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天秤座の彼 〜ホロスコープ解釈実例 〜

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【 てんびん座の彼 〜ホロスコープ解釈実例 〜 】

てんびん座


この方との出逢いは2018年。

渋谷で開催された、
この方のセミナーへ参加したことがきっかけです。

今回、てんびん座のモデルとして書かせてもらっているのは
経営者として多方面で活動されている方です。


ここで、あえて多方面としたのは、
発信されている内容が、
時代の数歩先を見据えているものだからです。

誰もが、なんとなく感じているけれど、
まだ見えていない領域を、あらゆるツールを使って
五感で受け取れるようにしてくれる人。

ブログでもライブ配信でも、とにかく精力的。

でも、実際にお逢いして、お茶を飲みながらお話すると、
全然ガツガツしていなくて、穏やかでなごむのです。

この雰囲気、てんびん座っぽいなぁと(笑

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「どんなホロスコープなんだろう」とドキドキしますね。

生年月日、出生時間、出生地を入力して
「ホロスコープ作成」のボタンを押す瞬間が、
たまらなく好きなのです。

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ホロスコープのいいところのひとつとして、
その人の見えない部分も浮き彫りになりやすいところ。

大胆なようにみえているけど、
実は繊細な部分がとても多いとか、

おとなしい印象があっても、
決めるときはとても強いとか・・・

言葉にできない、なかなか表には伝えにくい・・・

そのような部分までカバーできるのが、
いいなぁと感じています。

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【 10/17生まれ てんびん座 】

太陽 てんびん座
月 かに座

水星 てんびん座
金星 さそり座
火星 さそり座

木星 ふたご座
土星 しし座

Asc おとめ座
MC おうし座

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火:2(海王星あり
地:0
風:4(冥王星あり
水:4(天王星あり

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クォリティ的にはバランスがとれているので
自己完結できる思考回路という印象。

そして、地のエレメントが0に対して、
風と水のエレメントが4つずつ。

これを仕事のスタンスとして考えてみるなら、

同じことをコツコツ反復するというよりは、

まわりが求めているものを察知するセンスに
軽やかさが上乗せされるので、

とにかく、そのときの状況にあわせて、
次々と投げかけているようなスタイル。

だから、集まってくる人のタイプも、
かなり幅広くなるのは必然。

火のエレメントの影響がそこまで強くはないからこそ、

自分が率先していくよりも、
きっかけを提供して、まわりを気遣いながら進んでいく感じ。


ホロスコープから伝わってくるのは

客観と主観の振り幅を、
あえて大きくしながら生きているような感覚。

完成形にこだわるのではなく、
あくまでもプロセスのなかへ、ひとつの結果を見出すだけ。

この方が本当に大切にしていることは
「動いていることそのもの」だと感じられます。

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個々の惑星だけの解説もいいんですが、
すべてをひっくるめた、
その方のトータル的なストーリーを綴っていきます。

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てんびん座の太陽
「調整能力、バランスを保つ」ですが、

この方にとって、大切なことは
偏らないようにあり続けるというスタンス。

あくまでも偏らないことを優先した結果、
バランスがとれていたという流れ。

偏らないことを意識できるのは
「思い切り偏ることができる」ことも意味します。

バランスを保つほうが優位になると、
思い切り偏ることへの抵抗が強くなります。

「両極端を経験するからこそ、本当の意味でのバランスがわかる」
 
そういう考えなんじゃないかなと。

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かに座の月
「情感にあふれた関係を大切にしたい欲求」ですが、

さらに深めていくと
「誰にとっても安心できる場所を守りたい」という感覚。

「安心」を感じさせてくれるものは、
見方によっては、たくさんあります。

元気であること、お金があること、
人とのつながりがあることetc。

ただ、これらが満たされていても、
自分の内面をみせることができなければ、
安息はないのかもしれません。

この方の祈りは
「生きることへ、もっと安心してもいい」ということ。

この方の発信している内容や講座の行き着くところは、
すべて「安心感」になっていると感じるんです。

だからといって、
スピリチュアル界隈で使われている
曖昧模糊な定義を当てはめることも、絶対にしていない。

根拠や事例は、
あくまでも「現実」という日常のなかに即したもの。

「本当の安心感は現実のなかにだけある」
そのスタンスこそが、この方の美意識なのかなと。

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水星のてんびん座ですが、
まさにこの方にとってはバランスが命!

つねにふたつ以上のことを比較して答を導きだせるため、
考え方や意見がとても客観的。

この方の著書にパートナーシップについてのものがあります。

まさに男性性と女性性を対比させながら、
ひとつの結論を導いた内容。

男性の感性と女性の感性を
ニュートラルな視点で眺めているからこその作品だと思います。

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金星のさそり座は一体感あってこそ。

自分が惚れた対象には深い絆を求めるはず。

これはものごとを深く探求するスタイルにも通じてきます。

さそり座はてんびん座の次に位置している星座。

これはてんびん座で得たものを引き受ける役割も担っています。

その「ふたつ以上をひとつにする」ストーリーこそ、
この方にとっての喜びにつながるものじゃないかなと。

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火星のさそり座は抑圧しているエネルギーを見極めて、
うまく爆発させることができるのか、そこがカギ。

喜びや嬉しさは、基本的に解放する場所を選びませんが、

不安や恐れ、怒りといったものには、
場所は選ぶべきという暗黙のルールがあります。

この方のコンテンツのエッセンスは、

この抑えてしまいやすい感情を徹底的に見つめて、
分析して、さらにわかりやすく昇華しています。

このレベルまで変えることができたのは、
おそらく、人一倍抑圧してきた経験からじゃないのかな(笑

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木星のふたご座が意味するもの。

鏡リュウジ先生によれば、
木星とは「幸運を手に入れるうえで欠かせない態度」とのこと。

つまり、そこにふたご座があるので
「軽快なフットワーク」が必要不可欠。

もちろん、そこには
コミュニケーションのリズムも含まれますが、

今の世相になる前から、
この方は基本的にSNSでのライブ配信をフルに活用。

リアルセミナーとは少しテイストの違う
相互作用がそこにははたらきます。

ライブ配信って、
それこそ同時に多くの方と会話ができるんですよね。

リアルとバーチャルの狭間、あの適度な距離感こそ、
これからの時代を象徴している気がしてなりません。

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土星のしし座

その人らしいなぁと、感じるポイントは
みな、それぞれ違いますが、

僕がこの方のホロスコープのなかで
どうしても見逃したくないのは、
土星にあるしし座だと感じています。

しし座のキーワードとして「自己肯定」があります。

ここが試練として、その人を鍛えてくれるものであり、
乗り越えるべきテーマ。

「前進」を象徴する太陽へてんびん座、
「拡大」の象徴である木星にふたご座があることで、

自分を外へ向かって表現するときには、
常に「客観的な自分」が見ているイメージ。

土星にしし座があるので、
本来は「やりたいようにやりたい」もすごく強いはず。

そこは譲りたくないところだと思う(苦笑

しし座の「やりたい」は、まさに主観的なので、

この主観と客観のせめぎ合いも、
内心はとても多かったんじゃないのかなと。

視点をどこに定めることが、
本当の意味での自己肯定へつながっていくのか。

そもそも、主観や客観というのは既成概念にすぎず、
別の視点があるんじゃないのか。

答はまだ出ていないからこそ、問いかけながら生きている。

それでも、いずれ新しい答を創造するはずです。

この方にとって「肯定は自問してこそ」。

土星のしし座が与える試練に、いつも挑戦している、
そんな気がします。

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この方の人生のストーリーが凝縮されているのが、
Ascのおとめ座MCのおうし座

Ascのおとめ座は、この世界を
「秩序立てるため」に生まれてきたことを表していて、

MCのおうし座は「現実世界で生きること」が、
いつまでも追いかけていく光のようなもの。


この方にとって、秩序立てるものは現実世界であって、

それこそが真の自己肯定を創造してくれるもの。

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この方はどこまでも安心できる世界を創りたい、
そんな想いで生きている人なんだと感じています。

目に映る現実から受け取る感覚をベースにしたとき、

「安心」という聞き慣れた言葉への、
素直な疑問が生まれてくる。

本当は、思考や感情が常に渦巻き、
インプットしているものはディープだと思うんです。

それでも、アウトプットがライトだからこそ、
まわりへスムーズに届いていく。

自分をフィルターとして、一度濾過された言葉をもって、
まわりへ新たに問いかけている。

答のかけらが、フィードバックされることによって、
次の疑問が生まれて、再び問いかける。

答はつかめなくとも、自分とまわりとのあいだに生まれる、
この絶え間ない問答という名の循環こそ、

この方にとっての
「安心」という概念に近いものなのかなと感じています。

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自分から観たまわりと
まわりから観た自分を巡り続けること。

それがポリシー。


てんびん座のあなたの生き方をリスペクトしています。

いつも応援しています。


時正でした。



○天秤座の彼のストーリーをさらに深めた続編はこちら

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