー&ソングライター「TOMO」のオリジナル歌詞です。 事情があって歌うことが叶わなくなったので、他のミュージシャンに提供して作曲・歌・演奏をお願いすることにしました。

  • 癌に関すること

    2014年6月からの闘病記録と癌に関する情報

  • ライブ動画来歴

    2010年~2019年

  • Zipanguの薔薇

    オリジナル曲を主にノンジャンルな音楽を歌い演奏するトリオ (適宜にゲストミュージシャンが参加) TOMO / Vocals, Guitar MASAYO / Vocals, Cajon, Harmonica YUKKO / Electric Upright Bass

最近の記事

幸せの色

目覚めて窓を開けて 夜明け前の大気 吸い込む 薄暗い空が しだいに焼けて 生まれたての朝が微笑む ここにいる私を丸ごと祝福 そうして初めて見える色がある ああ なんて世界は美しいの 愛するために 愛されるために A color of happiness Will you show me if you know it ? A color of happiness Will you kiss me if you have it on your lips ? エメラルドの水面

    • 期待

      未来は全方向に開かれてる ただし期待が無ければさ 行き先を決めるのは きみだよ 過去のいろんな刷り込みじゃない 愛は生きるための最強エナジー そいつがあれば おれたち無敵 自分の人生に 無償の愛を捧げよう 期待しない自由さを知ってるかい? そこに怖れは存在しない こうなってほしい ああなればなぁ 期待の裏に忍び寄る不安 他者には他者の生き方があるし きみは きみにのみ責任を負え 自分の人生に 無償の愛を捧げよう 期待しないことは諦めじゃない むしろポジティブな生きる姿勢

      • 笑うガール

        呼吸を するように きみは自然に笑う ほら聴こえるだろう すべての命の歓声が きみの笑顔が もたらす奇跡 笑うガールが世界を救うのさ Oh yeah 目覚める いつもの朝 きみは伸び伸び笑う たとえ窓の外が 雨でも晴れでも曇りでも きみの笑顔は天下無双 笑うガールが世界を救うのさ Oh yeah 寂しさ悲しみ知ってる きみは それでも笑う 幸せに なりたいより 今 幸せで いなさいと きみの笑顔は ほとんど真理 笑うガールが世界を救うのさ Oh yeah

        • 今日の空

          図書館に入ると本たちが歌い始める 分類された棚の連なり 迷路のよう 過去に書かれた未来についての文章 本に呼ばれると聞いたことがある 「見つからないわ」 本気で探してないからかしら 何も借りずに出口に向かう 明日は たちまち昨日になる 今日という日を すっ飛ばして だからさ 今日の空を しっかり見なくちゃ たまには ゆっくり歩道を歩こう 田舎の方が都会より車社会なの ウインドウガラスに切り取られる空 ビルの谷間から見上げた空 「もう戻らない」 ここには ここの窮屈さがある

        幸せの色

        マガジン

        • オリジナル歌詞
          11本
        • 癌に関すること
          55本
        • ライブ動画来歴
          21本
        • Zipanguの薔薇
          13本

        記事

          冒険者

          さあ行くぞと立ち上がる 丘の向こうは まだ暗いけど やがて空が輝き始めるさ 愛用のハットをかぶって ブーツの紐 締め直して 踏み出す足底と地面の間には 未知の神秘が息づいている 時間は未来から過去に流れてる 流されれば過去に生き 踏みとどまれば未来に向かう さあ顔を上げて前を向いて 悠々と この大地に立とう 土地は それぞれの顔を持つ 落ち着けないなら旅立つしかないさ 伸ばした手に触れる温もりがあれば 地の果てまでも行けるだろう 知ることは快楽の一つ 冒険心は愛の別名さ

          冒険者

          一歩一歩

          自分の価値観から 一歩も出てこない人よ あなたから見える 世界に興味がある いったいどんな 色に染まっているの 周りに笑顔は あるのかな ぼくたちは時間の 砂漠を歩いてきた 風紋を見たり 虫の音を聴いたり 自分の現状から 一歩踏み出せる人よ 怖いものは面白いと 知っているんだね 恐れでなく愛に 基づいた選択をすれば そのとき人は 自由になる ふと振り返ったとき気づく 一歩一歩の足跡が 今を作って いるんだと 人生ってのは ただ それだけのことなんだ だから素直に 日々を

          一歩一歩

          向日葵

          何事も運命なのかしら 良かれと思って この道を選び 信じれると思って あの人を選んだ 後悔などしないわ 後悔などしたくない 得たものもあるし 失ったものも でも 私なりに懸命だったのよ 私はまだ若いし もう若くない 私はまだ愛せるし もう愛せない 本当の歌を うたいたいわ 風の舞う川辺を歩きながら 私はもう若くないけど まだまだ若い 私はもう愛せないけど きっと愛に出会うはず そういえば 心から泣いたことなどない 泣くときは あなたの胸でと決めていたけど 寄り添ってくれる

          向日葵

          運ぶ人

          今日は風が強めに吹いてる ハイウェイ沿い 立木の枝がゆれる 太陽は頭上で輝きを増して まもなく馴染みのダイナーに着く いつものメニューで腹ごしらえさ 忙しい日々 たまには追憶にふける 食後のコーヒー 飲みながら 人生の意味を知るには若すぎて 起点回帰には遅すぎて それでも前に進まなくっちゃ 躰 動くうちに 魂を運べ 動かなくなったら 魂を放て きみと共に歩んだソウルは 懐かしい場所に帰っていくだろう 出発の時がきた 四つの輪っかの回転は まるで止まるを知らぬよに いくつ

          運ぶ人

          ふたたび放置・様子見状態へ

          俺の病の現状は、直腸がんの肺転移ならびに後腹膜リンパ節転移で、ステージ4である。 過日、主治医との面談時に、使えるかもしれない抗がん剤の話題が出た。 そのときまでに、腫瘍を消滅あるいは縮小させる効果は無い「後方ライン」と呼ばれる薬の一つである「ロンサーフ」を服用しており、結果として腫瘍の増大が止まらなかったために使用を取りやめた時期だった。 主治医は、もう使える薬が無いから、しばらく何もしないで様子を見るという診断を下した。 しばらく経ったある日のこと、ネットで新薬の情

          ふたたび放置・様子見状態へ

          サンムーンの5周年

          サンムーンの5周年イベントやります。 発病から7年、SUN MOON HALLオープンから5年が経ちました。 難儀だったことも楽しかったこともありましたが、不思議な明るさと共に歩んできました。 もちろん多くの人に支えられ励まされてのことです。 ありがとうございます! よかったらイベントに足を運んでください。 詳細は下記ページにあります。 2021.10.23 サンムーンの5周年 / 第一夜 https://www.facebook.com/events/3562

          サンムーンの5周年

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          また会おう Ver.2 / words Tomo Kusunoki / music Yoko Yamamoto / feat. Kenji Koga

          山本陽子嬢とのコラボ曲「また会おう」は進化を続けております。 Ver.2では、福岡県糸島市在住のミュージシャン「古賀賢治」さんに、ストリングアレンジと演奏で加わってもらいました。 ピアノのみの伴奏とはまた一味違った良さがあります。 一つの曲を媒体にして生じる、いろいろな人のつながりは素晴らしいと思います。 もし、こんな楽器を加えてみたいというアイデアをお持ちの方は、コラボよろしくお願いします。 (陽子嬢のススメで、最後に俺登場なり)

          また会おう Ver.2 / words Tomo Kusunoki / music Yoko Yamamoto / feat. Kenji Koga

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          歌詞について思うこと

          俺の書く歌詞は饒舌ではない。 読む人によっては単なるイメージの羅列と捉えられるかもしれない。 これは俺の好みであって、他の作家が書く歌詞もシンプルなものに惹かれる。 歌詞の作者は何らかの意図があって書くのだろうし、その意図を伝えるために数多くの言葉を要する人がいることは理解できる。 また言葉は音でもあり、メロディに乗せたときのグルーヴ感を重んじる人もいると思う。 俺は日本語を使ったラップという音楽ジャンルが苦手なんだが、物凄く多くの言葉が独特のビートに乗って繰り出され、聴

          歌詞について思うこと

          直腸癌の治療記録(2014~2021)

          ■ 2014年 自覚症状として少し前から下痢や残便感があった 2014.05.08 益田 山尾内科医院 脾臓エコー検査 神経性大腸炎用漢方薬 2014.05.31 益田 たかせ内科医院 腫瘍マーカー検査 2014.06.07 たかせ内科医院 腫瘍マーカー結果判明 基準値オーバー 2014.06.12 益田 医師会病院 初診 2014.06.17 医師会病院 大腸内視鏡検査 直腸癌と判明 2014.06.19 医師会病院 腫瘍マーカー検査 2014.06.23 医師会病院 20

          直腸癌の治療記録(2014~2021)

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          また会おう words : tomo kusunoki / music : yoko yamamoto

          過日に書いて暫く寝かせておいた歌詞が曲になりました。 友人に、よかったら作曲してほしいんだがとオファーしてみたら、私でよければと快諾していただきました。 作曲者自らが歌い、演奏もしています。 彼女はシンガー&ソングライター、ドラマー、キーボーディストと多才です。 このコラボが、みなさんの気に入ってもらえたなら嬉しく思います。 -------------------- きみの生き方 グルーヴがあるね 期待は未来を限定するから 水が流れるように しなやかに そのように きみは生きてるんだろ? 78億の同時代人がいる そのほとんどに出会うこともなく ぼくらは この生を終えていく でも きみと知りあえたからさ たぶん ぼくは もうすぐいなくなって 空間が少し広くなる そこには風が吹き入って きみの耳に その音が届く アディオス セニョリータ きっと また会えるさ どこかの惑星の小さなカフェで ぼくの まなざしを覚えていれば きっと また会えるさ

          また会おう words : tomo kusunoki / music : yoko yamamoto

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          一歩一歩 / 2021.7.17 / LIVE at 山形屋

          自分の価値観から一歩も出てこない人よ あなたから見える世界に興味がある いったいどんな色に染まっているの 周りに笑顔は あるのかな ぼくたちは時間の 砂漠を歩いてきた 風紋を見たり 虫の音を聴いたり 自分の現状から一歩踏み出せる人よ 怖いものは面白いと知っているんだね 恐れでなく愛に基づいた選択をすれば そのとき人は自由になる ふと振り返ったとき気づく 一歩一歩の足跡が 今を作って いるんだと 人生ってのは ただ それだけのことなんだ だから素直に日々を味わうんだ (photo by koju)

          一歩一歩 / 2021.7.17 / LIVE at 山形屋

          一歩一歩 / 2021.7.17 / LIVE at 山形屋

          二百年 / 2021.7.17 / LIVE at 山形屋

          確かなことは二百年後に 生きている同時代人は いない それを思うと彼らに少しだけ 優しい気持ちに ならないか? 緑の草 地面を覆う果樹園に 屋根と壁が白い小屋が建っている 海の方角から落日の光が 確かなことは二百年前に 生きていた人たちがいた それを思うと彼らに少しだけ 愛しい気持ちを抱かないか? 木々の間に煌めいているのは 黄金 敷きつめた春の海 今日だけを生きれば二百年は一瞬だ 木々の間に煌めいているのは 黄金 敷きつめた春の海 今日だけを生きれば二百年は一瞬だ (photo by koju)

          二百年 / 2021.7.17 / LIVE at 山形屋

          二百年 / 2021.7.17 / LIVE at 山形屋