【竜とそばかすの姫感想】

私はとても良かった、面白かったと思いました。

ネットでは賛否両論あるようで、主には
・後半の急すぎる展開
・竜とベルの接触シーンが不可解
・美女と野獣のオマージュ 
などなどですが、

言いたいことはわかります。
むしろ後半の急展開には置いてかれました。

ただマイナス面を差し引いても、良い映画だったなとしみじみ思うのです。

インターネット上の仮想世界という設定やら、主人公と竜の生い立ちやら、一見すると小難しいテーマを連想したくなるけど、シンプルに 

歌と映像を楽しんでほしいです。


🦍の竜とそばかすの姫オススメポイント

①音楽がいい。
⇨ネットで急に現れた謎の歌姫という設定に説得力をもたらす歌、声。映画館の音響効果で更に圧巻。特にアンベイルされたすずが歌うシーンは圧倒的で、映画のキャラ達と現場で聴いているかのような感覚に。 

②映像がいい。
⇨映像がいいってなんかアホの子みたいな感想。だがそう言うしか無い。恐らく多分に意識してるであろうディズニーのような表情と、細田監督の緻密な3D表現が組み合わさり新しいステージに達している気がした。あと、監督の書く夏の雲が好き。

映画館の音響、大画面でじっくり味わうのがオススメな作品です。是非。



あと内容と関係ないけど一個だけ。
他の細田監督作品、特にサマーウォーズと比べたら面白くないなぁ…みたいな見方はもったいないなぁと思います。 
(スタジオジブリでも同じようなこと記事にしましたが)

作品それぞれ題材も本旨も異なるのだから、そりゃ感じは違うでしょう。
むしろ、サマーウォーズと同じような世界観から全然違うテーマを作り出せるのはすごいなと思いました。

志村さんがいる時も亡くなった後もフジファブリック、昔と今で違う感じの曲を出してるくるり、
🦍はどっちも好きです。


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