!必読!【新入社員・入社2/3年向け】ハッピー社会人ライフのすすすめ 3箇条【日系企業】

新入社員の皆さん、ご入社おめでとうございます!学生から社会人となり緊張感や期待感でいっぱいだと思います。新たなスタートを切った皆さんには、新しい出会いや経験が待っています。
新入社員向け(入社2/3年向け)に社会人生活10年以上の私が「事前に知っておけばよかった」と思う社会人ライフを楽しむうえで必要なことを記載いたします。私自身も数々人間関係で失敗をしてきましたので事前に注意点を知っておくことである程度問題を回避できると思います。

0.はじめに

 まず、皆様が入社までにこれまで接してきた方は入社された会社の人事部門の方です。会社説明会、入社後のサポート等で対応された方は、あなたが実際に働く現場の直属の上司ではなく、会社内で対新入社員採用のために選ばれた人事の方なのです。人事の方からいろいろな話をされたと思います。会社のビジョン、未来のこと、どのように会社が社会に貢献しているかなど、どのような働きや方なのか等々、学生の方々に対して親身になって相談に乗ってくださった方もいるかと思います。
 ですが、実際に配属され、長い期間一緒に働き、業務を行うのは別の方です。もう一度言います。
実際に配属され、長い期間一緒に働き業務を行うのは別の方です!
上記を考慮し、ハッピー社会人ライフを過ごしましょう。
ではいってみましょうー。

1.会社/上司に過剰な期待を持たないこと!

入社したばかりなのに、ネガティブなことを言わないで!やめて!と言われる方もいるかと思いますが、
社会人生活を送るうえで一つ目の重要なポイントは
「会社/上司に過剰な期待を持たないこと」です。

【職場環境編】
 当初ご自身の中でイメージしていた会社の職場環境と、実際の職場環境が異なることがあります。大学での学習内容や就職活動での情報収集などから、入社前に会社キラキラしたイメージを持たれていると思います。特に入社前は会社の良い部分に目が行きがちになります。
 入社前に与えられた情報や印象と、実際の仕事内容や職場環境が異なる場合、戸惑いや不安、ギャップを感じてしまう原因になりますので、過度な期待を持たないようにしましょう。

【上司編】
 配属前は、上司についてもキラキラしたイメージを持たれていると思います。コミュニケーション能力が高く、リーダーシップがあり、チームビルディングができる、相手の意見や気持ちを理解しようとする姿勢がある等々。ですが、上記のような素晴らしいスキルを持たれている理想の上司配下に配属されるケースもありますが、稀だという認識でいれば理想と現実のギャップに苦しむことがなくなるでしょう。

ちなみに、私の新卒で入社した会社の直属の上司は下記の特徴を持たれていました。

・部下(メンバ)に的確な指示やフィードバックができない
・部下(メンバ)の意見や気持ちに対して無関心
・部下(メンバ)に対して教育するという考えがない

 配属されて1か月ごろに気づきましたが、上司の方は年齢を重ねているだけで役職が上がっており残念ながら仕事ができない方でした。当時の私は「上司は仕事ができるもの」と期待し入社していましたので、ギャップに非常に苦しめられた経験があります。特に2か月以上業務が与えられないなどもあり無関心については、心を痛めました。
(仕事ができない上司にあたった場合の対処法は別途記事を書きたいと思います)

2.合理的/効率的/正しいことがすべてではない!?

 ようやく仕事をある程度覚えて仕事を進めていると、合理的/効率的でないことが多く出てくると思います。上司の仕事の進め方に対しても同じです。

「なぜこのような非合理的なやり方をしているの?」
「この作業無駄じゃない?」
「このような無駄な仕事をして意味あるの?」
「先ほどの会議、上司の過去の自慢話しか聞いていないような、、」

などなど、、
あなたはが業務上改善するべき点に着目されたのは素晴らしい事です。
あなたの気持ち、正しさは十分理解できます。

ですが、あなたがもし長くその会社で働くことを想定をされている場合は、
上司に対し「この作業、無駄だと思います。」、「先ほどの会議の目的は何ですか。」、「ここはこのようにしたらより効率的だと思います。」など、はっきりと強めの口調で上司へ伝えることはNGです

業務上、無駄な点/非効率な点をあなたが認識したとしても、まだ誰にも言ってはいけません。堪えましょう。

 なぜなのか?!ですが、優しく部下の意見を受け止めてくれる上司であればよいですが、世の中そのような優れた方ばかりではないのが現実です。もし、進言した場合、上司はあなたに対して嫌悪を抱きマイナスイメージを持ってししまう可能性が高いです。場合によっては部下に攻撃されたと思う方もいます。
 上司は長年、非効率的/非合理な業務を行っているのです。上司からすれば「言っていることは正しいが。人格も否定された」感覚に陥ってしまいます
 上司があなたに対して、マイナスイメージを抱いてしまうと今後の社会人生活をぎくしゃくした関係のまま業務を行う必要が出てきます。この場合はお互いにデメリットしかありません。ホイホイと上司はチェンジができればよいかもしれませんが、上司を選べない、変更できないのが現状です。(本当にそりが合わない最悪の場合は部署移動はできると思いますが、)
上司に対して媚びへつらえと言っているのではありません。まだ時が来ていないのです。

では、不毛な業務/非効率的な業務について、
どのように指摘/改善対応をすればよいか、ですが

「上司との信頼関係を築いたあとに、改善案を提案する」です。

ここは非常に重要ポイントとなります。
このことは上司だけでなく今後一緒に働くであろう同僚/チームメンバに対しても役に立ちます。お互いに最低でも一緒に3か月~半年業務をこなし、お互いの人間性、性格、を十分に把握したうえであくまで、「ご提案」という形で進言しましょう。
そうすることで聞き入れてもらう確率が上がります。角が立たずに改善対応できるのです。なぜこのような回りくどい対応が必要かですが、

「人間は必ずしも合理的/論理的な正しさだけで動くものではない」
といことです。

もしかしたら、あなたはビジネス書や自己啓発本を読み、合理的/効率的な業務の進めた方などを学んでいるかもしれません。「会社のため」だと思って業務改善したいと思っているかも知れません。ですが実社会で、現場で落とし込もうとすると弊害が出てきます。業務は感情を持った人間が行っているという点です。感情を持っている限り、信頼関係や正しい伝え方をしないと人は動いてくれないのです。

上記は社会人ライフを円滑にするうえで大切なことですので頭の中に入れておきましょう。

ちなみに私は、上司と信頼関係を築けていない時に「改善提案」など進言しまくり/正論ばかりを言い、職場から干されかけた経験があります。意識高く持たれている方ほど、このケースに陥りやすい傾向にありますのでご注意いただければと思います。(振り返れば周りが見えていなかったのだと思います。。)

3.ちょっぴり勇気をもって挑戦・行動しよう!

 社会人生活をハッピーでかつ有意義なものにするためには、ちょっぴり勇気を持って行動しましょう。その差が中堅クラスになるころには他者と差として生まれてきます。

【経験編】
 新卒・若手のころは仕事で失敗しても、ある程度許容されます。年を重ね30代40代になると失敗が許されなくなり「責任」という二文字が背中に覆いかぶさってきます。私にはできないかも?という仕事でも、思いっきりチャレンジしてみてください。たとえ失敗したとしても長い社会人ライフの中の笑い話になるでしょう。ちなみに私は、「もし失敗しても死ぬことがないのだから」という理論でいろいろな仕事にチャレンジさせてもらいました。失敗もありましたが、振り返ってみると何事にも代えがたい経験になったと思っています。(医療従事者の場合は少し別だと思いますが、、)

【知識編】
 社会人になり勉強は不要だと思われている方がいらっしゃるかと思いますが、勇気をもって業務に関連する資格取得を目指しましょう。会社のためでなく今後の自分のために学ぶのです。勉強は嫌だという方もいらっしゃるかと思いますが、30代になるころから業務でできること・できないことの差が同僚と生まれ始めます。新卒や入社2・3年目の時は膨大な仕事をまかされることは少ないと思います。仕事をさっさと切り上げて今しかできないことに注力し勉強をしてみてください。必ず今後の自分のためになると思います。

4.最後に

 会社/組織で働ということは、あくまでもあなたが心身ともに健康で幸せになるための一部の手段でしかありません。働くために生きているわけではないのです。仕事を通じて多くのことを学び、多くのことを経験されると思います。時には、業務量が増え、何のために働いているかわからない時が来るかもしれません。ですが、あくまで仕事は一部の手段でしかないことを認識したうえで社会人ライフを送ることができれば人生を豊かにすることができると思います。また、会社は一つではありません。もし、仕事が本当に苦しく、辛いと感じ自分と合わないと感じるのであれば転職もできます。いろいろな選択肢がある中で、自分の可能性にぜひ挑戦してみてください。
最後にですが、皆様が実りあるハッピー社会人ライフを過ごされることを願います!

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