目の前の人を幸せにしたい!インドでビジネスの根幹を体験し、ベンチャー企業の採用パートナーとして活躍する寳田 (ほうた)さん
こんにちは!はたらく女性を応援するメディア「東京女子キャリア」です。
今回は株式会社Potentialight(ポテンシャライト)にて採用パートナーの寳田 (ほうた)さんにインタビューをしました。
寳田さんは、
・目の前の人を幸せにし続けたい
・自分の好きな道を選ぶ
という考え方の持ち主でした。
この記事はこんな方におすすめ!
・なぜ今の仕事をしているのか分からなくなってきた
・スタートアップやベンチャー企業に興味がある
・人事の仕事をしたいと思っている
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現在のはたらき方について
ーーまずは簡単に自己紹介をお願いします。
スタートアップやベンチャー企業を対象に採用パートナーとして支援させていただいている、寳田と申します。
人事がいない会社における外部人事のようなお仕事をさせていただいており、採用戦略の立案から媒体運用まで関わらせていただいております。
最近では、オンライン選考での見極め方や、入社後にリモートではたらく方たちのオン・ボーディング、評価制度設計まで支援しています。現在はたらいているポテンシャライトという会社は、2社目の会社です。
今のはたらき方に至った理由
ーー現在2社目とのことですが、今の会社に入社した経緯を教えてください。
1社目では人材紹介にて、企業様・候補者様双方のご支援をさせていただいていました。(いわゆるエージェントですね)
仕事もすごく楽しくて嫌だなと思ったことはなかったんですけど、不安に思ったことが2つあって…
1つ目は、この会社でどういうキャリアを歩んでいくかがある程度見えていて、将来のことを考えたときに人材紹介しか選択できないのが不安になってしまったこと。
2つ目は、ベンチャー企業と向き合う中で「ベンチャー企業と人材紹介が合わないかもしれない」と思い始めたからです。
エージェントのビジネスモデルが成果報酬型だったため、ベンチャー企業のお客様からいただいたご相談に応えられず、もどかしく思うことが多くありました。ベンチャー企業に寄り添いきれないというか…そこから、ぼんやりと転職活動をはじめたんです。
ーー今の会社に入社された決め手は何だったのでしょうか?
本格的な転職活動をしたわけではないのですが、知り合いに転職相談はしていまして。最終的にポテンシャライトのファンだった方の紹介で今の会社に入社を決めました。
ポテンシャライトであれば、採用コンサルの色々な事例が知れると思ったんです。求人媒体のカスタマーサクセスの仕事も迷ったのですが、自分が入り込んでいきたいという気持ちもあったので、採用パートナーの仕事を選びました。
ーー前職を経て、今度はスタートアップやベンチャー企業さんにスポットを当てた人事コンサルをしようと思われたということですね!
そうですね!スタートアップやベンチャー企業って、採用を悩まれてる会社さんが多いと思っていて。
自分なりに今が一番楽しいと感じて過ごしているので、そういった会社の人事コンサルをしていると、自分はこれからどういうキャリアで生きていきたいのかを考えたりします。就活するまでは自分が好きなことで走ってきたタイプだったので。笑
インドで学んだビジネスの根幹
ーー大学時代にインドに行かれてたとお伺いしました。なぜインドに行かれたのですか?
就職活動をするうえで学歴が重要だと思っていたのですが、自分は学歴では勝てないと思ったんです。それで「何かパンチのある経験をやってやろう!」と思って。笑
海外ではたらく経験がしたくて、アフリカかインドでインターンをしようと考えました。アフリカは両親に反対されてしまったので、仕方なくインドへインターンすることに決めたんです。笑
インターン先の会社では飛び込み営業をしていました。インドに住んでいる日本人駐在員向けのフリーペーパーで、レストランや医療機関に掲載しないかという営業をするんです。
きちんと通じているか分からないまま英語で営業したり、携帯を持たせてもらえなかったのでインド人に借りたりしてました。笑
ーーすごくパンチの効いた経験ですね!!インドに行ったことをきっかけに、変わったことはありましたか?
ビジネスに対する考え方が変わりました!
「仕事は価値提供をすること」だと分かったんです。自分が価値提供をすることで、その対価として相手がお金を払ってもらえるし、逆にいうと価値提供がないところにはビジネスは発生しないなって。
まさに「ビジネスの根幹」を体験することができました。社会人になる前にこのことに気づけたのは本当に大きかったと思います。「はたらくって色々な可能性があるんだな」と、インドが気づかせてくれたと思っています!
企業様から信頼してもらえているからこそ頑張れる
ーー現在のお仕事を通じて、人事に対するイメージは変わりましたか?
元々人事という仕事はキラキラしているイメージがありました。でも、数字の分析とか地道な作業が多い仕事だなと気づくことができました。
Wantedlyの運用もしていますが、タイトルを変えたらどのくらいバズるかとか、日々実験と効果検証が大切になることばかりなんですよね。
ーベンチャー企業のお客様はどんな課題を抱えていらっしゃいますか?
企業さんのフェーズによってそれぞれに課題が違うんです。
シリーズB、Cくらいの企業ですと採用数も多いので、面接の体系化がメインとなり会社のPRとかマーケティングが課題となります。
それに対して、もっと規模が小さくて、一人を採用するようなシリーズA企業は、戦略立案から関わることが必要となります。確実に採用するために何をするのか?、入社後に一人立ちをしてもらうための仕組みづくりとか…大変ですけどそこまでできるのって、企業に信頼していただいているという証拠だと思っているので、向き合うことができて嬉しいです。
これからのビジョン
ーーご自身の中で、課題として感じていることはありますか?
最近、未経験の人事の方や、人事になりたい方向けのセミナーで講師をさせていただいたのですが、採用の手法については話せても、事例が自分の担当した会社しかないことに気づいて…
もっと他社の事例を学んでいきたいなと思っています。
ーー今後のビジョンを教えてください!
将来起業したいとかはないのですが、ベンチャー採用のマーケットをアップデートしたいと思っています。前職の経験で大手企業とバッティングするとどうしても勝てなくて悔しい思いをしているベンチャー企業さんをたくさん見てきました。そういう会社さんを助けたいと思っています。
そのためには、採用自体をアップデートして、大手と比較しても勝てる市場感にしていきたいです。
ーー最後に、これから新しくチャレンジをしようとしている女性へアドバイスを頂きたいです。もし「こういうスキルを持っていると強い」というのがあれば教えてください。
オンラインで表現する力はつけた方が良いと思います。テキストでのコミュニケーションでも、伝え方次第で伝わり方は変わってきますからね。
あとは、目の前の人を幸せにし続けるという意識が大事だと思っています。目の前の人に真摯に向き合っていれば、後々返ってくることもあると思うんですよね。
女性だと結婚のタイミングとか色々なしがらみもあると思いますが、自分が好きな道を選ぶのが一番良いと思っています。
今の会社に入社する時に小さな会社だったのですごく迷いましが、今は、自分の好きな道を選んで良かったと心から感じています。自分の好きなことを選んだほうが、ストレスなく生きていけると思います!
編集後記・まとめ
以上、寳田さんのインタビューでした。
就職活動に役立てるために訪れたインドで、ビジネスの根幹を体験された寳田さん。
ビジネスの根底にあるのは、目の前の人を幸せにしたいというシンプルな考えなのかもしれませんね。
寳田さん、ありがとうございました!
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