岡本太郎さんと私

遠い親戚とか、熱烈なファンとかではないのですが。

去年の今頃、とても素敵なアロマセラピーを受けまして、その時のセラピストさんが、「あなたは例えるなら、岡本太郎さんです」と言ったことをきっかけに、他人とは思えなくなりました（単純）。

「私なんてどうせ」を口癖にしながらも、変わりたいと願っていた、去年の私。

友達が「自己肯定感が上がる」とフェイスブックに載せていたのを見て、私も上げたい！と、予約したアロマセラピーでした。

何も調べないまま、「きっとアロママッサージをしながら、いっぱい褒めてくれるんだ ♪」、と想像して行ったら、アロマの瓶がたくさん置かれた机を挟んで、対面でお話をする感じだったので、まずびっくり。

がーん。マッサージじゃない。

はっ！そういや、セラピーって言ってた！

セラピーって何だ？

知らない人と二人きり……ちょっと怖い！

びくびくしている私に構わず、お話を始める、神秘的なセラピストさん。

「あなたはアーティスト感性を持った、自由人ですね。肯定的な物の見方をする方です。分かりやすい例えで言うと、あなたは岡本太郎さんです。」

えーーーーー。おわーーーーー。誰だっけそれーーーーー。

「家事や、決められた通りに動くこと、普通のことが苦手ですね。
でもそんなの、岡本太郎さんが出来たら、嫌じゃないですか？
あなたには他に、やることがあります。」

えーーーーー。いやーーーーー。いやいや、待って待って。

「でもちゃんとしないと、家族が困ります。苦手でも頑張らないと。」

「家族の方は、あなたがあなたらしく生きることを望んでいます。苦手なことを頑張って、あなたらしさを失うことは望んでいないと思います。
あなたの周りにはいつも、あなたが苦手なことを代わりにしてくれる方が、いらっしゃいますよね。」

はぁ、いるような気がします……。

「グラウンディング、言い換えれば、自己実現、自己同一性が、あなたに制限をかけている要因です。ゆったりと、のんびりと、あなたの人生を受け容れてください。」

「愛を持って、夢や希望を刷新してください。あなたの源泉に繋がり、あなたを目覚めさせます。ハートが震えるかどうか、で決めて下さい。」

「昔の希望を回復させ、想いを復活させて下さい。」

「あなたのグラウンディングは、創造すること、喜びや安心を与えること、です」

今、当日セラピストの方が渡してくれた紙を見ながら書いているのですが、今なら腑に落ちることばかりです。

当初はよく分からなくて、最後に

「不思議なんですが、あなたは少女に見えます。小学生くらいの。」

と、優しく微笑まれたことが嬉しくて、「美人に少女って言われた、えへへ」、みたいな感じで機嫌良く帰って来たのですが、じわじわと、私の中に沁み込んだ言葉だったようです。

岡本太郎さんについても、ほとんど知識がなかったので、気になって一冊読みました。以下、岡本太郎さんの言葉です。

「面白いねぇ、実に、オレの人生は。だって、道がないんだ。」

「本職？そんなのありませんよ。バカバカしい。
　もしどうしても本職って言うんなら、人間ですね。」

いいね、太郎さん！好きだな！

そんなわけで、岡本太郎さんのこともお手本にしながら、2020年後半、毎日私らしく生ききって行こうと思う、6月23日の朝です。

おはようございます ♪

長々と読んでくださって、ありがとうございました。

今日もあなたが、ニコニコハッピーに過ごせるよう、同じお空の下から祈っています☆彡