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マイ佐世保バーガーとクラフトコーラ(&甲子園)の夏

先日記事にしたとおり、この夏はクラフトコーラ作りにハマっています。

何度か作っているとだんだんアレンジしたくなってきて、ベースになるスパイスにピンクペッパーを足してみたり、カラメルの焦がし加減を強くしてみたり、いろいろ試すのも楽しく感じています。

そしてぜひやってみたいと思っていたのが、クラフトコーラに合わせてハンバーガーを頬張ること。それもテレビで夏の甲子園を見ながら。

なんか、ザ・夏という感じでしょ?

そこで思い出したのが、佐世保バーガー。


🍔マイ佐世保バーガー

長崎県佐世保市は戦後に米軍基地がおかれた関係で、アメリカ文化の息づく街で、ハンバーガーもそんなひとつです。

ご当地グルメアレンジ再現企画としても楽しそうなので、さっそく自分でハンバーガーを作ってみることにしました。

再現するにあたっていろいろ調べてみましたが、必ずこれを使うみたいな素材やトッピングの決まりがあるわけではないようです。

トケイヤkitchen風に作りますが、アメリカ由来ということで、ここだけはこだわるというポイントを決めました。

  • パティはビーフ100%

  • ソースはケチャップベース

  • ピクルスを手作りする

  • チーズとベーコンエッグを挟む

  • トマトも入れる

  • フライドポテトを添える。

どうでしょう。アメリカンな感じしませんか。
これがレギュレーション・オブ・マイ佐世保バーガーです。

ではご当地グルメ再現アレンジ企画“佐世保バーガー篇”のスタートです。

玉ねぎはスライスして、レタスと一緒に水にさらしておきます。

🥒欠かせないアクセント

続いてハンバーガーのアクセントといえばこれ。ピクルスを手作りします。

🥒ピクルスの材料
・きゅうり…1/2本
・しょうが…1片
・酢…1/4カップ
・砂糖…大匙1
・塩…小匙1

きゅうりはスライス、しょうがは千切りにします。

鍋に材料を合わせて火にかけて、沸いてきたら火を止めます。

そのまま冷ましておきます。

作りやすい分量で作ったので、今回全部使うわけではありませんが、煮汁ごと冷蔵庫で保存しておけば、サンドイッチやタルタルソースにも使えます。

🥩パティはもちろんビーフ100

🍔パティの材料
・牛ひき肉…100グラム
・片栗粉…小匙1
・ブラックペッパー
・コリアンダーシード
・ナツメグ

今回のパティは牛肉100%。
卵やパン粉も使わなければ、玉ねぎも入れず、肉感しっかりのビーフパティに仕上げます。

ボウルに材料を合わせて練っていきます。

粘り気が出てまとまってきたらOKです。

さあ、焼きましょう。

脂を敷いたフライパンにパティのタネを載せてから火をつけます。

強火で焼いて片面にしっかり焼き色がついたら返して、弱火に落としてじっくり焼いていきます。

🍔憧れのトーストスタイル

そしてハンバーガー作りでこれは絶対やっておきたいこと。
ここでバンズ登場です。

ハンバーグを焼いている隣でバンズを焼くのって憧れますよね。
今回はフライパンですが、ホットプレートで焼くともっと気分が盛り上がるかも。

熱いうちにバターを塗っておきます。
パンのふちがかりっと焼けた感じがいいと思いませんか。

🧀チーズは輝くオレンジ色

続いてチーズの登場です。
もちろんオレンジ鮮やかなチェダーチーズです。

パティのサイズにあわせてちぎったら載せて蓋をします。

じっくりと蒸し焼きにしたらチーズがとろり。
つやつやした表面がきれいです。

アメリカンな仕上がりを高めてくれるベーコンと卵も焼きます。

🍟ハンバーガーといえばポテト

付け合わせはもちろんフライドポテト。

洗ったじゃがいもを耐熱皿に入れてラップフィルムをふわりとかけ、電子レンジで5分加熱します。

最終的に揚げてさらに熱を加えるので、竹串を刺して少し手ごたえがあるくらいが理想です。

冷めてから皮をはがすように剥いて、短冊状にカットします。

高めの温度でからっと揚げればフライドポテトのできあがり。

油を切って熱いうちに塩を振っておきます。

🍔ソースにもアメリカの風を

ソースもアメリカンな感じでケチャップベースで仕上げます。

🍅ソースの材料
・ケチャップ
・フレンチマスタード
・あらびきコショウ

フレンチマスタードの酸味と香りがアクセントです。

よく混ぜたらできあがり。

🍔ハンバーガービルディング

いよいよハンバーガーを仕上げます。
バンズの上に具材を積み上げていくのってわくわくします。

バンズにソースをたっぷりと。

レタスを敷いたらハンバーグを載せます。

さらにスライスしたトマト、ベーコン、玉ねぎ、ピクルス。
ピクルスも自家製というのがちょっとしたこだわりです。

目玉焼きは両面焼いて黄身を固めの半熟に仕上げました。

🍔できたぞマイ佐世保バーガー

おお。どうです。このそびえ立つ感じ。まさにバーガービルディングです。

アメリカンなボリュームがたまりません。
人気のグルメバーガー的な仕上がり。

どうやって食べたらいいのか悩ましい。
そのあたりもアメリカンでグルメバーガーですね。

🥃そうそう、これが大事

おっと、忘れてはいけません。
合わせるのはもちろん自家製クラフトコーラ。

氷とレモンスライスを入れたグラスにクラフトコーラを注ぎます。

ソーダで満たせばできあがり。

🍔夢・夢・夢の共演

ついに夢がかないました。

手作り佐世保的ハンバーガーに自家製クラフトコーラの共演です。

そしてテレビに映るのは夏の甲子園。

  • 佐世保バーガー

  • クラフトコーラ

  • 夏の甲子園

夢と夢と夢の共演です。

食べるときは上からぎゅっと押して高さを抑えるっていうんですかね、ぎゅっとやります。ぎゅっとね。

圧縮をしてもべちゃっとつぶれないのはビーフ100%の弾力ならではです。

見てください。この断面。

これぞハンバーガー。

🍔グルメバーガーの元祖かも

街にあまたある有名チェーン店のおかげで、ハンバーガーはいまや日本中どこでも食べられるグルメです。

手軽でお値段も親しみやすく、ボリューム満点で、若い人にもおとなにも大人気。チェーン店のハンバーガーにはそんな魅力がたっぷりです。ファストフードの代表といってもいいかもしれません。

でもそれとは一線を画しているのが、ここ最近人気のいわゆる“グルメバーガー”というカテゴリ。チェーンのハンバーガーが一個2~300円で食べられるのに対して、ひと皿1000円を超える値段は当たり前。

そんなグルメバーガーの最大の特徴は、ハンドメイドというところにあると思います。

チェーン店のハンバーガーももちろんお店でパティを焼いてバンズを温めて、という調理をしますが、グルメバーガーはもっとそこを極めている気がします。そしてその分手間がかかり、ファストフードとしてのハンバーガーとは別のジャンルにいるのではないでしょうか。

そしてアメリカ文化の影響を受けて、おそらく日本でもいち早くハンバーガーという料理の定着した佐世保のハンバーガーは、グルメバーガーの元祖といえるかもしれません。

でも値段は700~800円くらいのものが多いようです。ファストフードとグルメバーガーの間にいる、そんな存在。

いい換えれば、毎日気軽に食べられる定食屋さんのランチのような価格帯です。

だからこそ佐世保の街に定着し、日本中にその名が知られる人気グルメになったのかもしれないなと思いました。

手作りバーガーを食べながら観戦した甲子園大会。
故郷のチームは、惜しくも敗れてしまいましたが、いい試合でした。

今度作るときは、プロ野球のナイター観戦をしながら、ビールと一緒に楽しんでみたいです。


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