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【映画 ミッドサマー考察ネタバレ】ダニーとペレのその後、ルーン文字の意味、ヘレディタリーとの関連

映画 ミッドサマー(MID SUMMER)の考察、ダニーとペレのその後、ルーン文字の意味、ヘレディタリーとの関連。90年に一度の儀式、9日間のフェスティバルの内4日間~5日間しか時系列では経過していない。メイ・クイーンに選ばれたダニー、過去のメイ・クイーンが作中に登場していないのはホルガ村では儀式が行われて一定期間で荼毘に付すからなのか。一応有料ですが、よかったら課金してください程度です。記事はほぼ無料で読めます。そして複数回の鑑賞をおすすめします。

ミッドサマーとは?

『ミッドサマー』は、2019年公開のアメリカ合衆国・スウェーデン合作のホラー映画。監督はアリ・アスター、主演はフローレンス・ピュー。 原題は、スウェーデン語で夏至祭を意味する。

ミッドサマー キャスト

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フローレンス・ピュー(ダニ―役)
ジャック・レイナー(クリスチャン役)
ウィル・ポールター(マーク役)
ウィリアム・ジャクソン・ハーパー(ジョシュ役)
ヴィルヘルム・ブロングレン(ペレ役)
アーチ・マデクウィ(サイモン役)
エローラ・トルキア(コニー役)
ビョルン・アンドレセン(ダン役)

ミッドサマーのロケ地は「ハンガリーのブダペスト」郊外にスウェーデンの村を作製したそうです

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最近の海外ドラマで当たり前の「薬物摂取シーン」や「幻覚剤の摂取シーン」があります

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美しい北欧の村、ハイジに出てきそうな放牧をしてチーズやヨーグルトを作っていそうな田舎の村は薬物と死生観の極端なアニミズムの集落でした。

映画:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドとは逆のパターン

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・ホルガ村は薬物に長けている
・既に誰かが絵を描いている状態からスタート
※ミッドサマーの場合はペレとペレの上部の人間
・最初に不幸があり、喪失感を持った人間を決める
・最後の結末はターゲット以外の人間の最大限の利用
・過去に何度も同じ形でホルガ村には外部からの流入があり信仰と村の繁栄を行っていた。

日本版アートポスターは「ヒグチユウコ」さんと「大島依提亜」さんが手掛けています

映画:ホステルのように旅行者は次々と生贄のようにホルガ村のえじきにされます。

ホステルは旅行者が北欧の田舎町に泊まり酷い目に合うと言う話です。
ミッドサマーと似ている部分は「無知な旅行者が巻き込まれ全てを失う」と言う点です。ミッドサマーと大きく異る点は、どこになるでしょうか。

ホルガ村の大きな収益は人身売買、又は臓器販売や違法薬物の栽培等と言う仮説

・薬物や人間を使ったマーケティングの場合は秘密やルートの確保が全てと言われています。外部からの人間を取り入れるメリットはゼロです。
※広告とは逆の考えです。
・不必要になった取引先は卸元を抹消する事からホルガ村とは別に表向きの組織があると考えられます。
※拷問や解体等に長けている点や、村本体を失うことを恐れ他でも小規模なホルガ村は再現可能なノウハウ

ミッドサマーのDC版ではモザイクなどがなくなる情報もあります

かなりの確率でダニーはミッドサマーの儀式の後に荼毘に付す可能性が高いです

ホルガ村の大きな収益がブラックマーケットやダークウェブと言う仮説の元、秘密を外部へ漏らす可能性がある人間はホルガ村に必要ありません。何かしらの理由があって出産などを行った後にダニー達はホルガ村ではなく現世でも無い場所へ誘われる可能性が高いです。

外部からの人間は「種」と「母体」と別けて考えられます

用意周到にダニーのような人間を「年に数人」のみ集め、去年の儀式のときに生まれた赤子の姿もあったように思えました。また「クリスチャン」の種をペレの「妹」に宿す事で、更に「クリスチャン」は儀式で荼毘に付す事になります。しかも悪魔として。

ミッドサマーはヘレディタリー/継承とは異なり、呪いの描写はありません

・ルーン文字
・アニミズム
・異教徒や儀式

上記の3点でミッドサマーにおいても呪や魔術的な力は存在している事を示唆しています。仮に無かったとしても現在の体制とは異なるベクトルの考え方の集団の話と言う意味では共通しています。そして外見的には見分けがつかない状態で暮らしに溶け込んでいます。ペレのように。近所の住民のように。

ホルガ村で出産、育った人間はペレのように純粋なホルガの使徒として外部から用意周到に人間を集めます例えばダニーの妹の「ケリーの不幸」は偶然だったでしょうか?

ダニーの妹の「テリーの不幸:」はペレやホルガ村が仕込んだ可能性もあり。薬物はお手の物。

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