アルビレックス新潟とベガルタ仙台の事件 発覚までの裏にある実情とは

私の実家のある新潟のJ2クラブ、アルビレックス新潟と、現在住んでいる仙台のJ1ベガルタ仙台。この両クラブに相次ぎ不祥事が持ち上がりました。


https://www.albirex.co.jp/news/59847/

https://www.vegalta.co.jp/news-team/2020/10/post-632.html


新潟は選手の飲酒運転、仙台は選手の暴行での逮捕で契約解除という内容でしたが、サッカー好きとしては悲しい不祥事です。

共通するのがどちらもクラブ内での事実把握はあったものの公表は控えていた。ところが、第3者からの通報や週刊誌の掲載で発覚したという後手後手な対応と取ってしまったことです。

後手後手な対応で却ってクラブの信頼を失墜させたことはフロントの猛省すべきところですが、今回の件は今のJリーグの地方クラブを取り巻く厳しい環境が影響しているのも少なからずあるのではないでしょうか。


アルビレックス新潟、ベガルタ仙台ともに地方にホームタウンのある、特定の親会社を持たないクラブです。元々苦しい経営のところ、コロナが直撃。チケット収入や広告収入が激減しました。

両クラブの経営陣には、事件の公表も大事だが、公になるとクラブのイメージダウンとなり、スポンサー契約が打ち切られる、減らされると考え、なるべく穏便に図ろうと、と考えたかもしれません。ところが外部から発覚、という最悪な結果になったという可能性もあると思います。


後手後手な対応をどう組織として立て直すかという部分と、コロナ禍で困窮している地方のスポーツクラブをどう継続させていくか、その両方を検討していく時期なのかもしれません。


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