懐かし恋愛日記②「初デート」

こんにちはトクです。

本日もNOTE訪問くださりありがとうございます。

今回は「初デート」の場面を振り返りたいと思います。

初デートは定番の映画でした。

10時に「ちえ」の家の前に愛車プレリュードで乗りつけました。
 
「え～。〇〇君プレリュード乗ってんだ！カッコイイね」

「そう。カッコイイ男には、カッコイイ車が似合うの(笑)」

迎えに行って映画館までの道のりは、ずっと緊張していました。
 
映画は私の好みでアクション映画を見ました。

「〇〇さん。無理にアクション映画付き合わせてごめんね。お礼にクレーンゲームでなんでも好きなの取ってあげるよ」

そう言って映画館の隣のゲームセンターに入りました。

「う～ん。それじゃあ、このクマのぬいぐるみが良いな」

「よし、任せとけ」と言ったは良いものの、なかなかクマのぬいぐるみが取れません。

悪戦苦闘、5回目にしてなんとか、クマのぬいぐるみをゲット。

「ちえ」に渡すと、とても喜んでくれました。

「それじゃあ喫茶店で、昔話でもする？」

そう言って近くの喫茶店に入りました。

喫茶店では、高校時代の話で盛り上がりました。

お互いに高校時代は意識していなかったので、「え～。そんなこともあったんだ」という会話が多かった記憶があります。

「〇〇さん。今日、この後、時間大丈夫？」

「うん。明日はお休みだから大丈夫だけど⋯」

「じゃあさぁ。夕飯食べていこう。肉って食べれる？」

「うん。大丈夫」

「肉とハンバーグが美味しい店があるんだけど、そこに行こう」

そう言って喫茶店を出ました。

車で30分程走ったところに目当てのお店がありました。

このお店で何を注文したのかは、忘れてしまいました。

私も映画を見ている時からドキドキだったので、記憶が飛んでいる部分もあります。

食事が終わっても、別れるのが辛くてわざわざ遠回りして「ちえ」の家まで送りました。

別れ際に「来週の土曜日は空いてる？良かったらまた、会ってもらいたいんだけど」

「無理かなあ⋯」

「土曜日は毎週空いてるから大丈夫だけど」

「ホント、良かった～。じゃあまた10時に迎えに来るってことで良いかな？」

「分かった。じゃあ待ってるね」

そう言って別れました。

私は車の中で、思わずガッポーズをしてししまいました。

「ちえ」とまた会える。

そう思うととても嬉しかったのです。

アパートに着くとショートメールを打ちました。

「今日は、とても楽しかったです。実は、ずっとドキドキしてました。また、来週が楽しみです。それじゃあお休みなさい」

すると「ちえ」から返信が来ました。

「私も楽しかったです。実は私もずっとドキドキしてました。来週楽しみにしています」

といった内容でした。

ここでも思わずガッポーズです。

とりあえず来週に繋げられた喜びと、ホッとした気持ちがありました。

この晩は、興奮してなかなか寝つけませんでした。

それでは最後までお付き合いくださりありがとうございました。