未熟 × 熱

日本という国は、モノが溢れていて、
現時点での我らの力100%に近い商品、サービスが出回っている。

世界で見る数少ない幸せな国。

それが幸せかどうかはわからないが、
そんな完璧に近いモノに僕らは慣れてしまっている。

完璧なモノが出てくるのが当たり前になり、
それらが基準を作り、
それによって日本のモノは品質が世界一だとか、消費者が求めている以上のサービスが受けられるという、過剰なサービスが作る側を苦しめているとも言えるっちゃ言えるし、それがMade in Japanのいいところとも言える。

そんなサービスを受けて我らは当然のごとく感動はしない。そこに利用する側は何の熱も生じない。だって当たり前だから

だけど、みんなが夢中になって応援したり、熱くなったりしているものを見ると、完璧とは程遠い、未熟なモノに関心が集まっている気がする。

これは前述した通り、完璧なモノに慣れてしまっているからなのか、人間が未熟なモノの方が応援したくなるとか、僕がどうにかしなきゃと感じちゃったりする。

結果として未熟なモノが多くの人から支援されているのをよく見かける。

未熟と言っても、ただ未熟なだけではただの未熟なモノだし、未熟が許されるのはソフトの面だけ。ハードが未熟だとただの欠陥品として捉えられる。

例えば車。

これは乗る人の安全面だとかの問題があるから、未熟だったら困りますっ。

むしろ未熟だと、バッシングを受けて色々な面でマイナスになる。

あとは最近の話でいうと、ZOZOスーツ。
僕、スーツ頼んだけど、パンツの裾全然思い通りじゃないやんけ!
って思った。それでお直ししたら、予定よりも2ヶ月遅れると。ただでさえZOZOスーツ自体の納品が遅れたくせに、サイズ違うは、お直しに時間かかるわ、二度と頼まんわいっ!ってなる。これがハードの難しいところ。

ソフトの面なら許される!

AKBの生い立ちもそうでしょ。
劇場で、明らかにthe アイドルと言われてない子達が一生懸命小さなスタジオで踊って歌って、それを見て彼女たちを我らの手で持ち上げていきたいという思い。

これ、今の時代なら勝ちパターン。

あとは、例えば架空になっちゃうけどスラムダンク。
才能はあるが、エリートとは言えない、まだ未熟だけど、目標に向かって熱く、がむしゃらに突き進んでいくアウトローなメンバーたちが、全国制覇を目指すと。

きっと当時見ていた人たちはその姿に魅了され、没頭し、いつのまにか瞳奪われて始まってたでしょ。
そこに漫画だけど、見ている我々も熱くなる。

見過ごすと、当たり前だけど、実はここが肝だと思っていて、
未熟ながら何か目的に向かって、熱狂的に必死に取り組んでいる姿に、人は魅力され応援したくなる。そして人はそのストーリーに自身も参加すらしたくなる。

だから、何かをやるとき、別に用意周到で360度付け入る隙がないくらいにまでしなくたっていい。

何か熱くなれて、それをとことんやり込もうって思える姿が見れれば、人は応援したくなるし、やりらながら、足らないものを付け足して行けばいい。

どうしてもやりたいことがあれば、まずやってみればいい。その代わり誰よりも熱くやらなきゃダメ。

熱くなって、とことんやり込む。子どもの頃はできたけど、大人になったらクソな教育のマインドコントロールでできなくなってる。

だからまず未熟でもいいからやる、あと走りながら付け足していけばいい。


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