常識とかいう不明確
朝起きる。
時計とカレンダーを見る。
そんな当たり前の日常の一コマを少し掘り下げてみる。
時計が指し示すその時刻が正しいとされている理由を知っているだろうか、それが間違っているとなった時に自分でそれを確かめるすべを持っているだろうか。
知識としては、地球の自転周期を24等分し、さらにそれを60等分したものを時間の尺度として採用していることを知っているかもしれない。
地球の公転周期を365等分したものを暦として採用していることを知っているかもしれない。
じゃあそれを検証してみたことはあるだろうか。信頼に足ることとして実証したことはあるだろうか。
実生活には知ったつもりのことがいかに多いだろうか。
地球が太陽の周りを回っているということも、地球が青くて丸いらしいというのも、全て信頼に足り得るらしい人が主張していることを、どうやら合点が行くらしいという理由で採用しているに過ぎない。
自分の実体験や自説の立証として’知っている’ことが自分の周りにいかに少ないことか。
もちろん今から人類の叡智の歴史を辿るような考察や実験を一人の人生で再現するのは難しいが、先人たちの功績を辿ることは出来る。
世界が未知で溢れていることに気づいてから勉強が発見と驚きに満ちていてとても楽しい。
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