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愛してやまない、手づくりとの関係性

「毎日お弁当、作ってえらいね!」

一緒に働いてる目の前の席に座るおばさんに、声をかけられた。

確かにその人は、たまーにお弁当を作ってくるけど基本外に食べに行くし、周りの人を見てもコンビニのご飯を食べたり、親に作ってもらったり。

自分でわざわざ"お弁当を手作りする時間"を割いてまで、持ってくる人は少ない。

わたしも平日は家に帰るのがやっとで作れるはずもなく、休みの日に近くのスーパーや八百屋へ自転車をコキコキ漕ぎながらハシゴし、家に連れ帰った彼らで1週間分のおかずを作るようにしている。

これが、継続の秘訣です!ニコ

と、話しかけてきた職場のおばさんに伝えてあげたい。

おさかな弁当🍙

料理スキルというけれど、、

最近、お付き合いした人がいる。

付き合う前、彼に譲れない条件ある?と聞いたことがあった。

「料理が上手い人がいいな!親も料理が上手い人が安心って言ってたし、俺も食べるの好きだから!」

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一昔前のドラマや映画で、花嫁修行といい料理教室に足しげく通う女性たちを幾度か目にしたけど、そんなんでお嫁に行けたら苦労しないよな。と冷めた目で見ていた中学時代の記憶が蘇ってきた。

でも、今になり合点がいく。
料理スキルって、"オトコゴコロ掴む"だ。

花嫁修行していた彼女たちも、無事にお嫁に行き幸せな結婚生活を送っているだろうか。
 
その後が気になる。

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お付き合いした彼はいつもわたしの手料理を「今までの彼女の中で別格!なんでも全部美味しい!」といいながらバクバク食べてくれるので、とても作り甲斐がある。

バレンタインに🍒

好きになるきっかけ

元々料理は好きだったのだけど、特にお菓子作りが好きだった。作りすぎて食べられない大量のお菓子を、クラスメイトにバラまいていた頃が懐かしい。

料理した後のキッチンはいつも、チョコやら小麦粉やらを撒き散らしたままで寝てしまう。
なのに、次の日にはピカピカ綺麗になっている台所を見て、母は偉大だと感心した。
料理は好きだけど、昔から片付けは昔からどうも苦手。

そんな高校時代を過ごしたあとは、東京にある箸で食べる洋麺屋五右衛門の会社に就職した。

青森県には洋麺屋五右衛門がなく、どんなお店か知らなかったけど、高校に来ていた求人票の中で真っ先に目を引いた。   

青森の田舎から東京のレストランを展開する会社へ入社した過去がある先輩もいると聞いたことが後押しとなり、会社に応募し、合格した。

今思うと、五右衛門に勤めたことが料理を本格的に始めたきっかけ。

そこから、作れる料理のレパートリーも広がり、今では体温調理器を使って、サーモンのコンフィやビーフシチューも作れるようになった。続けるとなんでも上達すると痛感する。

たまに原点に戻る🍝

今週は何を作ろうかな

週末、作り置きは5〜7食程度つくるようにしている。

お気に入りの八百屋で季節の野菜を品定めして、メニューを考える。
最近は暖かくなってきたので、アスパラや新玉ねぎが多め。

アスパラは肉で巻き、青森県民なら誰もが家の冷蔵庫にある、スタミナ源たれで味付けをするとバッチリ味が決まる。
新玉ねぎは甘味が強いので、牛丼にしたり炒め物にしたり、と大忙し。

夏に向けてナスやピーマン、トマトなどの夏野菜も育つ時期だから、何を作るか今から楽しみ。

実家でも野菜が育つ時期。
祖母が一生懸命畑で育ててくれるおかげで、家庭菜園とは思えないほど食べきれない野菜が毎年収穫される。

去年は、スイカが一つの苗から20個も採れる大豊作な年となり、家族みんなで大喜び。今年はどんな野菜が育つのかとても楽しみ。

祖母の野菜は、形はいびつだけどそこがまたご愛嬌。味はとても美味しく、いつもわたしに野菜が採れたよと嬉しそうに報告してくれる。

今年は、どんなお野菜と会えるかな。
夏がとても待ちきれない。

さ、今週もお弁当つくろう。

written by みんちゃん

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