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日記

19
雑多なことをつらつらと
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2020年7月の記事一覧

すべての道がローマに通ずるなら

すべての道がローマに通ずるなら

ローマじゃなくてもいい。

どこか目的地があるとする。

それが近所の薬局なら歩いていけばいいし、最寄駅のパン屋なら自転車を選ぶかもしれない。

目的地の距離によっては電車に乗ったり、はたまた新幹線や飛行機を選ぶだろう。

大抵の場合は目的地への適切なアクセス方法を心得ていて、それらを適宜併用したりしながら目的地へと向かっていく。

例えば私が今東京にある家の外のコンクリートで舗装された道に立って

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常識とかいう不明確

朝起きる。

時計とカレンダーを見る。

そんな当たり前の日常の一コマを少し掘り下げてみる。

時計が指し示すその時刻が正しいとされている理由を知っているだろうか、それが間違っているとなった時に自分でそれを確かめるすべを持っているだろうか。

知識としては、地球の自転周期を24等分し、さらにそれを60等分したものを時間の尺度として採用していることを知っているかもしれない。

地球の公転周期を365

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便利かくあるべし

例えば

猫が猫じゃらしに戯れているとする。

犬が投げられたボールに飛びつく。

子供が目の前のおもちゃで遊ぶ。

それを見たとして何を感じるだろう。

可愛いと感じるか無邪気だと思うか人それぞれだろう。

さて

電車の中で周りを見回してみるとする。

老若男女皆一様にスマートフォンを覗き込んでいる。

動物と何が違うだろう。

もちろん目的意識や高い目標のために自己投資や勉強としてその利便性

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身近な発電所

電力なしで生きていける人は少ないだろう。

衣食住の全てにおいて人類はその多大な恩恵に依存している。

火力、水力、風力、原子力などを電力エネルギーに変換して便利な形で生活に用いている。

さて私が今キーボードを叩いて入力しているこの文章も、物理的に言えば脳から送られた電気信号により手指の筋肉を動かすことによって形になっているものである。

脳神経科学には明るくないが、人はその意思により電気信号と

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ぴえん考

何かと生きにくい世の中だと思う。

いや、それぞれの構え方次第だしいつの世もある程度は生きにくさがあったろう。

ただ間違い無く言えるのは、インターネット社会に生かされている現代人は先人たちが味わったことのない肩身の狭さを感じているということだ。

人間関係とそのコミュニケーションは肌身離さず持ち歩くスマホに伴いいつ何時も最優先事項然と生活に割り込んでくる。

’繋がっている’ことが常であり、誰の

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「継続は力なり」の限界

「継続は力なり」の限界

日記の二日目である。今日は諸用で帰宅が遅くなった。

友人との時間を設けることも、切り上げて帰宅してこれを記すことも、明日の朝も余裕を持って迎えることも自分で決めたことである。

手短ではあるが、最近感じたことを記すことにする。

「継続は力なり」

よく目にする言葉である。このフレーズに対してその通りだな、と思う反面、その意味の真髄について感じたことがある。

例えば自身の何かしらに対して問題意

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サブスクで夕立は聞けない

サブスクで夕立は聞けない

日々インプットは怠らないようにしている。

毎日何か一つでも未知との遭遇を経験するようにするのがここ最近のテーマだ。

色々なものに触れ、見聞きし、考えてばかりいると煮詰まってくるので、月並みではあるが日記を書くことにした。

最近外を出歩く時イヤフォンを外すようにしている。

もちろん音楽は好きだし、折々にその素晴らしさを感じることも少なくない。

これは「未知に対してオープンでありたい」という

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