友田とん

作家・編集者。ひとり出版社・代わりに読む人 代表。こちらに移転しました→ https:…

友田とん

作家・編集者。ひとり出版社・代わりに読む人 代表。こちらに移転しました→ https://www.tomodaton.com/profile/

マガジン

  • 『百年の孤独』を代わりに読む

    ガブリエル・ガルシア=マルケスの『百年の孤独』をゆっくりと読んでいきます。月1回更新予定です。

  • 友田とんが勝手に歩くー『百年の孤独を代わりに読む』行商旅日記

    『『百年の孤独』を代わりに読む』を直接手に取ってもらうため、著者が勝手に日本各地を訪ね歩く行商旅行記です。しかし、行商旅日記のはずが、ついつい話が関係ないことや、読んでいる本、食べたものなどに脱線していきます。

ストア

  • 商品の画像

    試行錯誤1

    『試行錯誤』は読む/書く人々の試行錯誤のための実験室です。文芸に新しい視点をもたらす著者のエッセイや批評を集めています。目次:・わかしょ文庫 大相撲観戦記 第一回  どうしてわたしは相撲川柳を作るのか・陳詩遠 なにがなんだか 第一回  チャリの鍵を有り得ないペースでなくし続けている/他2編・伏見瞬 蓮實重彥論 第一回  蓮實重彥を迂回する・友田とん 取るに足らないものを取る 第一回  マティス展とマジック「可笑しさで世界をすこしだけ拡げる」をモットーに活動する、ひとり出版社、代わりに読む人では、読む/書く人々の試行錯誤の場となる公園を目指す文芸雑誌『代わりに読む人』を刊行しています。これは編者、著者、制作者が一年近くを掛けて制作し、完成度を高めていく公演でもあります。本誌はその別冊として、よりフットワーク軽く試行錯誤する小さな実験室です。『試行錯誤』を年数回発行する予定です。実験を繰り返すなかからこれまでにはない形の本が生まれていくように取り組んでいきます。試行錯誤の性格上、うまくいくものもあれば、うまくいかない試みもあるでしょうが、そうした試行錯誤のプロセスや悲喜交々を味わい、その中から何某かが徐々に顕れてくるのに立ち会っていただけたら幸いです。(「試行錯誤のはじめに」から)文庫判56頁、並製本表紙用紙:アラベールスノーホワイト110kg 、本文用紙:上質紙70Kg発行年月:2023年11月発行所:un poco / 代わりに読む人
    ¥990
    代わりに読む人ブックストア
  • 商品の画像

    メールマガジン 思考錯誤(全号合本・PDF版)

    読む/書く人々の試行錯誤の場として、2022年6月〜23年3月まで配信されていた出版社・代わりに読む人の月刊メールマガジン「思考錯誤」全号(1号〜最終9号)を再レイアウトしてPDF化しました。目次【1号】(2022年6月発行)・大相撲観戦記 第一回 大関の悲しき猫騙し - 令和四年夏場所 - ……わかしょ文庫・蓮實重彥論 第一回 「表層」の一語を素通りする……伏見 瞬・『2666』をバラして読む 第一回 『2666』とは一体何なのか?……友田とん・取るに足らないものを取る ① 外からやってくる……友田とん・執筆者プロフィール【2号】(2022年7月発行)・蓮實重彥論 第二回 「儀礼」を分かつ……伏見 瞬・取るに足らないものを取る ② 刺身のツマ……友田とん・大相撲観戦記 第二回 さらば安美錦……わかしょ文庫・『2666』をバラして読む 第二回 出入り禁止……友田とん・取るに足らないものを取る ③憶えている……友田とん・執筆者プロフィール【3号】(2022年8月発行)・『2666』をバラして読む 第三回 マレーシアの部……友田とん・大相撲観戦記 第三回 人は見かけによらない -令和四年名古屋場所-……わかしょ文庫・蓮實重彦論の余白に 不健康な身体からの報告 ……伏見 瞬・取るに足らないものを取る ④ホーミー……友田とん・執筆者プロフィール【4号】(2022年9月発行)・取るに足らないものを取る ⑤フェリーを見送る……友田とん・大相撲観戦記 第四回 玉鷲レジ打ち体験 ……わかしょ文庫・蓮實重彦論の余白に − ジョン・フォード特集上映 vs 伏見瞬 −……伏見 瞬・『2666』をバラして読む 第四回 石のおかげ……友田とん・執筆者プロフィール【5号】(2022年10月発行)・取るに足らないものを取る ⑥ 宮沢章夫の小説「返却」……友田とん・大相撲観戦記 第五回 彼らに報いたい ……わかしょ文庫・蓮實重彦論 第三回 蓮實重彦と恋 ……伏見 瞬・『2666』をバラして読む 第五回 心理的抵抗……友田とん・執筆者プロフィール【6号】(2022年11月発行)・大相撲観戦記 第六回 大相撲ファンは全員差別主義者なのか……わかしょ文庫・蓮實重彥論 第四回 蓮實重彥と1968年……伏見 瞬・取るに足らないものを取る ⑦ わかっている人……友田とん・執筆者プロフィール【7号】(2022年12月発行)・蓮實重彥論 第五回 『論集 蓮實重彥』を代わりに読む……伏見 瞬・大相撲観戦記 第七回 「マーちゃん、俺たち、もう終わっちゃったのかな?」……わかしょ文庫・取るに足らないものを取る ⑧ マジック……友田とん・執筆者プロフィール【8号】(2023年1月発行)・大相撲観戦記 第八回 すごいぞ清見潟親方……わかしょ文庫・取るに足らないものを取る ⑨ 役に立たない予知能力……友田とん・蓮實重彥論 第六回 『ユリイカ 総特集=蓮實重彥』を代わりに読む。……伏見 瞬・執筆者プロフィール【最終9号】(2023年3月発行)・終刊のお知らせ・大相撲観戦記 第九回 今を生きる人と二十年後を見据えて生きる人……わかしょ文庫・蓮實重彥論 第七回 蓮実重彦と村上春樹の文章は似ている……伏見 瞬・『2666』をバラして読む ⑥ バラしてはみたけれど……友田とん・取るに足らないものを取る ⑩ 注意…友田とん各号をバラでも購入いただけます:1号:https://kawariniyomuhito.stores.jp/items/653a78b9ea71f3087096f0442号:https://kawariniyomuhito.stores.jp/items/653b29cfa1be0e0e4cafd75c3号:https://kawariniyomuhito.stores.jp/items/653b2a2f9d2582002fe6f8544号:https://kawariniyomuhito.stores.jp/items/653b2a94a7ffd400341741895号:https://kawariniyomuhito.stores.jp/items/653b2af7ea71f31bec96f4f76号:https://kawariniyomuhito.stores.jp/items/653b2b45a7ffd400341741c57号:https://kawariniyomuhito.stores.jp/items/653b2bad93532508868472f28号:https://kawariniyomuhito.stores.jp/items/653b2bfa6f1dc916d669f8dd9号:https://kawariniyomuhito.stores.jp/items/653b2c492358c61e09828fd8【お知らせ】2023年11月に、メールマガジンの役割を引き継ぎ、リトルプレス『試行錯誤』の刊行が始まります。https://kawariniyomuhito.stores.jp/items/653a6f6a2358c603f482946a
    ¥600
    代わりに読む人ブックストア
  • 商品の画像

    代わりに読む人1 創刊号 特集:矛盾

    思いもよらない人々や異界との出会いを生み、読む/書く人々の試行錯誤の場となる「公園」を目指して、様々な分野のエッセイ・小説・漫画を収録する文芸雑誌がいよいよ創刊。特集は「矛盾」。矛盾をいかに抱えていくか、矛盾があるからこそ可能になることは? 小説家、コーヒー店店主、数学者、物理学者、など様々なフィールドの書き手が「矛盾」を描く15のエッセイ・小説を集めました。創刊準備号に引き続き「この1年に読んだ本」では、ジャンル・新旧を問わず、執筆者・制作者が印象に残った全21冊を紹介。連載・小特集「これから読む後藤明生」では、漫画家・panpanyaが後藤明生の小説を読んで描く漫画をはじめ、エッセイ2編を収録。すべてのページに画家・佐貫絢郁の書き下ろし挿画掲載。*本ネットショップでも特典ポストカード付【目次】◉ 巻頭言 ようやく創刊する『代わりに読む人』◉ この1年に読んだ本 2022-2023・panpanya/松尾信一郎/わかしょ文庫/小山田浩子/はいたにあゆむ/松尾模糊/今村空車/佐貫絢郁/蛙坂須美/飯村大樹/二見さわや歌/伊藤螺子/伏見瞬/永井太郎/深澤元/コバヤシタケシ/北村さわこ/牧野楠葉/陳詩遠/友田とん◉ 特集 矛盾・友田とん 「矛盾」が考える・はいたにあゆむ 環 感 勘 歓・今村空車 芝生の習作・わかしょ文庫 よみがえらせる和歌の響き 実朝試論・松尾模糊 海浜公園建設予定地・蛙坂須美 幽霊は二度死ぬ、あるいはそこにないものがある話・小山田浩子 こたつ・松尾信一郎 水の滴るような積分記号について・永井太郎 健康・陳詩遠 ありえない秩序・二見さわや歌 骨を撒く・牧野楠葉 瑠衣・伏見瞬 「さみしさの神様」を待ちながら・伊藤螺子 鶴丸さんの分身・友田とん 矛盾指南◉ 連載・小特集 これから読む後藤明生②・細馬宏通 蕨、遡る歌・深澤元 後藤明生を売る・panpanya 読み方◉ コバヤシタケシ dessin 2 ミイラ◉ 著者略歴◉ 読者の声試し読み:【準備中】出版社の特設ページ:https://www.kawariniyomuhito.com/book-kawariniyomuhito1/【書誌情報】代わりに読む人1 創刊号 特集:矛盾四六判並製本(一部カラー) 224頁価格 2,000円+税発行者 代わりに読む人ISBN978-4-9910743-5-6 C0093発売日 2023年7月31日(一部書店では7月中旬より先行販売)発行日 2023年7月31日
    ¥2,200
    代わりに読む人ブックストア
    • 『百年の孤独』を代わりに読む

    • 友田とんが勝手に歩くー『百年の孤独を代わりに読む』行商旅日記

  • 商品の画像

    試行錯誤1

    『試行錯誤』は読む/書く人々の試行錯誤のための実験室です。文芸に新しい視点をもたらす著者のエッセイや批評を集めています。目次:・わかしょ文庫 大相撲観戦記 第一回  どうしてわたしは相撲川柳を作るのか・陳詩遠 なにがなんだか 第一回  チャリの鍵を有り得ないペースでなくし続けている/他2編・伏見瞬 蓮實重彥論 第一回  蓮實重彥を迂回する・友田とん 取るに足らないものを取る 第一回  マティス展とマジック「可笑しさで世界をすこしだけ拡げる」をモットーに活動する、ひとり出版社、代わりに読む人では、読む/書く人々の試行錯誤の場となる公園を目指す文芸雑誌『代わりに読む人』を刊行しています。これは編者、著者、制作者が一年近くを掛けて制作し、完成度を高めていく公演でもあります。本誌はその別冊として、よりフットワーク軽く試行錯誤する小さな実験室です。『試行錯誤』を年数回発行する予定です。実験を繰り返すなかからこれまでにはない形の本が生まれていくように取り組んでいきます。試行錯誤の性格上、うまくいくものもあれば、うまくいかない試みもあるでしょうが、そうした試行錯誤のプロセスや悲喜交々を味わい、その中から何某かが徐々に顕れてくるのに立ち会っていただけたら幸いです。(「試行錯誤のはじめに」から)文庫判56頁、並製本表紙用紙:アラベールスノーホワイト110kg 、本文用紙:上質紙70Kg発行年月:2023年11月発行所:un poco / 代わりに読む人
    ¥990
    代わりに読む人ブックストア
  • 商品の画像

    メールマガジン 思考錯誤(全号合本・PDF版)

    読む/書く人々の試行錯誤の場として、2022年6月〜23年3月まで配信されていた出版社・代わりに読む人の月刊メールマガジン「思考錯誤」全号(1号〜最終9号)を再レイアウトしてPDF化しました。目次【1号】(2022年6月発行)・大相撲観戦記 第一回 大関の悲しき猫騙し - 令和四年夏場所 - ……わかしょ文庫・蓮實重彥論 第一回 「表層」の一語を素通りする……伏見 瞬・『2666』をバラして読む 第一回 『2666』とは一体何なのか?……友田とん・取るに足らないものを取る ① 外からやってくる……友田とん・執筆者プロフィール【2号】(2022年7月発行)・蓮實重彥論 第二回 「儀礼」を分かつ……伏見 瞬・取るに足らないものを取る ② 刺身のツマ……友田とん・大相撲観戦記 第二回 さらば安美錦……わかしょ文庫・『2666』をバラして読む 第二回 出入り禁止……友田とん・取るに足らないものを取る ③憶えている……友田とん・執筆者プロフィール【3号】(2022年8月発行)・『2666』をバラして読む 第三回 マレーシアの部……友田とん・大相撲観戦記 第三回 人は見かけによらない -令和四年名古屋場所-……わかしょ文庫・蓮實重彦論の余白に 不健康な身体からの報告 ……伏見 瞬・取るに足らないものを取る ④ホーミー……友田とん・執筆者プロフィール【4号】(2022年9月発行)・取るに足らないものを取る ⑤フェリーを見送る……友田とん・大相撲観戦記 第四回 玉鷲レジ打ち体験 ……わかしょ文庫・蓮實重彦論の余白に − ジョン・フォード特集上映 vs 伏見瞬 −……伏見 瞬・『2666』をバラして読む 第四回 石のおかげ……友田とん・執筆者プロフィール【5号】(2022年10月発行)・取るに足らないものを取る ⑥ 宮沢章夫の小説「返却」……友田とん・大相撲観戦記 第五回 彼らに報いたい ……わかしょ文庫・蓮實重彦論 第三回 蓮實重彦と恋 ……伏見 瞬・『2666』をバラして読む 第五回 心理的抵抗……友田とん・執筆者プロフィール【6号】(2022年11月発行)・大相撲観戦記 第六回 大相撲ファンは全員差別主義者なのか……わかしょ文庫・蓮實重彥論 第四回 蓮實重彥と1968年……伏見 瞬・取るに足らないものを取る ⑦ わかっている人……友田とん・執筆者プロフィール【7号】(2022年12月発行)・蓮實重彥論 第五回 『論集 蓮實重彥』を代わりに読む……伏見 瞬・大相撲観戦記 第七回 「マーちゃん、俺たち、もう終わっちゃったのかな?」……わかしょ文庫・取るに足らないものを取る ⑧ マジック……友田とん・執筆者プロフィール【8号】(2023年1月発行)・大相撲観戦記 第八回 すごいぞ清見潟親方……わかしょ文庫・取るに足らないものを取る ⑨ 役に立たない予知能力……友田とん・蓮實重彥論 第六回 『ユリイカ 総特集=蓮實重彥』を代わりに読む。……伏見 瞬・執筆者プロフィール【最終9号】(2023年3月発行)・終刊のお知らせ・大相撲観戦記 第九回 今を生きる人と二十年後を見据えて生きる人……わかしょ文庫・蓮實重彥論 第七回 蓮実重彦と村上春樹の文章は似ている……伏見 瞬・『2666』をバラして読む ⑥ バラしてはみたけれど……友田とん・取るに足らないものを取る ⑩ 注意…友田とん各号をバラでも購入いただけます:1号:https://kawariniyomuhito.stores.jp/items/653a78b9ea71f3087096f0442号:https://kawariniyomuhito.stores.jp/items/653b29cfa1be0e0e4cafd75c3号:https://kawariniyomuhito.stores.jp/items/653b2a2f9d2582002fe6f8544号:https://kawariniyomuhito.stores.jp/items/653b2a94a7ffd400341741895号:https://kawariniyomuhito.stores.jp/items/653b2af7ea71f31bec96f4f76号:https://kawariniyomuhito.stores.jp/items/653b2b45a7ffd400341741c57号:https://kawariniyomuhito.stores.jp/items/653b2bad93532508868472f28号:https://kawariniyomuhito.stores.jp/items/653b2bfa6f1dc916d669f8dd9号:https://kawariniyomuhito.stores.jp/items/653b2c492358c61e09828fd8【お知らせ】2023年11月に、メールマガジンの役割を引き継ぎ、リトルプレス『試行錯誤』の刊行が始まります。https://kawariniyomuhito.stores.jp/items/653a6f6a2358c603f482946a
    ¥600
    代わりに読む人ブックストア
  • 商品の画像

    代わりに読む人1 創刊号 特集:矛盾

    思いもよらない人々や異界との出会いを生み、読む/書く人々の試行錯誤の場となる「公園」を目指して、様々な分野のエッセイ・小説・漫画を収録する文芸雑誌がいよいよ創刊。特集は「矛盾」。矛盾をいかに抱えていくか、矛盾があるからこそ可能になることは? 小説家、コーヒー店店主、数学者、物理学者、など様々なフィールドの書き手が「矛盾」を描く15のエッセイ・小説を集めました。創刊準備号に引き続き「この1年に読んだ本」では、ジャンル・新旧を問わず、執筆者・制作者が印象に残った全21冊を紹介。連載・小特集「これから読む後藤明生」では、漫画家・panpanyaが後藤明生の小説を読んで描く漫画をはじめ、エッセイ2編を収録。すべてのページに画家・佐貫絢郁の書き下ろし挿画掲載。*本ネットショップでも特典ポストカード付【目次】◉ 巻頭言 ようやく創刊する『代わりに読む人』◉ この1年に読んだ本 2022-2023・panpanya/松尾信一郎/わかしょ文庫/小山田浩子/はいたにあゆむ/松尾模糊/今村空車/佐貫絢郁/蛙坂須美/飯村大樹/二見さわや歌/伊藤螺子/伏見瞬/永井太郎/深澤元/コバヤシタケシ/北村さわこ/牧野楠葉/陳詩遠/友田とん◉ 特集 矛盾・友田とん 「矛盾」が考える・はいたにあゆむ 環 感 勘 歓・今村空車 芝生の習作・わかしょ文庫 よみがえらせる和歌の響き 実朝試論・松尾模糊 海浜公園建設予定地・蛙坂須美 幽霊は二度死ぬ、あるいはそこにないものがある話・小山田浩子 こたつ・松尾信一郎 水の滴るような積分記号について・永井太郎 健康・陳詩遠 ありえない秩序・二見さわや歌 骨を撒く・牧野楠葉 瑠衣・伏見瞬 「さみしさの神様」を待ちながら・伊藤螺子 鶴丸さんの分身・友田とん 矛盾指南◉ 連載・小特集 これから読む後藤明生②・細馬宏通 蕨、遡る歌・深澤元 後藤明生を売る・panpanya 読み方◉ コバヤシタケシ dessin 2 ミイラ◉ 著者略歴◉ 読者の声試し読み:【準備中】出版社の特設ページ:https://www.kawariniyomuhito.com/book-kawariniyomuhito1/【書誌情報】代わりに読む人1 創刊号 特集:矛盾四六判並製本(一部カラー) 224頁価格 2,000円+税発行者 代わりに読む人ISBN978-4-9910743-5-6 C0093発売日 2023年7月31日(一部書店では7月中旬より先行販売)発行日 2023年7月31日
    ¥2,200
    代わりに読む人ブックストア
  • もっとみる

最近の記事

  • 固定された記事

友田とん(作家・編集者) の活動

こちらに移転しました。 → https://www.tomodaton.com/profile/

    • 『百年の孤独』を代わりに読む 行商旅日記 九州編(2019年2月 東京〜福岡〜長崎〜東京)

      2019年2月8日 遠征前夜  明日は雪が降るのだと予報が言う。果たして明日のトークイベントにたどり着けるだろうか。読書会を開いてもらった時も文フリのようなイベントの時も、せっかく来てもらうのだから何か持ち帰ってほしい。それは私がお話しするわかったような、わからないような、なんの話なんだかよくわからない話の、その可笑しさや本をまた読もうというような気持ちでもいい。もちろんそれでいいのだけれど、物理的にも何か持ち帰ってほしいと思う。読書会では栞を作ったし、秋の文フリでは『月報

      • わかしょ文庫著『ランバダ』(わかまつ書房)

        「祖父の葬式のことを思い出していた。祖父は五年前、農作業中に祖母に車で轢かれて亡くなった。」  偶然ツイッターで冒頭の数行を読んだ瞬間、これは読まなくてはならない文章だと咄嗟に思った。そこには、祖父が祖母に轢かれてしまうというあまり耳にしない不幸を好んで読む悪趣味な私がいたのかもしれない。だが、文フリの会場で読み、あらためて確信を得た。私だけではない。これはもっと広く読まれるべき文章であると。ところが、読みだすと止まらないのに、それを文章で説明しようとすると途端にわからなく

        • 岡啓輔『バベる! 自力でビルを建てる』 ーそのどうかしている挑戦

          港区三田に鉄筋コンクリートのビルを自力で建てようと決心した岡啓輔はこう考えた。 「三年くらいあれば建てられるだろう」 ところがかれこれ建設が始まって十年以上が経過したが、完成には至っていない。岡氏の挑戦を知ったのはたしかほぼ日刊イトイ新聞に掲載された対談だった。以来、私の頭の片隅には建設中のあのビルが聳え立っていた。本書、岡啓輔『バベる! 自力でビルを建てる』(筑摩書房)はそのビル建設を試みる氏の記録だ。 どうかしているんじゃないかという無謀な挑戦が好きだ。私もコンピュータ

        • 固定された記事

        友田とん(作家・編集者) の活動

        • 『百年の孤独』を代わりに読む 行商旅日記 九州編(2019年2月 東京〜福岡〜長崎〜東京)

        • わかしょ文庫著『ランバダ』(わかまつ書房)

        • 岡啓輔『バベる! 自力でビルを建てる』 ーそのどうかしている挑戦

        マガジン

        マガジンをすべて見る すべて見る
        • 『百年の孤独』を代わりに読む
          友田とん
        • 友田とんが勝手に歩くー『百年の孤独を代わりに読む』行商旅日記
          友田とん

        記事

        記事をすべて見る すべて見る

          『『百年の孤独』を代わりに読む』を読む読書会の記憶 ー 2018.8.11(土)

          蔵前のH.A.Bookstoreを6月末に改めて訪ねた際に、店主の松井さんから声を掛けてもらったのがきっかけだった。 「読書会って、興味ありませんか?」 私はてっきり松井さんが主催される読書会へのお誘いかと思い、何を読むんだろうかと想像しながら、「いいですね! 時々読書会行きますよ」と答えたのだが、『代わりに読む』の読書会をやりませんか?という提案だった。 8月の上旬、お盆休みに入る土曜日のことだった。松井さんの告知文が熱かった。当日、テンションがあがった私は、どんな人

          『『百年の孤独』を代わりに読む』を読む読書会の記憶 ー 2018.8.11(土)

          友田とんが勝手に九州も歩く DAY2

          「友田とんが勝手に九州も歩く」DAY1 のつづきです。 2018.9.17 熊本 熊本のホテルも温泉があった。というよりも温泉のあるホテルを選んでいるのだった。このホテルの温泉は二階にあった。入浴して着替えると朝食に行った。朝食会場が混雑していたので、ロビーのソファーで『本を贈る』の藤原隆充さん(藤原印刷)の章を読んだ。心刷(しんさつ)という言葉が生まれた経緯をはじめて知った。と思って部屋に戻ったら、ちょうど、昨日『本を贈る』を開くといい香りがすると書いたことに対して、

          友田とんが勝手に九州も歩く DAY2

          友田とんが勝手に九州も歩く DAY1

          2018.9.16(日)東京「勝手に東北を歩く」の推敲をしながら、福岡へ向かう。と言っても、スーツケースを引いたままの電車や、離着陸の間はPCが使えないので、昨日買った『A子さんの恋人』の第5巻を読まざるをえない。 『A子さんの恋人』 5巻 NYから帰国してあと2ヶ月で一年が経つ。A子さんもA太郎も、A君もみな暮らしの中で、ふとその場所や状況から、出会った頃、デビューした頃、付き合っていた頃を思い出し、思い出しては日常を暮らしていく。A子さんは、長年心に引っかかっていたデ

          友田とんが勝手に九州も歩く DAY1

          「見る」を見る/植本一子『フェルメール』

          点在するフェルメールの全作品をカメラにおさめるために、世界の美術館を一度に巡った記録だと聞いて慌てて私は本書を手にとった。植本一子『フェルメール』(ナナロク社・Bluesheep)は彼女が撮影したフェルメールの写真とそれを巡る旅のエッセイから構成される。彼女は現存するフェルメールの35の作品を弾丸のように旅してカメラに収めていく。特長は彼女が絵だけでなく、その細部やそれが掲げられた空間、それを見る人たちを撮っている点にある。絵の前に立ち絵を眺める人がいることで、絵の中の女がこ

          「見る」を見る/植本一子『フェルメール』

          友田とんが勝手に東北を歩く DAY2

          「友田とんが勝手に東北を歩く」DAY1 のつづきです。 2018.9.2 (日)秋田寝坊してしまった!と目が覚めた。分厚いカーテンの向こう側には高く太陽が登っているのではないかと焦って、iPhoneをひらくとまだ4時だった。少し早いが、起き出して、コップに入れた水を飲む。今朝はドリアの胸焼けはない。 ビジネスホテルを選ぶとき、つい温泉のあるホテル、大浴場のあるホテルを選んでしまう。大きな風呂は気持ちがいい。エレベータで最上階に上がり、風呂に入る。体を洗い、湯船に浸かってい

          友田とんが勝手に東北を歩く DAY2

          友田とんが勝手に東北を歩く DAY1 (東京-秋田)

          2018.9.1 (土)東京目が覚めたら5時だった。今日は午後に秋田へ向かう。昨晩食べた、近所のサイゼリアのミラノ風ドリアで胃がもたれている。ベッドから起き上がり、コップの水を飲む。おもむろに玄関に積み上げられた在庫の段ボールの前に立つ。包みを破いて、『『百年の孤独』を代わりに読む』を20冊くらい検品する。そして、一冊ずつにスリップを挿していく。スリップは自分で印刷してあらかじめ短冊状にカットしておいたものだ。なるだけ、ドリフや田村正和や、そしてがまくんとかえるくんの写真の位

          友田とんが勝手に東北を歩く DAY1 (東京-秋田)

          書き写すことでしか言い表せない時がある

          この人のつくってくれたご飯を食べたことがある。本書『読書の日記』(NUMABOOKS)を下北沢のB&Bで手に入れ、イベントが始まるまでの間、読みはじめた瞬間、真っ先に思ったのはそのことだった。本を読んでいてそんなことを思ったことはなかった。 というのも著者である阿久津隆は本読みには言わずと知れた初台のfuzkue店主であり、私はかねてからfuzkueに通ってきた。彼は本の読める店を営み、彼もまた本を読み続ける。本書はその日記、一年分である。彼は本を読み、野球について語り、試

          書き写すことでしか言い表せない時がある

          書籍版「『百年の孤独』を代わりに読む」をstores.jpで販売開始しました

          【お知らせ】BOOTHからstores.jpにネット通販を移転しました。(2019/07/14) 2018年5月6日開催の文学フリマ東京にて頒布いたしました拙著「『百年の孤独』を代わりに読む」をstores.jpで販売開始しました。ガルシア=マルケスの『百年の孤独』を読者の代わりに読むというnoteでの四年にわたる連載(1〜17章)に新たに18〜20章を書き下ろした全20章です。 文フリで「『百年の孤独』を代わりに読む」のブースに多数ご来店、ご購入いただきありがとうござい

          書籍版「『百年の孤独』を代わりに読む」をstores.jpで販売開始しました

          第17回 如何にして岡八郎は空手を通信教育で学んだのか?

          【前回までのあらすじ】 バナナ農園のストライキが労働争議と駅前での大虐殺という最悪な結果を迎えて以来、マコンドに雨が降り続いた。アウレリャノ・セグンドはペトラ・コテスと愛を交わそうとして、「そんなことしてる時じゃないわ」と拒まれた。屋敷の周りを埋蔵金を求めて掘り返すばかりで、家のことは任せっきりの彼に、フェルナンダは堪忍袋の緒が切れた。代わりに読む「私」は「そんなことしてる時じゃないわ」という言葉を手掛かりに、感動のあまりコピーせざるを得ない私たちについて思索を巡らせた。

          第17回 如何にして岡八郎は空手を通信教育で学んだのか?

          第9回 マコンドいちの無責任男

          【『百年の孤独』を代わりに読む】 ※無料で最後まで読めます。 前回までのあらすじ:自由を求めて幾度も戦乱をくぐり抜けてきたアウレリャノ・ブエンディア大佐とマコンドの人たちだったが、二十年近くに及ぶ戦争ですっかり疲弊していた。 「戦いのむなしさを最初に意識したのは、ヘリネルド・マルケス大佐だった」。彼は「市長兼司令官として、…週に二回はアウレリャノ・ブエンディア大佐と電信で話し合った」。最初のうちは状況や決定は具体的だったし、「アウレリャノ・ブエンディア大佐には親近感を抱か

          有料
          100

          第9回 マコンドいちの無責任男

          第2回 彼らが村を出る理由

          第1章はマコンドを開拓した若き族長ホセ・アルカディオ・ブエンディアがジプシーたちの持ち込んだ発明品にはまるあまり、妻や子供をほっぽりだして、文明との接触を目指し引越しを画策するも、やがて落ち着いてマコンドに腰を据えるという話だった。第2章は、彼らがもといた村を去らねばならなかったいきさつ、マコンドに住むものがマコンドを出て行く理由を中心に話が進んでいく。今回はこのメインストリームをたどりながら、その時々に彼らが遭遇するありえない出来事とその応じ方の可笑しさについて見ていきたい

          第2回 彼らが村を出る理由

          第1回 引越し小説としての『百年の孤独』

          ホセ・アルカディオ・ブエンディアの一族が海から遠く離れた内陸の土地にマコンドという村を開拓し、繁栄させ、百年の後に村も一族も滅んでしまう。大雑把に言えば『百年の孤独』はその一族と村の年代記である。しかし、それを知ったところで『百年の孤独』を体験したことにはならない。この文章では、大雑把なあらすじとは対極のこと、細かいところに拘りながら読み進めたいのだ。なにしろ、可笑しなことは細部に宿るのだ。町を繁栄させるのも、滅ぼすのも、国家を転覆しうるものもやはり最初は細部に宿ったはずだか

          第1回 引越し小説としての『百年の孤独』