ゴジラvsメカゴジラ(1993)が好き

"映画感想文"のタグを見た時に最初に思い浮かんだ映画について書きます。

数ある映画の中で何故これが頭に浮かんだのかは分かりません。

当時小学5年生だった私はゴジラに夢中でした。

ポスターが駅に張り出された時からワクワクが止まりませんでした。

平成ゴジラのポスターイラストは男心をくすぐります。

どこか昭和メカゴジラに似たビジュアル、しかしゴジラを圧倒する重装備・重厚感を備えた巨大なメカゴジラが、ゴジラの上に史上最高にカッコいい”前ならえ”をしてラスボスの如く立っているのです。

完全に主役はメカゴジラです。

ゴジラが勝てるはずはありません。

G対策センターが前々作『ゴジラvsキングギドラ』で海中に沈んだメカキングギドラを引き揚げ、23世紀の技術を解析して作った対ゴジラ兵器。スーパーX2の外装に使用した超耐熱合金をさらに上回る耐熱性をもつ金属「NT-1」をベースに、スーパーX2のファイヤーミラーで使用した人工ダイヤモンドをコーティングすることによって、ゴジラの熱線を完璧に防ぐことができる。ウィキペディアより

そもそもこの2つの設定が最高過ぎます。『ゴジラvsキングギドラ』だけでなく『ゴジラvsビオランテ』の話にも繋がっている、アベンジャーズのような同一の世界観の作品なのです。

今度こそ、やつの息の根を止めてやる。by 中尾彬

自衛隊およびGフォース（国連G対策センターの軍事部門）は、過去のシリーズでゴジラに何度もコテンパンにやられてきました。

未来人の遥かに進んだ技術を学び、スーパーX２の反省を活かし、ゴジラの抹殺のみを目的とした最強の対ゴジラ兵器「メカゴジラ」。

一歩一歩、一作ずつ、人類は学んで来たんです。

Gフォースの面々は冒頭から本気度が違います。

今回は目が違います。

「駆逐してやる」と絶対に思ってます。

この映画、”人類 vs ゴジラ”、”科学 vs ゴジラ”という基本軸に沿って話が進んでいくところが面白いんです。

怪獣同士のバトルをただ見守る映画ではありません。

宇宙人も未来人も出てきません。

ガチで人類が本気出してゴジラ潰しに行ってます。

設定とポスターだけでも魅力的すぎて本編全然書ききれん！！！

#映画感想文