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人口の罠と大量生産社会と明治維新 人口で語る世界史②

人口・経済・政治・地理・興味がある人にはとても面白いと思うのでぜひ読んでもらいたい
日本では2008年が日本史上一番人口が多い年となった。
少子高齢化と【人口問題】が日本で世界で叫ばれる今、
人口について書かれたこの本を読み人口問題について今までとは違った目線で考えることができた
トピックごとにいくつかの記事に分けながらこの本に書いてあったことと考えたことをnoteに書きたいと思う



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マルサスの罠

有名な「人口論」は、一七九八年から一八 三〇年の間に着々と版を重ねた。人口増加はそれを養う土地の能力をいつか必ず追い越し、そう なれば悲惨な状況と大量の死が待っているというのが、彼の主張だった。そのような状況に至る と、戦争や飢饉や病気によって、その土地が養えるレベルにまで人口が減少する。限られた資源 を分ける人間の数が減れば、生き残った少数の人々の分け前が増え、その人たちは前より少しよ い生活ができ、寿命も延び、もっと子孫を増やすことができる。有名な「人口論」は、一七九八年から一八 三〇年の間に着々と版を重ねた。人口増加はそれを養う土地の能力をいつか必ず追い越し、そう なれば悲惨な状況と大量の死が待っているというのが、彼の主張だった。そのような状況に至る と、戦争や飢饉や病気によって、その土地が養えるレベルにまで人口が減少する。限られた資源 を分ける人間の数が減れば、生き残った少数の人々の分け前が増え、その人たちは前より少しよ い生活ができ、寿命も延び、もっと子孫を増やすことができる。

人口が増えることを危機として考える人々もいた。

マルサスの罠は
人口増加<土地の能力
の状態になると悲惨なことが起きるというものだ

農業革命

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農行革命(世界中から農産物を買うことが可能になった)により近代化が進んだ先進国ではこのマルサスの罠から逃れることができた。
(地球規模で見た時には環境に大きな影響を及ぼしており今後マルサスの罠のようなことが起きてもおかしくない。このことはこの人口で語る世界史につて書かれた別の記事で紹介しようと思う)

イギリス人により開拓されたアメリカ

ヨーロッパの人々はアメリカンドリームを夢見てアメリカに移民として流入してきた。
そので彼らは農作物・工業製品を大量生産し、輸出した。

このようなことが起こり農業革命が起きた。

アメリカではのこの後も多くの人が移民や奴隷としてやってくる。
人口構成について書かれた部分は別の記事で紹介等したいと思う。

大量消費社会

アメリカでは外国に輸出するための農産物・工業製品が大量生産された。
この国で始まった大量生産・大量生産の文化は世界に広まった。
この文化は人口・環境・経済など様々なところに大きな影響を与えながら広まっていった。

アジアで初めてマルサスの罠をのがれた国

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日本はアジアで初めてマルサスの罠を逃れた国である。

明治時代以降日本では急速に工業化が進んだ。
工場で働く人が増えて人口も増えた。
このことにより食料を輸入するようになる。

人口増加<土地の能力
の状態になったのである。

その後も日本凄まじい勢いで発展していった。


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