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ハラミを壺漬けしたら我が家は焼肉屋さん

むしょうに焼肉が食べたくなったある日。そのきっかけはこれ。

食器や調理器具の専門店にふらっと立ち寄ったときに見つけて、ひとめ惚れをして買った壺です。

🏺壺の中身はあれやこれ

こういう壺って、なにが入ってるかと思い浮かべると、梅干しとかお漬物を漬けてたりしそう。それからお店だと、うなぎや焼き鳥のタレが継ぎ足し継ぎ足し何十年も大切に受け継がれていたりもしそうな感じ。

そして、あれ。焼肉屋さんのあれです。

タレでもんだお肉が、こんな壺でテーブルに登場して、それをトングでつまんで熱した焼き網にぽんっ。ジュージュー。

そう、これです、これ。今回はこれにします。

🏺ハラミを壺漬けしてみよう

🥩材料
・ハラミ(ステーキ用)
・コチュジャン…小さじ1
・醤油…大さじ1
・みりん…大さじ1
・砂糖…大さじ2
・おろしにんにく…小さじ1
・おろししょうが…小さじ1
・にんにく…1片

今回のちょっとしたこだわりはこれ。どどーん。

カット済みの焼肉用ではなく、ステーキ用のハラミを使います。

それを好きなサイズにみずから切り分け。ひと切れひと切れをちょっと長めにします。壺の中のお肉をトングで持ちあげると、ぶら~んと垂れ下がるあの感じ。憧れます。

お肉が切れたら、漬けダレを準備します。

コチュジャンに醤油、みりんと砂糖。おろしたにんにくとしょうがを入れて混ぜ合わせます。

タレにお肉をからめて壺にイン。薄切りにしたにんにくをパラリ。

次のお肉をタレにディップ、壺にイン。にんにくパラリ、次のお肉をタレにディップ、壺にイン、にんにく。次のお肉をタレにディップ、壺にイン。

次のお肉をタレにディップ、壺にイン&にんにく。次のお肉をタレにディップ&にんにく、壺に…無限に繰り返したい楽しい作業です。

入れ終わったら、ラップフィルムを表面に密着するようにかぶせます。蓋をしたら漬け込みの工程。冷蔵庫に入れて1時間ほど、味をなじませます。

🥬野菜たくさん小鉢レシピ

お肉が仮眠をしている間に準備するのはこれ。

焼き肉屋さんにいくと、最初に付き出し的な野菜の小鉢がずらっと出てくるお店ってありませんか。ナムルとかキムチとか野菜がいろいろで、あれ、嬉しいんですよね。

今回のメインはしっかり焼き肉屋さんスタイルを目指すので、野菜小鉢もその方向で作ってみます。お品書きはこちら。

  • キムチ風キャベツの浅漬け

  • もやしの焼きナムル

  • きゅうりのごま和え

それぞれのレシピはクラシルさんで詳しく公開中なので、そちらを紹介させていただきます。

まずはキムチ風の即席メニュー。豆板醤の辛みに粉末出汁を加えるのがポイント。かつおだしの魚介のニュアンスがキムチ感を出すのに活躍します。

続いてもやしでナムル。ポイントはもやしをしっかり焼いて水分を飛ばすこと。旨味がぎゅっと詰まって、作り置いても水っぽくなりにくいのがお気に入りです。

きゅうりはごまの風味を活かした小鉢に。ごまって、焼肉屋さんのおつまみの味の隠れポイントな気がします。

こういう感じでひと品ひと品盛り付けて並べると雰囲気が出ますね。

🏺壺漬けできたら焼肉しよう

さて、そろそろお肉もいい漬かり具合になっている頃。

トングでつまんで取り出す。わくわくしてきました。

フライパンに油を敷いて煙が出るまで熱したら弱火に落としてお肉を載せます。

焼き色がついたら返す。

タレの染みたお肉は焼けるにつれ、たまらない香りを立ちのぼらせてくれますね。早く食べたい。美味しさが充満してきます。

🥩焼けた焼けたよお肉が焼けた

お肉を焼きつつセッティング。

サンチュは欠かせません。

焼き上がったハラミを載せてスタンバイ。

できました。焼肉屋さんが我が家にやってきました。

つけダレはこんな感じで用意しました。

さあ、あとは食べるだけ。

サンチュにハラミと小鉢の野菜を包んで、つけダレにちょんちょん、パクリ。またパクリ。

最初にお肉とキムチ風キャベツを包んだら、次はお肉と焼きナムル。その次はお肉とごまきゅうり。次は、次はと味を変えつつ食べれば、あっという間にお皿は空に。

焼きたい、焼きたいもっと焼きたい。漬けたい漬けたい、もっと漬けたい。

今夜の我が家は焼肉屋さんです。

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