〆まで完璧、アクサバッツァ。
梅雨入りが遅いことしは、夏があっという間にやってきそうです。この夏はずいぶんと暑くなる予報が聞こえてきますね。
🐟あっさりイタリアン
暑いとさっぱりしたものが食べたくなりますが、素麺や冷やし中華みたいな、冷たいメニューばかりがさっぱりしたものというわけではありません。
たとえば、イタリアンの人気メニュー、アクアパッツァ。これなんかも、夏向きのあっさりした味わいだと思います。
お魚と夏野菜を軽く煮込んだ、さっぱり風味のひと皿で、料理名のアクアは水。水煮だと知ると、そのあっさり味にも納得がいきますね。
🐟今回はサバを使います
使うお魚は、レストランだと鯛やスズキなど、白身が多いようですが、今回はおうちごはん。お財布にやさしいサバを使ってつくってみることにします。
サバに砂抜きしたアサリ、にんにく、ミニトマト、ピーマン、そしてハーブはイタリアンパセリとバジル。材料を揃えると、彩りがすでに赤白緑でイタリアントリコロールです。
🍲焼いて煮込もう
ではアクアパッツァづくり、スタートです。
フライパンにオリーブオイル大さじ1を敷いたら、にんにくとサバの切り身をいれて火を点けます。
途中で返して、両面にしっかり焼き色が付いたら、白ワインを注ぎます。このとき、火がつきますが、アルコール分が飛んだら消えるので、慌てず待ちましょう。火傷などしないよう、くれぐれも気をつけてください。
ワインを半量くらいまで煮詰めて、あさりとピーマン、トマトを合わせて、水とオリーブオイルを加えます。
強火で煮立てながら蓋をします。
2、3分軽く煮込んだら、こしょうで味を調えます。
🧂塩は味を見てから
今回、塩は加えていませんが、スープの味を見て物足りなければ、すこし塩を足してもOKです。
トケイヤkitchenのレシピでは、塩をあまり使わないのですが、たとえばお醤油や味噌、市販のコンソメなどに含まれる塩分や、今回でいえばアサリのように素材にも多少なりとも塩味は含まれています。
なので、塩分ゼロを目指しているわけではなく、味を見てから、足りなければ出すというスタンスで塩を使うようにしています。
🐟サバだからアクサバッツァ
彩りよく盛り付けたら、やっぱりイタリアンカラー。
中央のサバの上に、刻んだイタリアンパセリとバジルを飾って、お皿の縁にこしょうを散らしました。
アクアパッツァのお魚をサバにしたら、アクサバッツァのできあがり。こういう駄洒落、好きなんですよね。なんかキャッチーな気がしませんか。
🥄残ったスーブも楽しもう
さてサバ、アサリ、野菜を堪能したあと、スープはどうしましょうか。
もちろん、そのままスープとして楽しんでもおいしいのですが、考えてみるとお鍋的な料理でもあるので、〆を加えていただくことにしました。
🍝〆のパスタもおいしいひと品
フライパンに戻したスープに、細麺パスタを加えて、火にかけます。
パスタがやわらかくなってきたら、バターを加えてさらに加熱。
スープに立つ泡が細かくブクブクしてきたら、こしょうをパラパラ。
ねっとりした感じに煮詰まったら、できあがりです。
魚介と野菜の旨味をたっぷり吸った、スープパスタを〆につるつる。コク出しに加えたバターがいい仕事してます。
この夏、冷たく冷やした白ワインと一緒に、こんなひと皿いかがでしょう。お財布にやさしいのも、大きなポイントです。
🍽アクサバッツァと〆パスタの分量
🐟アクサバッツァの材料(1皿分)
・鯖の切り身…1切れ
・ミニトマト…4個
・ピーマン…1/2個
・あさり…4個
・にんにく…2片
・白ワイン…1/2カップ
・水…1/2カップ
・オリーブオイル…大さじ1+1
・イタリアンパセリ…適量
・バジル…適量
・こしょう…適量
🍝〆パスタの材料(1皿分)
・カッペリーニ…お好みの量
・アクサバッツァのスープ…残しておいた量
・バター…10グラム程度
・こしょう…適量
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