しんりを知りたくて

皆がすなるnoteといふものを、
我もしてみむとてすなり。

人生とは何か。
恐らく人間という存在が生まれてから、
幾億の人が考え、いまだこれといった答えがない。

もちろん十人十色たくさんの人生があり、
正解はないのであろう。

正解はないとしても答えが欲しいのだ。

私には"私の人生"とは何なのか、
24年間では答えが出なかった。

今日まで、私は他人以上とは言わないが、
一般人と同じくらいには
人生の真理というものについて考えてきた。

今までの考えをまとめ、また一歩真理に近づく足掛かりとするために、
そして、いるかわからないが、この文章を読んでくださった方から、何かしらヒントとなるものをいただけないかと、とても淡い希望をもって文章にしてみる。

私自身、文章を作るということに関しては素人も素人なので、
読みにくいかと思うがどうかご勘弁いただきたい。

■心理から真理をみる

私は大学で心理学を専攻した。
心理学を学びましたというと、
「心読まれちゃう!」なんておっしゃる方が多いが、
無論大学で勉強した程度でそのような芸当ができるなら、
世の中もっと平和だったであろう。

私が心理学を学んでよかったこと、身に着けたことはいくつかあるが、
もっとも大きな収穫は自身を客観視できるようになったことであろう。

客観視できるとは言っても、真の意味で自身を客観視できる人なんてこの世にはいない。
"バイアス"があるからだ。

心理学を少しでもかじったことのある人なら、
"バイアス"という言葉を聞いたことがあると思う。

よく色眼鏡と訳される。
人間は"バイアス"という色眼鏡をかけて外界を見ている。
本当は白い丸も"バイアス"を通して見ることで、赤い四角に見えたりする。
「人間は見たいように見、聞きたいように聞く」なんてよく言ったものだ。
真実を見ているつもりでも、真実を見ることなんてできないのだ。絶対に。

だから真に自身を客観視なんてできない。
どんなに頑張って自身を観察しても、
それは自身の持つフィルターを通して見える歪んだ姿だから。

ただ人間のすごいところは予測できるところだ。
"バイアス"という存在を認識し、歪み方を想定することで真実を予測することができる。と私は考える。

"バイアス"という概念を学んだことで、他人よりも少しだけ客観視できるようになった。
ありがたいことに周囲の人からもそういった評価をいただける。

自身を客観視する。
メタ的視点とかメタ認知なんて言ったりする。
客観視で自分を観察するとそれはそれはおもしろい。
特に心理学を習った人ならとてつもなく面白いと思う。
ぜひ自身を、自身の心の動きや考え方を観察してみてほしい。

※ちなみにメタ的視点に立てる人は成功しやすいなんてことも言われてる。

私は趣味というか、癖というか、ひたすらに自己観察をする。
まあ、友達、親友と呼べる存在がいなかったり、
他人に興味がないから自然と内面に意識が向かうということもあるが。

そうやって自己観察して感じてきたことをこれから書いていきたい。
心理学や哲学を添えて。

真理なんて大層なことを書いたが、
正直思ったことを書いていくだけなので
真理が何か答えはでない。
完全に私の観察記みたいなものだ。
自己満足だ。
ただすこしでもいいので誰かの何かしらの刺激になったのなら幸いだ。

自分へのメモの意も込めて、今のところ書きたい内容をまとめる。
・自己肯定感
・恋愛
・自殺
・行動原理
・正義

マイペースに楽しんで書いていこう。

ではまた。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?