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日々の感謝note(心が不安になったら読むnote)

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※2021年3月11日よりタイトル変更します 私たちが日々生活する中で、感謝の心を保つことはとても重要です。 このマガジンは、神道の神職の資格を持つ異色の新米クリスチャンが、『小…
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2021年4月の記事一覧

日々の感謝note#84~大いなる愛

日々の感謝note#84~大いなる愛

【Ⅱペテ1:5~7/新改訳2017】
だからこそ、あなたがたはあらゆる熱意を傾けて、
信仰には徳を、徳には知識を、知識には自制を、
自制には忍耐を、忍耐には敬虔を、敬虔には兄弟愛を、
兄弟愛には愛を加えなさい。

 信仰は自分で勝ち取ったものではなく、神様から恵みとして賜ったものなのです。したがって、眠らせることなく、絶えず成長させていかなければならないのです。そのための要素はいろいろありますが、

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日々の感謝note#83~委ねる

日々の感謝note#83~委ねる

【民12:3 /新改訳2017】
モーセという人は、地の上のだれにもまさって柔和であった。

 モーセには、姉ミリアムと兄アロンがいました。ある時、モーセの妻に関して、二人から非難されました。でも、モーセは、一切自己弁護せずに黙って聞いていました。主に委ねたのです。すると、主が、二人を呼んで、「嫉妬からの非難はやめて、モーセが神から与えられた権威に従うように」と、諭すのです。
 今日も、「主権は主

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日々の感謝note#82~信頼関係の土台

日々の感謝note#82~信頼関係の土台

【Ⅱコリ2:17 /新改訳2017】
私たちは、多くの人たちのように、
神のことばに混ぜ物をして売ったりせず、
誠実な者として、また神から遣わされた者として、
神の御前でキリストにあって語るのです。

 人と人との信頼も重要なものです。信頼が厚ければ厚いほど、誠実に行動することができるのです。それ以上に大切なことは、神との信頼関係です。まずは、私たちを造られた創造主なる神に信頼を置くこと、その基盤

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日々の感謝note#81~『ギブ』の精神

日々の感謝note#81~『ギブ』の精神

【箴22:9 /新改訳2017】
善意の人は祝福を受ける。
自分のパンを貧しい者に与えるからだ。

 「善意の人」の直訳は、「目の良い人」です。つまり、神様のフィルターを通して人を見ることができる人の事なのです。それは、すべてを善意に解釈し、差別しないで受け入れ、忍耐強く待つ人でしょうか。お返しを期待しないでパンを与える人、そんな人が善意のひとであり、その人には祝福が待っているのです。
 今日も、

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日々の感謝note#80~リーダーシップ

日々の感謝note#80~リーダーシップ

【Ⅰテサ5:14 /新改訳2017】
兄弟たち、あなたがたに勧めます。
怠惰な者を諭し、小心な者を励まし、弱い者の世話をし、
すべての人に対して寛容でありなさい。

 出会う人すべてに寛容を示すのは、難しいと思いますが、まずは、一番身近な人からはじめて、だんだんと拡げていけばいいのではないのでしょうか。案外、一番身近な人が難しかったりしますが、主に祈りつつ続けていくといつのまにか寛容という御霊の実

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日々の感謝note#79~敬天愛人

日々の感謝note#79~敬天愛人

すると、しもべは言った。
「ご覧ください。この町には神の人がいます。
この人は敬われている人です。
この人の言うことはみな、必ず実現します。
今そこへ参りましょう。
私たちが行く道を教えてくれるかもしれません。」
(サムエル記 第一 9章6節)

神様からの預言を頂いた先人の教えが、聖書にはたくさん出てきます。

混沌とした時代にあって、何をよりどころにして生きていくか。困難な状況の中で、何をより

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日々の感謝note#78~覚悟をもつこと

日々の感謝note#78~覚悟をもつこと

【ルツ2:2/新改訳2017】
モアブの女ルツはナオミに言った。
「畑に行かせてください。そして、
親切にしてくれる人のうしろで
落ち穂を拾い集めさせてください。」
ナオミは「娘よ、行っておいで」と言った。

 ルツは、異邦人でしたが、イエス・キリストの系図にはっきりと記載されています。有名な絵画、ミレーの「落穂拾い」は、ここからの出典です。夫とは死別し、故郷を離れ、義母であるナオミについて行って

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日々の感謝note#77~聖なる心

日々の感謝note#77~聖なる心

【Ⅰコリ15:10 :新改訳2017】
ところが、神の恵みによって、私は今の私になりました。
そして、私に対するこの神の恵みは無駄にはならず、
私はほかのすべての使徒たちよりも多く働きました。
働いたのは私ではなく、私とともにあった神の恵みなのですが。

 使徒パウロは、はじめは、イエス様を信じる人々を迫害していましたが、イエス様に出会ってからは、イエス様を伝えるものと変えられました。そのすべてが

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日々の感謝note#76~穏やかな心で過ごすために

日々の感謝note#76~穏やかな心で過ごすために

【イザヤ書 66章2節 : 新改訳2017】
これらすべては、わたしの手が造った。
それで、これらすべては存在するのだ。
──【主】のことば──
わたしが目を留める者、それは、
貧しい者、霊の砕かれた者、
わたしのことばにおののく者だ。

「これら」とは、主が創造された万物のことです。花を見ても、月を見ても、星を見ても、創造された神様にまで、思いを巡らす人には、神様もちゃんと目を留めてくださるので

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日々の感謝note#75~心のオアシス

日々の感謝note#75~心のオアシス

【テモテへの手紙 第一 4章8節 : 新改訳2017】
肉体の鍛錬も少しは有益ですが、今のいのちと来たるべきいのちを約束する敬虔は、すべてに有益です。

 これは、パウロがテモテへ書いた手紙ですが、この中で肉体的な鍛錬は、必要なものではあるが、一時的であり、敬虔のための鍛錬は永続的に価値があるものであると言っているのです。イエス様を信じ、永遠の命が与えられ、神の子とされる特権をも与えられた者は、目

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日々の感謝note#74~安心の中で過ごす

日々の感謝note#74~安心の中で過ごす

【ダニエル書 10章19節 : 新改訳2017】
その方は言った。「特別に愛されている人よ、恐れるな。安心せよ。強くあれ。強くあれ。」その方が私にそう言ったとき、私は奮い立って言った。「わが主よ、お話しください。あなたは私を力づけてくださいましたから。」

 安心を担保されると、勇気が湧いてきて、力強く前へ前へと進めるようになるものです。たとえ目の前に困難な道が横たわっていたとしても、全能なる神様

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日々の感謝note#73~心の物差しをつくる

日々の感謝note#73~心の物差しをつくる

【マタイの福音書 7章17節 : 新改訳2017】
良い木はみな良い実を結び、悪い木は悪い実を結びます。

広い道と狭い道の二つ道、悪い木と良い木の二つの木、真の告白と偽の告白という二つの告白、砂の上の家と岩の上の家という二つの家、私たちの前にはいつも選択しなければならない二つの道があります。その選ぶ基準がどこにあるのか、それは聖書にあるのです。聖書は、心のメトロノームなのです。 
 今日も、心の

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日々の感謝note#72~いつも心地よく過ごすこと

日々の感謝note#72~いつも心地よく過ごすこと

いつも柔和で心穏やかに過ごすためには、心地よいことをイメージすることが大切です。

自分が心地よいと感じることを見つけて、とりあえずやってみる。そして、気持ちが良いと感じたら続けてみること。

そうすることで、自然と良い流れに乗ることができます。

信仰も、まず神様の恵みを知ること、それが心地よいと感じることから始まります。

私があなたがたに会いたいと切に望むのは、御霊の賜物をいくらかでも分け与

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日々の感謝note#71~心を整える智恵

日々の感謝note#71~心を整える智恵

【サムエル記 第一 3章10節 : 新改訳2017】
【主】が来て、そばに立ち、これまでと同じように、「サムエル、サムエル」と呼ばれた。サムエルは「お話しください。しもべは聞いております」と言った。

これは、少年サムエルが、祭司エリに仕えていた時に、主がサムエルに語られた時の場面です。この時代、紀元前1100年ごろですが、祭司たちは堕落していました。神様は、初めての預言者として、少年サムエルを訓

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