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カツカレーを超えてゆけ

カレー界の王様、キングメニューといえば、名前が挙がるのはこれ。


🍛カレー界の王様

カツカレーに間違いないでしょう。なんといっても、トッピングがカツですからね。ボリュームあり、豪華さあり、量的な食べ応えはもちろん、カツの衣の食感が加わることで、満足感もアップ。これは間違いなく、カレー界のエース。

でももし、もしですよ。そんなカツカレーが座り続けた王座を、おびやかすカレーがあるとしたら。

カツカレーが君臨するその最上位のポジションを、超えていく可能性を持つカレーがあるとしたら。

🥩カツカレーをおびやかす

これでどうだ、ステーキカレー。

そもそも、比較対象がハンバーグや白身フライであれば、カレーのトッピングとしてのカツは強い。

ハンバーグに対しては、衣の食感という武器を手に闘いを優位に進められるし、白身フライに対しては、お肉という素材の利を活かして優勢に持ち込める。

しかし、相手がステーキとなるとどうでしょう。そもそも、単品メニューとして見たとき、その格が違うような気がしてなりません。

とんかつはおいしいし、豪華だけど、やはりあくまで庶民のごちそう。

それに対してステーキはどうだ。ハレの日のごちそうで、間違いなくスペシャルなメニューではないでしょうか。

なんといっても、とんかつが豚ならば、ビーフステーキはその名のとおり、ビーフ、牛、牛肉です。

その出自からして、間違いなく高級メニューになるべく、お肉屋さんに並んでいるのです。

そんなステーキをカレーに載せてしまう。それがカツカレーを超えるための、必殺技。そう、その名はステーキカレー。

💧味の決め手は和風ソース

ステーキカレーの味の決め手は、カツカレーのソースに対して、和風がポイント。

すりおりしたにんにく、しょうが。

ここに醤油、ポン酢、みりんを合わせてスタンバイ。

🍛カレーはもちろんビーフでシンプル

そうこうしているうちに、ステーキカレーの準備が進んでいきます。

もう止まらない、ノンストップ・メイキング・オブ・Theマイ・ステーキカレー。

お肉を載せるので、カレーはシンプルに。

もちろん、いつものビーフカレーなので、このカレーソースにも、牛肉の旨味はたっぷり溶け込んでいます。

でもステーキが登場するわけですから、あえて煮込んだ牛は今回は盛り付けなし。

これも作り置き、冷凍カレーだからできる技。ほろほろに煮込んだお肉は、次回のカレーで楽しむことにして、今回はステーキに注力します。

🥩ステーキ・オン・Theライス

さて、では焼き上げたステーキをカットします。

切り方は斜めに削ぎ切り。お肉の断面がちらりと見える、その感じが食欲そそります。そして、ちょっとハイソな演出でもあります。

ライスの上、カツカレーならカツが収まるポジションに、ステーキがどどん。

💧ソースは肉の旨味たっぷり

ここで味のポイントソースの仕上げ。

お肉を焼いたあとのフライパンに、合わせておいたソースをいれて点火、ファイヤー。軽く木べらでこするようにして、お肉の旨味を溶かし込みます。

ぶくぶく泡立ってきたらOK。

お肉と一緒に焼いたにんにくも、ここで再登場、トッピングに活躍します。

🍛ステーキカレー降臨

できました、ステーキカレー。

どうです。カツカレーに負けないどころか、凌駕しかねない豪華なビジュアル。

豚汁なんかを添えたら、街の洋食屋さんの人気セットみたいになりますね。これ、絶対名物メニューになる気がします。

ではまずカレーソースをごはんと一緒に。うん、安定のビーフカレー。おいしいぞ。

そしてもちろん、次はステーキ。まずはお肉だけいってみましょうか。もぐもぐ。うんうん、ステーキだ。

カツカレーって、カツは常にカレーと一緒に食べる気がするんですけど、ステーキはなんか違いますね。これだけで超ごちそうなわけですから、まずは1切れステーキとしていただきたくなりました。

さて、いよいよステーキ&カレーのひと口です。お肉の下のごはんごと、スプーンですくって、カレーとともに。

おお、これはステーキだ。そしてカレーだ。肉だ、ビーフだ。にんにくの効いた醤油ソースも、カレーに加わるとアクセントとして有効。カツカレーとはぜんぜん違う個性をアピールしてきます。

🎖️カツカレーを超えてゆけ

今回載せたステーキ、388円だったかな、それくらいでお肉屋さんで売ってた牛モモステーキ用なんですけど、この値段であれば見た目は贅沢でも、お財布にはけっこう優しく仕上げられますよね。

カツにある、あのざくざくした衣の食感はなくとも、ビーフステーキがカレーに載るのは豪華なこと間違いなし。カツカレーを超えたかどうかは、好みかもしれませんが、超えようとしたその努力は、間違いなくここに花開いた、そんなおうちごはんです。

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tokeiya
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