時生屋

時をかけて生まれるものに、そっと屋根をこしらえて。 時生屋の想いを綴っていきます。

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    蜜蝋バター

    古来より日本に生息する日本みつばちの蜜蝋と、オーガニックホホバオイルのみで作りました。高知県内で採取した日本みつばちの蜜蝋を使用しています。蜜蝋(みつろう)とは、みつばちが巣を作るために花の蜜を材料にして体の中で作り出す天然のロウのこと。浸透力・保湿力・殺菌力に優れ、栄養面では花粉由来のビタミン、鉄分、カルシウムなどミネラル類が豊富。はちみつの10分の1程度の量しか作られない、とても希少な天然素材です。蜜蝋の天然成分を損なうことなくお届けするために選んだのは、オーガニックホホバオイル。フランスのオーガニック認定機関「エコサート」の認証を取得した原料を使用しています。ホホバは、砂漠で自生する非常にたくましい植物で、乾燥した過酷な土地で生き延びるために地中深くに根を張り、表皮をロウ状の物質で覆って内部の水分を蓄えるのだそうです。ほかの植物油脂とは違い主成分が蜜蝋と同じワックスエステル(ロウ)なので、酸化安定性が高く、劣化の少ないオイルとして知られています。蜜蝋本来の香りを楽しんでいただくため、精油は配合していません。伸びがよくしっかりと保護しながらベトつかない、サラッとした使用感に仕上げました。さまざまな用途でお使いいただけます。品 名:蜜蝋ワックス用 途:木製品・革製品・鉄製品のお手入れなど、 多目的に使用できる万能ワックス原材料:蜜蝋(未精製)、 オーガニックホホバオイル内容量:20g (1個入り)種 類:油性【使用方法】➀ブラシや布等で埃や汚れを落としてください。革・木の種類によっては色が濃くなったり、ツヤが落ち色落ちすることもありますので、必ず目立たない箇所でお試しの上ご使用ください。②乾いた布や清潔な指先に蜜蝋バターをなじませて、軽く広げるように塗ります。少量でよく伸ばしてください。③革製品は30分、木製品は半日ほど自然乾燥させた後、乾いた布で乾拭きして仕上げてください。【お肌への使用について】化粧品認可の基準として「原料の高温加熱滅菌処理」というものがあります。日本みつばちの蜜蝋は熱に弱く、この高温加熱滅菌処理をしてしまうと天然由来の成分が大きく損なわれてしまうため、本品は化粧品としての認可は取らず、家具や革製品用のワックスとして販売しています。安全な天然成分のみで作っていますが、製品製作の行程上、お肌への使用は自己責任でお願いいたします。【使用上の注意】➀スエード、ヌバック等の起毛皮革製品、ポリウレタンコーティングの人口皮革、プリント合板、塗装済みやワックス塗布済みの木材にはご使用になれません。②直射日光を避け涼しい所で蓋をして保存してください。乳化剤を使っていないため、夏は柔らかく、冬は固くなったりしますが、品質には問題ございません。③本品は食品ではありません。口に入れないでください。【土に還る、花咲くパッケージ】パッケージの和紙は、日本で排出される古紙を再生し、みつばちの好む「ジャーマンカモミール」の花の種を漉き込んだ環境にやさしいシードペーパーです。ひと晩水につけて5~10㎜ほど土に埋めると、数日で発芽し、やがてお花を咲かせます。種子は Non GMO、非消毒種子を使用。1枚1枚手漉きで、自然乾燥で作られています。シードペーパーの育て方https://seedpaper.jp/howto/【配送について】日本郵便のクリックポストで配送いたします。6個まで1個口で対応可能。商品の発送には、2~3営業日ほどお時間をいただいております。
    ¥1,870
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    【リユース】蜜蝋バター

    【こちらは、リピート購入限定の商品です】蜜蝋バターのアルミ容器は、捨てずに再利用をおすすめしています。空になったアルミ容器を郵送くだされば、リユース割引いたします。初回購入時に届く梱包材をそのまま再利用していただくため、宛名ラベル等は全て再剥離シールを使用しています。きれいに剥がれますので、ご注文後、切手を貼ってポストへ投函してください。【リユース(Reuse)とは】一度使ったものをゴミにしないで何度も使うことです。限りある資源を大切に使い、ゴミの量を減らすことで自然環境への負担を抑える取り組みの一つです。品 名:蜜蝋ワックス用 途:木製品・革製品・鉄製品のお手入れなど、 多目的に使用できる万能ワックス原材料:蜜蝋(未精製)、 オーガニックホホバオイル内容量:20g種 類:油性
    ¥1,500
    時生屋
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    はちみつ 900㎖

    高知県四万十川のほとりに生息する日本みつばちの天然はちみつです。日本みつばちは、日本に昔から生息する在来種の野生みつばちです。特定の花の蜜を集める西洋みつばちとは違い、一年を通して野山から四季折々の草樹花の蜜を集めるため、その蜜は「百花蜜」と呼ばれていて、年に一度だけしか採蜜できない希少なはちみつです。蜜源によって味、香り、風味もさまざまで、毎年同じ味にならないのも特徴。巣箱の中で季節をまたいで熟成された蜜の味は、濃厚な深みと後にひかないさっぱりとした甘みで、その豊かな味わいは自然の恵みそのもの。加熱も圧搾もせず、じっくりと自然に垂れた蜜だけをビン詰めする昔ながらの垂れ蜜製法で採蜜しています。自然そのままの滋養をお楽しみください。原材料名 : はちみつ(高知県産)内容量 : 900㎖賞味期限 : 2023年8月保存方法 : 直射日光をさけ常温にて保存。【配送について】クロネコヤマトで配送いたします。商品のお届けには1週間ほどお時間をいただいております。タイミングによってはもう少し早くお届けできる場合もございますが、余裕を持ってご注文いただけますと助かります。お届け時間のご希望がある場合は、ご注文の際に備考欄にてお知らせください。以下の時間帯をお選びいただけます。・午前中・14時~16時・16時~18時・18時~20時・19時~21時
    ¥6,000
    時生屋

記事一覧

田舎の家探し 完結編

ついに完結です。長かったあああああーーー。 2022年の始まりとともに本格的にスタートした、時生屋の家探し。 当初は四万十川周辺にエリアを絞って探していました。 四…

時生屋
10か月前
2

蜜蝋バターができるまで

父から日本みつばちの巣箱を受け継いで早4年。 ずっと商品化したいと願い続けてきた蜜蝋商品が完成しました。 なんにでも使える万能ワックス「蜜蝋バター」のご紹介です。 …

時生屋
1年前
3

田舎の家探しのその後

四万十での家探し、難航しております。 春になり週末は実家でのみかん畑と日本みつばちの養蜂作業がはじまったため、なかなか物件探しに時間を割けない日々。 それでも時…

時生屋
2年前
3

春の分蜂

春は日本みつばちの分蜂シーズン。 養蜂家にとって一番ワクワクする季節の到来です。 花が少なく花粉や花蜜を集めることができない冬の間、巣箱の中でじっと身体を寄せ合…

時生屋
2年前
2

田舎の家探し

大阪から高知に移住して、この春で丸3年が経ちました。 高知出身の私と大阪出身の夫が出会い、大阪で暮らしていましたが、農業への転職を目指して高知へ移住。 移住当初は…

時生屋
2年前
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四万十川の源流点に行ってみた

時生屋の原点ともいえる四万十川。 その全長は196kmにもなります。 上流は比較的直線的な急流、中流は大蛇行と多くの岩場、下流はゆったりとした雄大な流れと緩やかな蛇行…

時生屋
2年前
4

四万十川という川の魅力

時生屋がある高知県四万十には、清流四万十川が流れています。 全長196kmもある四国最長の川で、緑豊かな森から水を集め、くねくねと蛇行をくり返しながら雄大な大河となっ…

時生屋
2年前
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日本みつばちのこと

みなさんは、みつばちには西洋みつばちと日本みつばちの2種類があることをご存知でしょうか? 時生屋では日本みつばちの天然はちみつを販売していますが、買っていただい…

時生屋
3年前
8

はじめまして、時生屋です。

はじめまして。 時生屋/tokiyaと申します。 高知県四万十川のほとりにて、有機農家に就農しながら夫婦で日本みつばちの養蜂をしています。 日々のこと、暮らしや農業や…

時生屋
3年前
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田舎の家探し 完結編

田舎の家探し 完結編

ついに完結です。長かったあああああーーー。

2022年の始まりとともに本格的にスタートした、時生屋の家探し。
当初は四万十川周辺にエリアを絞って探していました。

四万十川下流の町で生まれ四万十川で遊び育った私と、四万十川の雄大さに一目惚れして移住を決めた夫。
そんな2人が暮らす終の棲家は、当然四万十川のほとりだろうと。

けれど探しても探しても、なかなかピンと来る物件には巡り会えません。
だん

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蜜蝋バターができるまで

蜜蝋バターができるまで

父から日本みつばちの巣箱を受け継いで早4年。
ずっと商品化したいと願い続けてきた蜜蝋商品が完成しました。
なんにでも使える万能ワックス「蜜蝋バター」のご紹介です。

蜜蝋ってなに?

蜜蝋(みつろう)とは、みつばちが巣を作るために花の蜜を材料にして体の中で作り出す天然のロウのこと。
浸透力・保湿力・殺菌力に優れ、栄養面では花粉由来のビタミン、鉄分、カルシウムなどミネラル類が豊富。
はちみつの10

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田舎の家探しのその後

田舎の家探しのその後

四万十での家探し、難航しております。

春になり週末は実家でのみかん畑と日本みつばちの養蜂作業がはじまったため、なかなか物件探しに時間を割けない日々。
それでも時間を見つけては気になる地域を見て回ったり、移住者対象の中間管理住宅を内見したりしていました。

自分達だけで探すことへの限界を感じて、高知県全域対象の不動産屋に物件探しを依頼したり、古民家専門の不動産屋を見つけて相談したり、これからエコビ

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春の分蜂

春の分蜂

春は日本みつばちの分蜂シーズン。
養蜂家にとって一番ワクワクする季節の到来です。

花が少なく花粉や花蜜を集めることができない冬の間、巣箱の中でじっと身体を寄せ合って暖を取り、冬までに蓄えた蜜を少しづつ消費しながら越冬するみつばち達。
花が咲き、新芽が芽吹く春の訪れとともに活発に活動しはじめます。

そして春は、新しい女王蜂が誕生する季節。
1群に1女王蜂が鉄則のみつばち社会では、新しい女王蜂が生

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田舎の家探し

田舎の家探し

大阪から高知に移住して、この春で丸3年が経ちました。
高知出身の私と大阪出身の夫が出会い、大阪で暮らしていましたが、農業への転職を目指して高知へ移住。
移住当初は自分たちの家と仕事が決まるまで、私の実家にお世話になっていました。

夏には就農先が決まったものの、家がなかなか見つからず、実家にお世話になったまま通勤する日々。
田舎の家探しは、都会のようにすんなりとは進みません。
やっと就農先に近く、

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四万十川の源流点に行ってみた

四万十川の源流点に行ってみた

時生屋の原点ともいえる四万十川。
その全長は196kmにもなります。
上流は比較的直線的な急流、中流は大蛇行と多くの岩場、下流はゆったりとした雄大な流れと緩やかな蛇行が特徴的です。

上流、中流、下流にそれぞれの顔があり、一見同じ川とは思えないほど違う景色が広がりますが、一般的に四万十川のイメージといえば、下流の川幅の広いゆったりとした雄大な景色ではないでしょうか。

そんな四万十川の源流点は、高

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四万十川という川の魅力

四万十川という川の魅力

時生屋がある高知県四万十には、清流四万十川が流れています。
全長196kmもある四国最長の川で、緑豊かな森から水を集め、くねくねと蛇行をくり返しながら雄大な大河となって太平洋にそそぎます。

本流にダムがなく、川岸や川沿いの道が自然に近い状態で残っていることから「日本最後の清流」と呼ばれています。

四万十川が育む豊かな生態系

四万十川にはアユやうなぎ、エビ、ツガニ(モクズガニ)、アメゴ、ゴリ、

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日本みつばちのこと

日本みつばちのこと

みなさんは、みつばちには西洋みつばちと日本みつばちの2種類があることをご存知でしょうか?

時生屋では日本みつばちの天然はちみつを販売していますが、買っていただいたお客さまから「スーパーに売っているはちみつとなんでこんなに味が違うの?」という驚きの声をたくさん頂きます。

日本みつばちのことをもっとたくさんの人に知ってもらいたい!
ということで今回は、日本みつばちについて私の知っている限りのことを

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はじめまして、時生屋です。

はじめまして、時生屋です。

はじめまして。
時生屋/tokiyaと申します。

高知県四万十川のほとりにて、有機農家に就農しながら夫婦で日本みつばちの養蜂をしています。

日々のこと、暮らしや農業や日本みつばちのこと、時生屋を取り巻く色々のことを発信する場として、noteをはじめました。

おもしろい記事など書ける気は微塵もしませんが、楽しみながら続けることが大事ということで。
よし、それならできそう!



突然ですが皆

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