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お好み焼きはジオメトリック。

10月10日は“お好み焼きの日”なんだそうです。鉄板で焼く“ジュージュー”からきてるとのことで、なんだか鼻の奥に、ソースの焼ける香ばしい香りが漂ってくる気がします。


🔥お好み焼きのストラクチャ

お好み焼きは関西、特に大阪を代表する“粉もん”のトップランナー。たこ焼きがおやつになるのと比べると、こちらはぐっと食事度が増して、メインのごはんでもあり、ビールのお供でもあり、ちょっとつまむたこ焼きとは違って、しっかり食べるメニューという感じがします。

そんなお好み焼の味付けはといえば、まずはだし。粉を溶くときに、ただの水ではなく、だし汁を使って味に深みを出すのが一般的かなと思います。もちろん家庭でつくるときは、本格的なだし汁をとってつくるのではなく、水に粉末のだしを足す感じでOK。でも、水ではなく、だしなんです。

それからソース。とんかつソースや中濃ソースでもよさそうなものですが、ソース界にはお好み焼きソースという、専用のソースが存在しています。実は自分はこれが大好きで、キッチンに常備しているソース類は、ウスターとお好みだったりします。

トッピングはかつおぶし、青のり。彩りに紅しょうががあってもいいところですが、紅しょうがは生地に混ぜ込んだほうが、ソフトな感じのアクセントになるかなとも思います。

🎨お好み焼きのマヨ模様

おっと、忘れてはなりません。お好み焼きの上に美しい模様を描くあれ。

そう、マヨネーズです。

いま思い返すと、小さい頃、家で食べていたお好み焼きにはマヨネーズはかかってなかったような気もします。でも、いつの頃からか、お好み焼きといえばマヨネーズがあって当たり前になっていました。

もしかしたら子どもの頃は、酸味が苦手な子どもだったので、自分の分だけ親がマヨネーズをかけないようにしてくれてたのかもしれません。

でも、いまは大好きです、マヨネーズ。お好み焼きの上のマヨネーズもあって当然、ないともの足りません。

そのマヨネーズ。お好み焼きのマヨネーズって、けっこうアートしてますよね。なんというか、幾何学模様みたいで、ああ、きれいだなと思います。

🎨お好み焼きでアートしよう

今回はお好み焼きをつくって、マヨネーズでアートしてみるお話です。

まずはお好み焼きの生地づくりから。天ぷら粉、卵、水に粉末かつおだし、天かす、紅しょうがを加えます。

ざくざく混ぜて生地をなじませます。スプーンでキャベツを刻む感じで混ぜて、一体感が出たらOK。

油を敷いたフライパンを熱して、生地を広げます。

今回は細く切ったチャーシューを使って豚玉にします。

返して両面を焼いていきます。

焼き上がり。スパニッシュオムレツみたいですね。

ソースをたっぷり。お好みソースは我が家の大切な常備調味料。

さあ、いよいよここからアートタイム。

まずはマヨネーズを細く線状に。

🎨アートの秘密兵器

マヨアートの秘密兵器登場です。

キラーン。竹串。

マヨネーズの線に垂直になるよう、竹串を動かします。

すーっ。一本、また一本。

どうでしょう。きれいですよね。

😋お好み焼きはジオメトリック

仕上げに、おかかと青のり。その下から顔を覗かせる、ジオメトリックなマヨ模様。

ちなみに、“ジオメトリック”は幾何学模様のことらしいです。そんな言葉、普段使わないので知らないですよね。今回、記事を書くに当たり調べてみました。こういうちょっとしたきっかけで、知識って蓄積されるんだなと思いました。

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