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#デフレギャップ
EC87/PE26[金融リテラシー/経済学]政府は最低賃金をどう決定しますか(2024/7/21updated)
◎要約
政府は、最低賃金を設定します。その本来の目的は、社会保障にあります。弱者保護にあります。経済成長に繋がるかどうかは、需給ギャップが影響を与えます。需要よりも供給が大きいデフレギャップであると、その引き上げは、中小企業を市場から退出させることで、経済全体として労働生産性を高めるものの、雇用を減らすことで、経済成長に繋がるとは限りません。一方、供給よりも需要が多いインフレギャップであると、経済
EC45/BE45[金融リテラシー/経済学]若さはどう経済成長をもたらしますか(2024/7/15updated)
◎要約
労働力人口は、国の経済成長に影響を与えます。平均年齢が若い国では、人口に占める労働力人口が相対的に多くなり、人口ボーナス期に当たります。経済成長性を高めると考えられますが、実際のところ、それが高い国もあれば、そうでもない国もあります。また、人口に占める労働力人口が相対的に少ない人口オーナス期にあっても、それなりの経済成長をしている国があります。経済成長には様々な要因が働いており、人口だけで
EC43/BE43[金融リテラシー/経済学]海外からの直接投資はどう経済成長をもたらしますか(2024/7/15updated)
◎要約
海外直接投資(Foreign Direct Investment、FDI)の受け入れは、その国の需給ギャップにより、経済成長に貢献するかが決まります。インフレギャップであれば、ダイレクトに経済成長を促進することに貢献します。デフレギャップであると、さらに供給を高めることになりデフレを深化させ、経済成長を抑制します。
EC27/BE27[金融リテラシー/経済学]GDPギャップをどう推定しますか(2024/7/12updated)
◎要約
GDPギャップは、経済の供給力である潜在GDPと実際のGDPとの差になります。一国の需要と供給の差を示すと考えて良いです。GDPは、基本的に需要で決定されます。インフレギャップであれば需要超過であり、経済成長が高まり易く、その一方、デフレギャップであれば供給超過であり、経済成長が高まり難いと言えます。供給力を正確に計算することは、技術的に困難と言えます。発表されている推計は、過去のトレンド