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四日市とんてきでパワーチャージ

コツコツと続いているご当地グルメのアレンジ再現企画。

今回は三重県の四日市とんてきにチャレンジしてみます。

🐽とんてきはひらがなで書く

再現するにあたって調べてみたら、四日市とんてき協会さんのサイトを見つけました。

“とんてき”ってなんとなくカタカナで書きがちな単語ですが、ひらがななんですね。

ポイントは、
・分厚い豚肉
・粒丸ごとのにんにく
・黒いソース
という感じで、なかなかのがっつりメニュー。

夏のパワーチャージによさそうです。

元祖はこちらのお店とのことで、グローブと呼ばれる形にも注目です。

🐽まずにんにくを下ごしらえ

にんにくはスライスやみじん切りではなく、皮を剥いたら丸いまま使います。たださすがに火が通りにくいサイズなので、ちょっと下ごしらえをすることにしました。

耐熱皿ににんにくを入れます。

30秒ほど電子レンジで加熱して、竹串を刺してみます。すこし抵抗を感じるけど、すっと刺さるくらいの手ごたえが理想です。

🐽ソース作りと付け合わせ

ソースは濃い味付けで色が黒いのが特徴ということで、いろいろ調べてみたところ、ウスターソースをベースにするようです。

🧂ソースの材料(2皿分くらい)
・ウスターソース…1/2カップ
・醤油…小匙1
・みりん…大匙1
・砂糖…大匙1
・こしょう…お好みの量

香りにこしょうをきかせるのがポイント。よく混ぜておきます。

付け合わせは千切りキャベツ。いかにもごはんが進みそう。

🐽とんてき焼いていきます

お肉は焼く前に冷蔵庫から出して20~30分ほど置いておきます。
常温に戻すことで、焼きムラなく熱が入るようになります。

包丁の背で格子状にたたいて、すじを切っておきます。

続いて四日市とんてきの特徴的な形に変身させるポイント。

脂身の方から切り込みを入れます。
たしかに野球のグローブっぽいですね。

さあ、いよいよ焼きです。
フライパンにオリーヴオイルを敷いて、強火にかけます。

煙が出てきたら弱火にしてお肉を入れます。

動かさずにじっくり焼いて、下になった面に焼き色がついたらお肉を返して、にんにくを入れます。

フライパンの油をスプーンですくってお肉にかけながら、上と下の両面から、じっくりと火を通していきます。

指で表面を押してみて、鼻の頭くらいの弾力を感じたら焼き上がりです。

アルミホイルで包んで10分ほど置き、肉汁を落ち着かせ、余熱で火を通します。

お肉の焼き方はこちらの記事でちょっと語らせてもらってます。よかったらご一読を。

🐽さあ、仕上げです

いよいよ味付けです。

フライパンの余分な油をキッチンペーパーでさっと拭ったら、ソースを入れて火にかけます。

強火でソースを泡立ててすこし煮詰めます。

お肉をもどしてからめます。
このとき、アルミホイルの中に出ている肉汁もフライパンに入れるようにします。

キャベツと一緒に盛り付けて、たっぷりソースをかけたらできあがり。

🐽夏のパワーはとんてきで

ソースと油のまじりあったつやつやの照りがきれいですね。

スパイシーなウスターソースをベースにしながら、醤油と砂糖もプラスされているので、洋風の照り焼きとでもいう感じで、ごはんをモリモリ食べたくなるような味付けです。

もちろんビールにもばっちり。
暑い毎日、がっつり食べてパワーチャージしたいですね。



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