「行動経済学」から学ぶ。損を回避する方法
行動経済学に少しハマったので、「マンガでわかる行動経済学」という本を読んでみました。
ダメなのに辞められない
「コンコルド効果」
人はついダメと分かっていても、過去に投資した金銭や時間が勿体無いと感じてしまい、いずれ状況が好転するだろうという希望的観測で投資を続けてしまうことがあります。
”途中放棄”という選択を簡単に選べないんですね。
これを「コンコルド効果」と呼びます。
例えば、ギャンブルで負けた時、次こそ取り返せるはずだー!とか。
もうダメと分かってるのに、何も成果を出せないまま終われない!とか。
そうやってズルズル続けてしまう感じです。
何故、人はこのように「勿体無い精神」から辞められなくなるのか?
人間が持つ、もうひとつの性質について書かせていただきます。
損失回避の傾向
実は「得をしたい」という気持ちより「損をしたくない」という気持ちの方が強い傾向が人にはあるそうです。
この傾向があるからこそ
今後、老後資産が足りない!
不景気で解雇されるかも!
というニュースを見ると、みんな不安になって何か始めたくなるんですね。で、始めたからには中途半端に辞められない。
ちなみに、その傾向を知ってるからこそ、将来不安を煽って売りつける商法も多いのでご注意ください。
根本は損したくないという気持ち
何はともあれ根本には「損をしたくない」という強い思いがあります。
この気持ちは多かれ少なかれあります。これを読んでるあなたにもあると思います。
ではどうすれば良いか?
私なりの方法をひとつ書かせて頂きます。
損を回避する方法
例えば、noteを例にあげましょう。
noteの世界では毎日noteを更新する事を挑戦されていたり、PV数やフォローワー数、スキ数を上げることを目標にされてる方多いと思います。
それらを目標にしている場合、数字が明確に決まっていなくても大体これくらいは・・・という希望があると思います。
毎日記事を書いてるわけですから、それだけの労力・時間がかかっています。それに対して結果が伴わない、それって損ですよね?
なので本当はもう疲れたから毎日noteを辞めたいんだけど、期待した結果が出るまで辞め辛い。そういう方もいらっしゃるかもしれません。
気を悪くされた場合すみません。
あくまで例えです
では、私はどうしてるかというと、私もなんだかんだ毎日noteを書いてます。
書いてますが毎日noteを書くと宣言はしてません。
でも、仮に1ヶ月ぐらい継続できたら報告しようかなーとは思っていますし
例え毎日投稿できなくても、1日2投稿以上してる時もありますので「数的には毎日更新と同じです!」と報告しようかと思ってます。
さらに言うと、投稿数が足りなかったとしても、「毎日ではありませんがnote継続できました!」と報告したいと思ってます。
なんにしても良い報告で終えます。笑
投稿数があまりにも微妙ならPV数やスキ数?
この数が微妙なら、一番人気だった記事は何か?
ですかね。
あくまで例えですが、こういった風に良さそうな要素を探し、良かった点を報告。そして一区切りつけます。
その後、余力があれば続けてもいいし、余力が無ければ辞めてもいい。
一旦、良い感じに区切りをつけることが大切です。
いやしかし、全然良いところが見つからないんだ!
全然ダメだったんだ!という場合どうするんだ!?
という反論はあるかと思いますが、こういう時は失敗談を書けば良いと思ってます。
一昔前ですと「今日の失敗は明日の成功の種」と言って経験に変えるしかなかったんですが、今は経験をシェアできる時代。(失敗を糧に変えるってめちゃ大事ですけどね)
むしろ成功談を掲載するより失敗談の方が価値高いかもしれません。
失敗談という言い方が引っかかるのであれば挑戦談として、「私の挑戦はまだまだこれから!」とか「この失敗を糧に!」とか未来へ繋げても良いかもしれません。
要するに「どのような結果であれ、何かしら前向きに捉える」ことが大事です。
まとめ
人には、ダメと分かっていても、過去に投資した金銭や時間が勿体無いと感じてしまい、いずれ状況が好転するだろうという希望的観測で投資を続けてしまう傾向がある。→つまり損切りが出来ない
どうしてそうなるかというと、人は得したい気持ちより、損をしたくないという気持ちの方が強い傾向にある為です。
損したくないという気持ちを回避する事は難しい。
ならば、「損しないように考え方を変える」こと。
これが今日オススメした方法です。
ズルズル続けない為の方法はもうひとつあるんですが、今日はここで筆を置かせて頂きます。
何かしら参考になりましたら幸いです。
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