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これからの時代を生き抜くために、絶対的に必要な考え方。個人のブランド化。その真髄をすさまじい熱量で叩き込んでくれる一冊。『ブランド人になれ!会社の奴隷解放宣言 - 田端信太郎』【書評】

田端信太郎著『ブランド人になれ!会社の奴隷解放宣言』

本著をひとコトで表現するならば、個人の存在感・個人の希少性が求められるこれからの時代に、自分をブランド化するための心得。そして叱咤激励。社会の中で自分という個の存在を明確に打ち出すための真髄をブチ込んでくれる一冊。

このまま今の会社で意志も持たずに働いていていいのだろうか? と感じている人に特に読んでもらいたい一冊です。

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ここ数年ボーナスが貰えていない。昇給がない。社員が退職していく。
そんな状況に置かれている人も多いのではないでしょうか。そう。何を隠そう、日本は景気が悪いのです。で、今後、景気が良くなっていく材料がないのです。

となると、あなたが勤めている会社だって、いつまで存続するかわからない。近い将来、潰れてしまうかもしれない。

また、AIが台頭してくれば、あなたの仕事はAIが担うことになるかもしれない。機械的にこなせる仕事は文字通り、機械がやったほうが精度が高いしスピードも速い。

今後、社会に放り出されるかもしれない、ということなんですよ。

そこで何が必要だと思いますか。そう。個人のブランドなわけです。あなた個人がどれだけ個人としての信用を得ていて、どれだけ社会的希少性があるのか。そして、信用や希少性があなたの身を助けてくれることになるのです。

本著では、自分をブランド化する方法が熱く語られています。

価値とは何か。
名をあげるとは何か。
どうすれば世に名をあげられるのか。
発信者とは何か。
そして、ブランドとは何か。

今の時代、個人をブランド化するために役に立つツールは揃っている。だからこそ、努力量がものを言う世界に突入したといっても過言ではない。だからもう、言い訳はできない。

本著で語られる言葉には、すさまじい熱量がある。突き動かされる躍動感がある。そして、読了後に理解した。ブランド人になるためには、とにかく行動し、とにかく大声で叫ぶこと。

これから会社の存在感はさらに薄れ、個人として求められることが高まっていきます。肌で感じられるほどに、それは加速していくと思う。

そうなってから個人のブランドの重要性に気づいても、もう遅い。先に気づいて行動しまくった奴らは、ずっとずっと先を走っていることになる。
そうなってしまわぬよう、本著で個人のブランド化の重要性を腹落ちさせ、すぐにでも行動をはじめてみてはいかがでしょうか。

『ブランド人になれ!会社の奴隷解放宣言』。すさまじい迫力で、一歩を踏み出すための背中を押してくれる一冊です。


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