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女友達なんかいらない

『女を信用しないし、面倒臭いから女友達なんかいらない。』

かの有名な私の親友である山田が若いときに言っていた言葉です。

いや、私も女なんですが、、、

あの一瞬だけ、自分は一体何者なのか、わからなくなりました。

トミーです。

言わば、私は敵にならないことが分かったうえで、信頼してもらった発言と思うことにしました。

山田『トミーがいればそれでいい。トミーは女とか男じゃなくて、トミー。』

そう言われると、悪い気はしません。

山田はいわゆる

女から嫌われる女

ってやつです。

美しいビジュアル、華奢な身体、
お嬢様系のファッション
サラサラの髪に、高い声、
女らしい仕草、習慣付いた上品な所作
なんの疑問もないぶりっこ

なにより、グイグイ積極的なコミュ力

正直、男タラシも兼ねますが、人間タラシなのでしょう。

だからこそ、一定数の女からはバチクソ嫌われる。

簡単に言って、何でも手に入ることへの妬みです。
学生のころに、鬼のように悪口を言われたようで、ぶち切れた山田は

悪口を言ってる女の周り全員と仲良くなり、

『実は、◯◯ちゃんからショックなこと言われて、、、(。>д<)』

と、泣きつき、周りを総動員味方につけ、悪口言ってきたやつが、みんなからフルシカトにあうように仕向けたのです。

いや、半沢直樹かよ。

とにもかくにも、女を面倒くさがる山田。
子供がいるのに、ママ友を全く作らず生きている姿が、客観的に面白いです。

山田『女なんて死ぬまで、マウントのしあいでしょ?だるい。』

と、言いながらも、いざとなれば、
当たり障りなく、感じよく女性と話すことが出来る。

いや、ペテン師かよ。

ちなみに、

山田『女の集団がマジキライ。女子会するくらいなら、その時間適当な男とデートするわ!』

と、言い切るのが気持ちいい。

山田『もし、女子会するなら可愛いこしか認めない。私はブスと一緒にいたくない。腹立つから。』

もはや、全ブスを代表して謝りたくなる。


そんな彼女が単純に好きで、
長らく一緒に過ごしてきました。
私は彼女に対して妬む感情が無いのです。

妬む自分が一番醜いと思うから。

自己肯定感が低いで有名な私です。
やはり、魅力ある友達と自分を比べては、落ち込みを繰り返してきました。

山田みたいに可愛くない私はダメだ。
山田みたいに上手く話せない私はダメだ。
山田みたいに積極的じゃない私はダメだ。

合コンで、

商社、広告代理店のギラギラ一軍にむけて

m-floなんか歌われたらお手上げだ。

なのに、
原宿おしゃれ系カジュアル一軍にむけて、

ジュディマリなんか歌われたらお手上げだ。

私の劣等感は、いつでも急降下。
(なんかJ-POPの歌詞にありそうだな)

しかし、結局は、

妬むくらいなら、
羨ましい、憧れ、私もそうなりたい!
と、認めたほうがラクだ。

だから、どんな山田の発言も、行動も、思考も、全てを受け止められるし、結局は大好きなのです。

そんな山田から、言われたことで忘れられない言葉があります。

山田『私はね、トミーに嫉妬してるんだ。トミーは、自分で思ってる以上にみんなから愛されてる。私はそういうのが無いから。』

え、、、。

心臓爆破!!!(キュン死)

山田からしたら、私は友達との繋がりが強いそう。
私は男女関係なく友達を作るので、ただそれだけですが、無意識に関係性が長くなります。

男でも、女でもなく、
トミーは、トミー。

そういえば、何人かに言われたことがあります。
全力でありがたい言葉です。
まぁ、裏を返せば恋愛難民なのですが。。。

私は全人類

人として面白かったら好き!
変わり者が大好き!

という価値観なので、山田のように振りきった思考に興味津々なのです。

めちゃくちゃ常識人の皮を被った変人(褒め言葉)

私は山田のことを、そう呼んでいます。
二人で、なんだかんだ良さを認めあって成長し、結婚もして大人になったなと思います。

山田『ねぇ、暇潰しに婚カツパーティーに潜入してみない?』

トミー『え、何言ってんの?、、、行こう!←』

私たち、婚カツ番組が大好きなんです。
なお、狩に出掛けたわけではありません。
社会科見学です。
いや、本当に。
配偶者にはトップシークレットです。
(このときのことも後日記事にしようか)

とにもかくにも、女から嫌われる山田が大好きな私。
やはり、面白みある人間って最高!!!

今日もありがとうございました!



















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