天秤座の彼 〜ホロスコープ解釈実例 〜
【はじめましての方へ】
3分で読める、とっきぃのプロフィール
stand fmにて音声配信中(再生回数42,000以上)
【 てんびん座の彼 〜ホロスコープ解釈実例 〜 】
この方との出逢いは2018年。
渋谷で開催された、
この方のセミナーへ参加したことがきっかけです。
今回、てんびん座のモデルとして書かせてもらっているのは
経営者として多方面で活動されている方です。
ここで、あえて多方面としたのは、
発信されている内容が、
時代の数歩先を見据えているものだからです。
誰もが、なんとなく感じているけれど、
まだ見えていない領域を、あらゆるツールを使って
五感で受け取れるようにしてくれる人。
ブログでもライブ配信でも、とにかく精力的。
でも、実際にお逢いして、お茶を飲みながらお話すると、
全然ガツガツしていなくて、穏やかでなごむのです。
この雰囲気、てんびん座っぽいなぁと(笑
----
「どんなホロスコープなんだろう」とドキドキしますね。
生年月日、出生時間、出生地を入力して
「ホロスコープ作成」のボタンを押す瞬間が、
たまらなく好きなのです。
----
ホロスコープのいいところのひとつとして、
その人の見えない部分も浮き彫りになりやすいところ。
大胆なようにみえているけど、
実は繊細な部分がとても多いとか、
おとなしい印象があっても、
決めるときはとても強いとか・・・
言葉にできない、なかなか表には伝えにくい・・・
そのような部分までカバーできるのが、
いいなぁと感じています。
----
【 10/17生まれ てんびん座 】
太陽 てんびん座
月 かに座
水星 てんびん座
金星 さそり座
火星 さそり座
木星 ふたご座
土星 しし座
Asc おとめ座
MC おうし座
----
火:2(海王星あり
地:0
風:4(冥王星あり
水:4(天王星あり
----
クォリティ的にはバランスがとれているので
自己完結できる思考回路という印象。
そして、地のエレメントが0に対して、
風と水のエレメントが4つずつ。
これを仕事のスタンスとして考えてみるなら、
同じことをコツコツ反復するというよりは、
まわりが求めているものを察知するセンスに
軽やかさが上乗せされるので、
とにかく、そのときの状況にあわせて、
次々と投げかけているようなスタイル。
だから、集まってくる人のタイプも、
かなり幅広くなるのは必然。
火のエレメントの影響がそこまで強くはないからこそ、
自分が率先していくよりも、
きっかけを提供して、まわりを気遣いながら進んでいく感じ。
ホロスコープから伝わってくるのは
客観と主観の振り幅を、
あえて大きくしながら生きているような感覚。
完成形にこだわるのではなく、
あくまでもプロセスのなかへ、ひとつの結果を見出すだけ。
この方が本当に大切にしていることは
「動いていることそのもの」だと感じられます。
----
個々の惑星だけの解説もいいんですが、
すべてをひっくるめた、
その方のトータル的なストーリーを綴っていきます。
----
てんびん座の太陽は
「調整能力、バランスを保つ」ですが、
この方にとって、大切なことは
偏らないようにあり続けるというスタンス。
あくまでも偏らないことを優先した結果、
バランスがとれていたという流れ。
偏らないことを意識できるのは
「思い切り偏ることができる」ことも意味します。
バランスを保つほうが優位になると、
思い切り偏ることへの抵抗が強くなります。
「両極端を経験するからこそ、本当の意味でのバランスがわかる」
そういう考えなんじゃないかなと。
----
かに座の月は
「情感にあふれた関係を大切にしたい欲求」ですが、
さらに深めていくと
「誰にとっても安心できる場所を守りたい」という感覚。
「安心」を感じさせてくれるものは、
見方によっては、たくさんあります。
元気であること、お金があること、
人とのつながりがあることetc。
ただ、これらが満たされていても、
自分の内面をみせることができなければ、
安息はないのかもしれません。
この方の祈りは
「生きることへ、もっと安心してもいい」ということ。
この方の発信している内容や講座の行き着くところは、
すべて「安心感」になっていると感じるんです。
だからといって、
スピリチュアル界隈で使われている
曖昧模糊な定義を当てはめることも、絶対にしていない。
根拠や事例は、
あくまでも「現実」という日常のなかに即したもの。
「本当の安心感は現実のなかにだけある」
そのスタンスこそが、この方の美意識なのかなと。
----
水星のてんびん座ですが、
まさにこの方にとってはバランスが命!
つねにふたつ以上のことを比較して答を導きだせるため、
考え方や意見がとても客観的。
この方の著書にパートナーシップについてのものがあります。
まさに男性性と女性性を対比させながら、
ひとつの結論を導いた内容。
男性の感性と女性の感性を
ニュートラルな視点で眺めているからこその作品だと思います。
----
金星のさそり座は一体感あってこそ。
自分が惚れた対象には深い絆を求めるはず。
これはものごとを深く探求するスタイルにも通じてきます。
さそり座はてんびん座の次に位置している星座。
これはてんびん座で得たものを引き受ける役割も担っています。
その「ふたつ以上をひとつにする」ストーリーこそ、
この方にとっての喜びにつながるものじゃないかなと。
----
火星のさそり座は抑圧しているエネルギーを見極めて、
うまく爆発させることができるのか、そこがカギ。
喜びや嬉しさは、基本的に解放する場所を選びませんが、
不安や恐れ、怒りといったものには、
場所は選ぶべきという暗黙のルールがあります。
この方のコンテンツのエッセンスは、
この抑えてしまいやすい感情を徹底的に見つめて、
分析して、さらにわかりやすく昇華しています。
このレベルまで変えることができたのは、
おそらく、人一倍抑圧してきた経験からじゃないのかな(笑
----
木星のふたご座が意味するもの。
鏡リュウジ先生によれば、
木星とは「幸運を手に入れるうえで欠かせない態度」とのこと。
つまり、そこにふたご座があるので
「軽快なフットワーク」が必要不可欠。
もちろん、そこには
コミュニケーションのリズムも含まれますが、
今の世相になる前から、
この方は基本的にSNSでのライブ配信をフルに活用。
リアルセミナーとは少しテイストの違う
相互作用がそこにははたらきます。
ライブ配信って、
それこそ同時に多くの方と会話ができるんですよね。
リアルとバーチャルの狭間、あの適度な距離感こそ、
これからの時代を象徴している気がしてなりません。
----
土星のしし座。
その人らしいなぁと、感じるポイントは
みな、それぞれ違いますが、
僕がこの方のホロスコープのなかで
どうしても見逃したくないのは、
土星にあるしし座だと感じています。
しし座のキーワードとして「自己肯定」があります。
ここが試練として、その人を鍛えてくれるものであり、
乗り越えるべきテーマ。
「前進」を象徴する太陽へてんびん座、
「拡大」の象徴である木星にふたご座があることで、
自分を外へ向かって表現するときには、
常に「客観的な自分」が見ているイメージ。
土星にしし座があるので、
本来は「やりたいようにやりたい」もすごく強いはず。
そこは譲りたくないところだと思う(苦笑
しし座の「やりたい」は、まさに主観的なので、
この主観と客観のせめぎ合いも、
内心はとても多かったんじゃないのかなと。
視点をどこに定めることが、
本当の意味での自己肯定へつながっていくのか。
そもそも、主観や客観というのは既成概念にすぎず、
別の視点があるんじゃないのか。
答はまだ出ていないからこそ、問いかけながら生きている。
それでも、いずれ新しい答を創造するはずです。
この方にとって「肯定は自問してこそ」。
土星のしし座が与える試練に、いつも挑戦している、
そんな気がします。
----
この方の人生のストーリーが凝縮されているのが、
Ascのおとめ座とMCのおうし座。
Ascのおとめ座は、この世界を
「秩序立てるため」に生まれてきたことを表していて、
MCのおうし座は「現実世界で生きること」が、
いつまでも追いかけていく光のようなもの。
この方にとって、秩序立てるものは現実世界であって、
それこそが真の自己肯定を創造してくれるもの。
----
この方はどこまでも安心できる世界を創りたい、
そんな想いで生きている人なんだと感じています。
目に映る現実から受け取る感覚をベースにしたとき、
「安心」という聞き慣れた言葉への、
素直な疑問が生まれてくる。
本当は、思考や感情が常に渦巻き、
インプットしているものはディープだと思うんです。
それでも、アウトプットがライトだからこそ、
まわりへスムーズに届いていく。
自分をフィルターとして、一度濾過された言葉をもって、
まわりへ新たに問いかけている。
答のかけらが、フィードバックされることによって、
次の疑問が生まれて、再び問いかける。
答はつかめなくとも、自分とまわりとのあいだに生まれる、
この絶え間ない問答という名の循環こそ、
この方にとっての
「安心」という概念に近いものなのかなと感じています。
----
自分から観たまわりと
まわりから観た自分を巡り続けること。
それがポリシー。
てんびん座のあなたの生き方をリスペクトしています。
いつも応援しています。
時正でした。
○天秤座の彼のストーリーをさらに深めた続編はこちら
○てんびん座のあなたへのメッセージはこちら
【セッション】
『かわいさ』を思い出すタロットと星詠み
【はじめましての方へ】
3分で読める、時正のプロフィール
〜テイストを変えたさらに詳しいプロフィール〜
『時正の履歴書』〜理想の果て〜 はこちら
「何座ですか?」ときかれて、答えるのは太陽星座。
〜あなたの魅力を12星座が語ります〜
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?