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#テクニカル分析

今週の相場振り返り(2022/09/05~09/09)今週は米株若干の買い戻し。13日発表の8月の米CPIに注目

今週の相場振り返り(2022/09/05~09/09)今週は米株若干の買い戻し。13日発表の8月の米CPIに注目

こんにちは、tomoです。

ジャクソンホール後米株は売られていますが今週は若干の買いが入ったようです。13日発表の8月の米CPIも控え来週は再度売られるのか注目です。

さて今週の振り返りです。

米国株ダウ

                         出所:TradingView

NASDAQ

                         出所:TradingView

S&P

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今週の相場振り返り(2022/08/29~09/02)金融引き締めによる景気後退入りを見込んだ株売りが強まる。

今週の相場振り返り(2022/08/29~09/02)金融引き締めによる景気後退入りを見込んだ株売りが強まる。

こんにちは、tomoです。

8月の米雇用統計では、労働市場の全般的な強さが示され、1週間前のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演で、物価抑制を優先し、景気や株式市場に配慮しない姿勢が強く出されましたので、金融引き締めによる景気後退入りを見込んだ株売りが強まっています。

さて今週の振り返りです。

米国株ダウ

                         出所:TradingVie

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今週の相場振り返り(2022/08/22~08/26)ジャクソンホール会合ー政策転換期待で反転していた株価は大きく下げ

今週の相場振り返り(2022/08/22~08/26)ジャクソンホール会合ー政策転換期待で反転していた株価は大きく下げ

こんにちは、tomoです。

ジャクソンホール会合でパウエル議長講演。
「物価の安定を回復するには、景気抑制的な政策スタンスを一定期間維持することが必要となる可能性が高い」とし、「過去の記録は早急過ぎる政策緩和を強く戒めている」として引き続きインフレを抑制する政策を維持するメッセージを出し、転換期待で反転していた株価は大きく下げることとなりました。

さて今週の振り返りです。

米国株ダウ

  

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今週の相場振り返り(2022/08/15~08/19)米金利が上昇し短期的な利益確定売りが優勢

今週の相場振り返り(2022/08/15~08/19)米金利が上昇し短期的な利益確定売りが優勢

こんにちは、tomoです。

米金利が上昇し短期的な利益確定売りが優勢となりました。S&P500種株価指数は前週まで4週続伸していますので過熱ゾーンではありました。来週はジャクソンホール会議もあり警戒する向きもあったかもしれません。

〇今後の主要イベント
8/25~8/27 ジャクソンホール会議
9/20~9/21 米連邦公開市場委員会(FOMC)

さて今週の振り返りです。

米国株ダウ

 

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今週の相場振り返り(2022/08/08~08/12)CPIが市場予想を下回り株価は上昇!

今週の相場振り返り(2022/08/08~08/12)CPIが市場予想を下回り株価は上昇!

こんにちは、tomoです。

注目された米7月消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回る伸びとなったことでインフレのピークアウト期待が高まりました。
7月CPIは前年比で+8.5%と6月分の9.1%から伸びが鈍化し、市場予想の+8.7%も下回りました。前月比では0.0%と6月分の+1.3%、市場予想の+0.2%を下回り、変動の大きい食品、エネルギーを除くコアCPIも市場予想を下回りました。
それを

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今週の相場振り返り(2022/08/01~08/05)7月雇用統計強く楽観シナリオ後退

今週の相場振り返り(2022/08/01~08/05)7月雇用統計強く楽観シナリオ後退

こんにちは、tomoです。

FOMC後、株式市場では買い戻しが優勢で、ナスダック指数は6月中旬の安値から2割近く上昇し、S&P500指数も13%上昇してきていました。
FRBの金融政策によってインフレを抑えながら景気後退入りを回避する「ソフトランディング(軟着陸)」への期待が高まっていたからですが、7月の雇用統計では賃金上昇圧力の根強さが確認され、楽観シナリオはやや後退した形となり週末は売られま

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今週の相場振り返り(2022/07/25~07/29)FOMC市場の予想通り政策金利0.75%引き上げ。米国株価反発!

今週の相場振り返り(2022/07/25~07/29)FOMC市場の予想通り政策金利0.75%引き上げ。米国株価反発!

こんにちは、tomoです。

7/26-7/27に開催されたFOMC(連邦公開市場委員会)では、政策金利の誘導レンジを1.50%〜1.75%から2.25%〜2.50%へ0.75%2期連続で引き上げることを決し、中立金利(景気を刺激も抑制もしない金利水準)とされる2.5%に到達。

声明文では、消費と生産の鈍化を明記した一方、労働市場は引き続き堅調と評価。物価に対しては、一部の上昇要因が変更されたが

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今週の相場振り返り(2022/07/18~07/22)ECB政策金利11年ぶりに利上げ0.5%。日銀は政策据え置き コロナ新規感染者数過去最高更新

今週の相場振り返り(2022/07/18~07/22)ECB政策金利11年ぶりに利上げ0.5%。日銀は政策据え置き コロナ新規感染者数過去最高更新

こんにちは、tomoです。

7/20〜7/21にかけて開催された日銀金融政策決定会合は、賛成8反対1で金融政策の据え置きを決定。政策金利は0.1%、長期金利の誘導目標は「ゼロ%程度」を維持。フォワードガイダンスについても変更無し。また、4月会合で明記された利回り0.25%の連続指値オペの原則、毎営業日実施に関しても変更ありませんでした。消費者物価(除く生鮮食品)に関しても、エネルギーや食料品の価

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今週の相場振り返り(2022/07/11~07/15)急激な円安進行!139円台へ

今週の相場振り返り(2022/07/11~07/15)急激な円安進行!139円台へ

こんにちは、tomoです。

週末のNY株式市場でダウ平均は6日ぶりに大幅反発しました。

6月の米小売売上高が予想を上回る内容だったことも景気後退への懸念を和らげました。

強い米消費者物価指数(CPI)を受けて、今月のFOMCでは1.00%ポイントの利上げが実施されるのではとの観測が広がって警戒感強まりましたが、0.75%を支持するFOMCメンバーの発言もありました。

ドル円は139円台に一

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今週の相場振り返り(2022/07/04~07/08)安倍元首相銃撃

今週の相場振り返り(2022/07/04~07/08)安倍元首相銃撃

こんにちは、tomoです。

7/9安倍元首相が銃撃され亡くなりました。大変ショックでした。お悔やみ申し上げます。この日本でこのようなことが起きるとはショックでしたが、警備上の問題もあったと思います。今一度今後の要人警備のあり方を見直していってほしいと思います。

米6月雇用統計が総じて強い結果となったことで過度な景気後退懸念が和らぎソフトランディングの期待が高まりましたが、7月の米連邦公開市場委

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今週の相場振り返り(2022/06/27~07/01)ダウ平均の半期(1-6)下落率は60年ぶりの大きさ

今週の相場振り返り(2022/06/27~07/01)ダウ平均の半期(1-6)下落率は60年ぶりの大きさ

こんにちは、tomoです。

米経済を支えてきた個人消費が減速し、リセッション(景気後退)入りが現実味を帯びてきたようです。
ダウは、半期(1~6月期)のダウ平均の下落率は60年ぶりの大きさになりました。
物価、金利等の指標や高官発言でまだまだ揺れ動く展開ですのでポジションには注意しましょう。

さて今週の振り返りです。

米国株ダウ

                         出所:Tr

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今週の相場振り返り(2022/06/20~06/24)ダウは5月以来の週足での上昇を記録

今週の相場振り返り(2022/06/20~06/24)ダウは5月以来の週足での上昇を記録

こんにちは、tomoです。

ダウ平均株価は先週、弱気相場の底をついて800ポイント以上上昇し、5月以来の週足での上昇を記録しました。

物価、景気、労働関係の指標や発言でまだまだ揺れ動く展開ですのでポジションには注意しましょう。

さて今週の振り返りです。

米国株ダウ

                         出所:TradingView

NASDAQ

             

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今週の相場振り返り(2022/06/06~06/17)FOMC声明文: 物価安定に強くコミット、異例の大幅利上げ0.75%。S&P500は週間でコロナ後最悪の下げ!

今週の相場振り返り(2022/06/06~06/17)FOMC声明文: 物価安定に強くコミット、異例の大幅利上げ0.75%。S&P500は週間でコロナ後最悪の下げ!

こんにちは、tomoです。

6/15に開催の6月FOMCでは1994年以来の75bpの大幅利上げに。パウエル議長は「異例の(unusually)」大幅利上げとし、「この幅が恒例になるとは思わない」としつつも、「次回会合は50bpか75bpの利上げとなる可能性が高い」と発言し大幅利上げ継続の可能性を示唆しました。

政策金利見通し中央値は、2022年末が前回の1.875%から3.375%に上方修正

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今週の相場振り返り(2022/06/06~06/10)5月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸び、今週のFOMCで0.75%の利上げに踏み切るとの予想、警戒強まる

今週の相場振り返り(2022/06/06~06/10)5月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸び、今週のFOMCで0.75%の利上げに踏み切るとの予想、警戒強まる

こんにちは、tomoです。

5月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比8.6%上昇と4月(8.3%)から伸びが加速し、同月と同じ上昇率を見込んでいた市場予想を上回りました。

今週と7月のFOMCでは0.5%の利上げが確実視されていたが、今週0.75%の利上げに踏み切るとの予想も一部では出始めて警戒感強まり株価は大きく下げました。

しばらくは物価、金利、為替が大きく動いてますので、ポジション

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