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読書記録

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読書記録です。本を読んで思ったこと。考えたこと。思い出したことなど。
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2022年8月の記事一覧

【読書 (+映画) 記録】流浪の月

【読書 (+映画) 記録】流浪の月

今回は凪良ゆうさんの、"流浪の月" です。
読んでから少し経っているので、読んだ直後、映画見た直後に溢れるままに書いた日記から引っ張ってきているところもあります。ゆえに読みづらい文章になっているやもしれません。

読む前に

この作品は、ずっと読みたいと思ってて、図書館で貸し出し予約をして、何か月も待って、予約したことも忘れた頃に借りることが出来た本。
そしてそれがちょうど映画の公開の少し前だった

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【読書記録】鹿の王

【読書記録】鹿の王

今回は、上橋菜穂子さんの "鹿の王" です。
壮大で繊細。ミクロとマクロ。一個人が生きるということと死ぬということ、大きな規模で子孫を残していくことや、自然と共存するということについて考えさせられる。読んでいてめちゃくちゃエネルギーを使う。

この本への記憶

これは私が大学受験の時に、二次試験が終わったら読むぞ、と決めていた本である。受験生の冬、全娯楽を封印し勉強していた私が、終わったら読む、終

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【読書記録】汝、星のごとく

【読書記録】汝、星のごとく

今回は、凪良ゆうさんの「汝、星のごとく」です。
これまでのnote記事とは異なり、かなり新しい作品ですが、衝動買いして衝動読み(?)して、感情が高ぶりまくってるのでこのまま衝動に任せて書いてしまうことにしました。
勢いのまま感想を書いているので綺麗な文章ではないかもしれませんがご容赦ください。

読み終わって最初に思ったことたち

あらゆるパラレルな可能性が浮かぶところが、流浪の月を彷彿とさせた。

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【読書記録】ムゲンのi

【読書記録】ムゲンのi

今回は、知念実希人さんの"ムゲンのi"です。

少し不思議で、少し厳しくて、それでいてとても優しい物語だった。

読む前に

知念さんの本は、大学生の頃にお世話になっていたバイト先の先輩から、誕生日だったか、プレゼントにもらったことがある (死神のやつです)。すごく理論的かつリアリティのある話で、物語としても論理的なのに、設定が非現実的だったりして、脳みそのどの部分を使って読めばいいのだろうという

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